562 / 616
第9章 オレはケレメイン大公国の大公妃殿下です。
562.ドリアン王国の国王陛下とバチバチやり合っていますが、手強いです。最強兵器カズラくんが?
しおりを挟む「三国同盟などというものを作り上げ、徒党を組んでいれば、強気な物言いもできるか。」
とドリアン王国の国王陛下。
おおう、ドリアン王国の国王陛下は、ガッツリ喧嘩する気だなー。
「ケレメイン大公国、マウンテン王国、サーバル王国からの侵略の心配をせずに、ドリアン王国は、国内の統治に集中されるといい。
侵攻して統治するほどのうまみがないドリアン王国には、侵略の危機など無縁の心配だろう。」
とクロード。
クロードに、ドリアン王国は、国として魅力的じゃないと言われたドリアン王国の国王陛下は、痛くも痒くもないという顔をしている。
「用意された椅子に座っていた若造が既に国作りに失敗した経験を活かし、年長者である私に助言をくれてやろうと考えたのか?
ちゃちなプライドを守って治められる国など、たかが知れている。」
とドリアン王国の国王陛下。
言ってくれるなー。
「国を発展させるために、独自の技術を確立させたり、アイデアを出したりする苦労が、ドリアン王国ではちゃちな自己実現になるのかなー?
儲かりそうなものを他所の国で見つけたら、人や技術をドリアン王国に持ち帰って模造品を作る。
その成果が出て、今のドリアン王国は便利で豊かになったのかな?」
「ドリアン王国の民は、誰も不自由な暮らしをしていない。」
とドリアン王国の国王陛下。
「国民が不自由な暮らしをしていないから、今までのやり方を捨てる気にならないのかな。
でも、もう、ドリアン王国が他の国から取り放題できた時代は終わった。
ケレメイン大公国、マウンテン王国、サーバル王国は、もう何もドリアン王国に取らせない。」
マウンテン王国の女王陛下スナメリ様とサーバル王国の女王陛下シガラキノ様がオレに同調する。
「この世界にあるものは、必要だから、あるのだ。
この世界に既に存在するなら、私達が、それを必要としてもおかしくはない。
ドリアン王国民であることが、必要なものを欲することを妨げる理由にはならぬ。」
手強いなー。
強奪するための屁理屈が。
ドリアン王国の第二王子は、国王陛下の背中を追いきれなかったから、失脚したのかもしれない。
ドリアン王国の国王陛下に方針転換を決断させたいんだけどなー。
一筋縄ではいかない模様。
ドリアン王国の第二王子が幽閉されたのは、第二王子のした署名の内容を、ドリアン王国は引き継がないと明言する布石かな?
ドリアン王国の国王陛下は、国王が女神様の力を授かれない以上、女神様には従わないという意向なんだよな。
創世神の女神様と住人が対等。
もしくは。
住人は、女神様から差し出されたものを貰い受けるのが当然だと考えているよなー。
女神様が、力を授けるか否かは、女神様の意思なのにな。
図々しい?
がめつい?
根本的な、女神様と住人の位置づけがおかしい。
女神様は、ドリアン王国を気に入ってこなかったのは、ドリアン王国内の女神様に対する扱いが悪いせいだったりするよなー?
女神様との関係性のとらえ方が、他の国との関係性を歪める発端となったのかもしれない。
「ドリアン王国の国王陛下はドリアン王国を豊かだと言うけれど、ドリアン王国にはなぜか魅力がない。」
「魅力がないだと?
ドリアン王国を貶めるために、呼びつけたか。
謝罪を要求する。」
とドリアン王国の国王陛下。
おっと、謝罪要求ときたかー。
「ドリアン王国と関わることに利点を見出すことができなかった三国は、ドリアン王国が魅力的な国に変わらないかぎり、関わりを持たなくても困らない。
ドリアン王国の国のトップは、失敗から学んでいないようだ。」
とクロード。
「ドリアン王国に生まれると、息を吐くように、国の評判を落としていくのは、国民性だよね。」
とカズラくん。
「元神子が、偉そうに。」
とドリアン王国の国民陛下。
「ぼくは、偉くて強いよ。
元神子様のぼくに逆らって無事でいられると思っている?」
とカズラくんは、ドリアン王国の国王陛下を黙らせた。
最終兵器、カズラくん。
「ドリアン王国は、他人の知恵や財産で食ってきたから、自分で食い扶持を稼ぐ方法を知らないんだよ。
ドリアン王国にとって、今一番の他人は、女神様だね。
女神様がドリアン王国の国王陛下に力を授ける機会が未来永劫に失われたときから、今までと同じ態度や考え方では女神様との関わりを続けられないとまだ理解できないでいるなんて、哀れだね。
女神様のことは、無料で力を授けて国を支えてくれる便利な存在で、ドリアン王国が踏んだり蹴ったりしても、気にせず利用できると考えてきたんだろうけれど。
そんな時代はもう終わった、と言っているんだよ。
新時代に適応できないなら、今の便利さがドリアン王国の最高到達点だね。
後は、ドリアン王国だけ衰退あるのみだよ。
誰も助けないよ。
誰も利用させないよ。
それが、ドリアン王国のしてきたことの結果だよ。」
とカズラくん。
とドリアン王国の国王陛下。
おおう、ドリアン王国の国王陛下は、ガッツリ喧嘩する気だなー。
「ケレメイン大公国、マウンテン王国、サーバル王国からの侵略の心配をせずに、ドリアン王国は、国内の統治に集中されるといい。
侵攻して統治するほどのうまみがないドリアン王国には、侵略の危機など無縁の心配だろう。」
とクロード。
クロードに、ドリアン王国は、国として魅力的じゃないと言われたドリアン王国の国王陛下は、痛くも痒くもないという顔をしている。
「用意された椅子に座っていた若造が既に国作りに失敗した経験を活かし、年長者である私に助言をくれてやろうと考えたのか?
ちゃちなプライドを守って治められる国など、たかが知れている。」
とドリアン王国の国王陛下。
言ってくれるなー。
「国を発展させるために、独自の技術を確立させたり、アイデアを出したりする苦労が、ドリアン王国ではちゃちな自己実現になるのかなー?
儲かりそうなものを他所の国で見つけたら、人や技術をドリアン王国に持ち帰って模造品を作る。
その成果が出て、今のドリアン王国は便利で豊かになったのかな?」
「ドリアン王国の民は、誰も不自由な暮らしをしていない。」
とドリアン王国の国王陛下。
「国民が不自由な暮らしをしていないから、今までのやり方を捨てる気にならないのかな。
でも、もう、ドリアン王国が他の国から取り放題できた時代は終わった。
ケレメイン大公国、マウンテン王国、サーバル王国は、もう何もドリアン王国に取らせない。」
マウンテン王国の女王陛下スナメリ様とサーバル王国の女王陛下シガラキノ様がオレに同調する。
「この世界にあるものは、必要だから、あるのだ。
この世界に既に存在するなら、私達が、それを必要としてもおかしくはない。
ドリアン王国民であることが、必要なものを欲することを妨げる理由にはならぬ。」
手強いなー。
強奪するための屁理屈が。
ドリアン王国の第二王子は、国王陛下の背中を追いきれなかったから、失脚したのかもしれない。
ドリアン王国の国王陛下に方針転換を決断させたいんだけどなー。
一筋縄ではいかない模様。
ドリアン王国の第二王子が幽閉されたのは、第二王子のした署名の内容を、ドリアン王国は引き継がないと明言する布石かな?
ドリアン王国の国王陛下は、国王が女神様の力を授かれない以上、女神様には従わないという意向なんだよな。
創世神の女神様と住人が対等。
もしくは。
住人は、女神様から差し出されたものを貰い受けるのが当然だと考えているよなー。
女神様が、力を授けるか否かは、女神様の意思なのにな。
図々しい?
がめつい?
根本的な、女神様と住人の位置づけがおかしい。
女神様は、ドリアン王国を気に入ってこなかったのは、ドリアン王国内の女神様に対する扱いが悪いせいだったりするよなー?
女神様との関係性のとらえ方が、他の国との関係性を歪める発端となったのかもしれない。
「ドリアン王国の国王陛下はドリアン王国を豊かだと言うけれど、ドリアン王国にはなぜか魅力がない。」
「魅力がないだと?
ドリアン王国を貶めるために、呼びつけたか。
謝罪を要求する。」
とドリアン王国の国王陛下。
おっと、謝罪要求ときたかー。
「ドリアン王国と関わることに利点を見出すことができなかった三国は、ドリアン王国が魅力的な国に変わらないかぎり、関わりを持たなくても困らない。
ドリアン王国の国のトップは、失敗から学んでいないようだ。」
とクロード。
「ドリアン王国に生まれると、息を吐くように、国の評判を落としていくのは、国民性だよね。」
とカズラくん。
「元神子が、偉そうに。」
とドリアン王国の国民陛下。
「ぼくは、偉くて強いよ。
元神子様のぼくに逆らって無事でいられると思っている?」
とカズラくんは、ドリアン王国の国王陛下を黙らせた。
最終兵器、カズラくん。
「ドリアン王国は、他人の知恵や財産で食ってきたから、自分で食い扶持を稼ぐ方法を知らないんだよ。
ドリアン王国にとって、今一番の他人は、女神様だね。
女神様がドリアン王国の国王陛下に力を授ける機会が未来永劫に失われたときから、今までと同じ態度や考え方では女神様との関わりを続けられないとまだ理解できないでいるなんて、哀れだね。
女神様のことは、無料で力を授けて国を支えてくれる便利な存在で、ドリアン王国が踏んだり蹴ったりしても、気にせず利用できると考えてきたんだろうけれど。
そんな時代はもう終わった、と言っているんだよ。
新時代に適応できないなら、今の便利さがドリアン王国の最高到達点だね。
後は、ドリアン王国だけ衰退あるのみだよ。
誰も助けないよ。
誰も利用させないよ。
それが、ドリアン王国のしてきたことの結果だよ。」
とカズラくん。
45
お気に入りに追加
1,674
あなたにおすすめの小説
迷子の僕の異世界生活
クローナ
BL
高校を卒業と同時に長年暮らした養護施設を出て働き始めて半年。18歳の桜木冬夜は休日に買い物に出たはずなのに突然異世界へ迷い込んでしまった。
通りかかった子供に助けられついていった先は人手不足の宿屋で、衣食住を求め臨時で働く事になった。
その宿屋で出逢ったのは冒険者のクラウス。
冒険者を辞めて騎士に復帰すると言うクラウスに誘われ仕事を求め一緒に王都へ向かい今度は馴染み深い孤児院で働く事に。
神様からの啓示もなく、なぜ自分が迷い込んだのか理由もわからないまま周りの人に助けられながら異世界で幸せになるお話です。
2022,04,02 第二部を始めることに加え読みやすくなればと第一部に章を追加しました。
嫌われ者の僕が学園を去る話
おこげ茶
BL
嫌われ者の男の子が学園を去って生活していく話です。
一旦ものすごく不幸にしたかったのですがあんまなってないかもです…。
最終的にはハピエンの予定です。
Rは書けるかわからなくて入れるか迷っているので今のところなしにしておきます。
↓↓↓
微妙なやつのタイトルに※つけておくので苦手な方は自衛お願いします。
設定ガバガバです。なんでも許せる方向け。
不定期更新です。(目標週1)
勝手もわかっていない超初心者が書いた拙い文章ですが、楽しんでいただければ幸いです。
誤字などがありましたらふわふわ言葉で教えて欲しいです。爆速で修正します。
幽閉王子は最強皇子に包まれる
皇洵璃音
BL
魔法使いであるせいで幼少期に幽閉された第三王子のアレクセイ。それから年数が経過し、ある日祖国は滅ぼされてしまう。毛布に包まっていたら、敵の帝国第二皇子のレイナードにより連行されてしまう。処刑場にて皇帝から二つの選択肢を提示されたのだが、二つ目の内容は「レイナードの花嫁になること」だった。初めて人から求められたこともあり、花嫁になることを承諾する。素直で元気いっぱいなド直球第二皇子×愛されることに慣れていない治癒魔法使いの第三王子の恋愛物語。
表紙担当者:白す(しらす)様に描いて頂きました。
氷の華を溶かしたら
こむぎダック
BL
ラリス王国。
男女問わず、子供を産む事ができる世界。
前世の記憶を残したまま、転生を繰り返して来たキャニス。何度生まれ変わっても、誰からも愛されず、裏切られることに疲れ切ってしまったキャニスは、今世では、誰も愛さず何も期待しないと心に決め、笑わない氷華の貴公子と言われる様になった。
ラリス王国の第一王子ナリウスの婚約者として、王子妃教育を受けて居たが、手癖の悪い第一王子から、冷たい態度を取られ続け、とうとう婚約破棄に。
そして、密かにキャニスに、想いを寄せて居た第二王子カリストが、キャニスへの贖罪と初恋を実らせる為に奔走し始める。
その頃、母国の騒ぎから逃れ、隣国に滞在していたキャニスは、隣国の王子シェルビーからの熱烈な求愛を受けることに。
初恋を拗らせたカリストとシェルビー。
キャニスの氷った心を溶かす事ができるのは、どちらか?
囚われ王子の幸福な再婚
高菜あやめ
BL
【理知的美形宰相x不遇な異能持ち王子】ヒースダイン国の王子カシュアは、触れた人の痛みを感じられるが、自分の痛みは感じられない不思議な体質のせいで、幼いころから周囲に忌み嫌われてきた。それは側室として嫁いだウェストリン国でも変わらず虐げられる日々。しかしある日クーデターが起こり、結婚相手の国王が排除され、新国王の弟殿下・第二王子バージルと再婚すると状況が一変する……不幸な生い立ちの王子が、再婚によって少しずつ己を取り戻し、幸せになる話です
君に望むは僕の弔辞
爺誤
BL
僕は生まれつき身体が弱かった。父の期待に応えられなかった僕は屋敷のなかで打ち捨てられて、早く死んでしまいたいばかりだった。姉の成人で賑わう屋敷のなか、鍵のかけられた部屋で悲しみに押しつぶされかけた僕は、迷い込んだ客人に外に出してもらった。そこで自分の可能性を知り、希望を抱いた……。
全9話
匂わせBL(エ◻︎なし)。死ネタ注意
表紙はあいえだ様!!
小説家になろうにも投稿
とある金持ち学園に通う脇役の日常~フラグより飯をくれ~
無月陸兎
BL
山奥にある全寮制男子校、桜白峰学園。食べ物目当てで入学した主人公は、学園の権力者『REGAL4』の一人、一条貴春の不興を買い、学園中からハブられることに。美味しい食事さえ楽しめれば問題ないと気にせず過ごしてたが、転入生の扇谷時雨がやってきたことで、彼の日常は波乱に満ちたものとなる──。
自分の親友となった時雨が学園の人気者たちに迫られるのを横目で見つつ、主人公は巻き込まれて恋人のフリをしたり、ゆるく立ちそうな恋愛フラグを避けようと奮闘する物語です。
貧乏貴族の末っ子は、取り巻きのひとりをやめようと思う
まと
BL
色々と煩わしい為、そろそろ公爵家跡取りエルの取り巻きをこっそりやめようかなと一人立ちを決心するファヌ。
新たな出逢いやモテ道に期待を胸に膨らませ、ファヌは輝く学園生活をおくれるのか??!!
⚠️趣味で書いておりますので、誤字脱字のご報告や、世界観に対する批判コメントはご遠慮します。そういったコメントにはお返しできませんので宜しくお願いします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる