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第9章 オレはケレメイン大公国の大公妃殿下です。
498.オレの尻の扉は、クロードの愛でしか開きません。
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「陛下にお納めする前に、私が、責任持って、大公妃の尻の安全を確認いたします。」
とドリアン王国の侯爵子息。
ふーざーけーるーな!
大公妃殿下の尻を試して安全だったら、国王陛下も、どうぞ安心してお試しください、という意味だよな?
なんで、オレが、ドリアン王国の侯爵子息と国王陛下の2連チャンで、尻を差し出すことになっているんだ!
誰が差し出すか!
おととい来やがれ!
というか、永遠に来るな!
オレの尻の安全確認なんかしてもらわなくても、結構だぞ!
オレのクロードは、オレの尻で怪我したことなんかないからな!
というか、尻の安全性って何かな?
オイ!
ドリアン王国民の知っている尻は、肛門に牙でも生えているのか!
オレの背中側にいるドリアン王国の侯爵子息から、衣擦れの音がした。
まさか?
オレは、首を横にして、視線をななめ後ろの下へやる。
ドリアン王国の侯爵子息が!
ズボンをおろして、下着から、ナニを取り出そうとしている!
「ふざけるな!
そんなものを社会に出すんじゃない!」
見たくないし、触れたくもない。
出したいなら、トイレに行け!
一人で眺めていろ!
「陛下。大公妃殿下の尻は、どう見ても、ただの尻です。
尻でどうするのでしょうか?」
とドリアン王国の侯爵子息は、ナニを取り出しながら話している。
オイ!
やり方を知らないなら、尻の良さを体験したい、とか言うんじゃない!
「尻には、穴が、一つあるだろう?」
とドリアン王国の国王陛下。
余計なことを教えるな!
知らないなら、知らないままで生きていかせろ!
知らなくても生きていける!
尻の穴は、排泄器官。
それでいいだろうが!
オレは、直前になって尻のハウツーを人に確認するような侯爵子息なんかに掘られたくない!
ドリアン王国の国王陛下がやり方を知っているのは、経験値の差かな。
オレは、ゾッとした。
オレ以外、知らなければよかったのに。
オレを見るな!
オレに寄ってくるな!
オレに触るな!
ドリアン王国の侯爵子息は、ナニを取り出した手で、オレの尻たぶを掴み、両サイドに引っ張った。
汚い手で触るな!
オレもクロードも、綺麗好きなんだ!
体を洗ってからしているぞ!
まだ一緒に、風呂には入っていないけどな!
「尻の穴ですか?
汚くないですか?
確かに、穴を探しても、他に穴はありませんが、こんな穴に入れたくなるものですか?」
とドリアン王国の侯爵子息は、じっとオレの尻穴を注視している。
観察されている?
「人の尻穴を観察しながら、失礼なことを言うな!」
オレの中で、恐怖よりも腹立ちが勝った。
「試してみるのだろう?」
とドリアン王国の国王陛下。
「そうですね。まずは、試してみないと、なんとも言えません。」
とドリアン王国の侯爵子息。
いやいやいや!
オレの尻に、試食サービスはついていないからな!
「陛下、大公妃殿下の尻を見ても、尻の穴を見ても、私は興奮しません。」
とドリアン王国の侯爵子息は、ドリアン王国の国王陛下に報告している。
「興奮しないなら、しまえ!」
ノルマじゃないんだから、無理やりこなすことを考えるな!
「目を閉じて、別のことを考えてみればいい。」
とドリアン王国の国王陛下。
鬼か!
オレに失礼だろ!
「やってみます。」
とドリアン王国の侯爵子息。
やってみるな!
自粛しろ!
「陛下、おっぱい想像したら、勃ちました。」
とドリアン王国の侯爵子息。
そんな報告はいらない!
「誰のだ?」
とドリアン王国の国王陛下。
誰の、とか、上司が部下に聞くものなのかな?
結婚相手として縁談を整えるため、とか?
縁談を組んだ理由が、お気に入りのおっぱいの持ち主だから、とは相手方の女性には知らせないよな、きっと。
「陛下、おっぱいは、二つまでと限定されたりはしません。」
とドリアン王国の侯爵子息はしたり顔で話している。
二つ以上のおっぱい?
牛かな?
「よりどりみどりのおっぱいを鷲掴みにしながら、掴んでいないおっぱいを片っ端から吸うんです。」
とドリアン王国の侯爵子息は熱弁している。
「並べて選べるのは、昂ぶるだろうが。
つまめるくらいに親しい異性が、今まで身近にいたか?」
とドリアン王国の国王陛下。
「服の上から飽きることなく見ているうちに、服の内側を想像できるようになりました。」
とドリアン王国の侯爵子息。
ドリアン王国の侯爵子息の性癖は、おっぱい限定でサトリを開いたのかなー。
オレへの想いが熱いクロードだからこそ、ドリアン王国の侯爵子息とおっぱいか尻か論争が出来たんだと思う。
ドリアン王国は、上司に、性癖を真面目に語るお国柄なのかな。
ドリアン王国の侯爵子息の発言を聞いても、屈強な護衛は平然としている。
慣れ?
オレは慣れたくない。
「溢れるおっぱいを思えば、なんとかなりそうです。」
とドリアン王国の侯爵子息。
何ともしなくていい!
おっぱいがないオレから離れろ!
ドリアン王国の侯爵子息は、オレの尻たぶを開いて、ナニを押し付けてきた。
「気色悪いものをくっつけてくるな!」
オレは、位置をずらそうと体を揺する。
脱がされたズボンと下着が足かせになって、両肩をドリアン王国の国王陛下につかまれているから、小刻みにしか動かせない。
でも、ドリアン王国の侯爵子息が不慣れなら、入らないはず!
「この穴が、オススメなんて、信じられない。」
とドリアン王国の侯爵子息。
「それは、勧めてないからだな!」
うーせーろ!
「まだ時間がかかるのか。」
とドリアン王国の国王陛下。
催促するな!
「申し訳ありません!
なかなか、入らなくて!
入れようと穴にくっつけると、穴が滑るんです!」
とドリアン王国の侯爵子息。
オレの尻穴が滑って、ドリアン王国の侯爵子息は、ナニを入れられない?
それって。
前に、クロードがオレに使っていた魔法では?
でも、クロードは、今、別のことに魔法を使っているから、オレの尻穴を保護する魔法は支えない。
英雄は、複数の魔法を同時使用できない。
もしかして?
オレは、喧騒の中で、周りを観察している女神様を見た。
「妾の英雄が大事にしているものを横取りさせては、妾の英雄が悲しむわ。」
と女神様。
ありがとう、女神様。
オレのためではなく、クロードのため、だと言い切っているけれど。
「オレの尻の扉は、クロードの愛がないと開かないんだからな!」
これくらいは、言ってもいいと思う。
とドリアン王国の侯爵子息。
ふーざーけーるーな!
大公妃殿下の尻を試して安全だったら、国王陛下も、どうぞ安心してお試しください、という意味だよな?
なんで、オレが、ドリアン王国の侯爵子息と国王陛下の2連チャンで、尻を差し出すことになっているんだ!
誰が差し出すか!
おととい来やがれ!
というか、永遠に来るな!
オレの尻の安全確認なんかしてもらわなくても、結構だぞ!
オレのクロードは、オレの尻で怪我したことなんかないからな!
というか、尻の安全性って何かな?
オイ!
ドリアン王国民の知っている尻は、肛門に牙でも生えているのか!
オレの背中側にいるドリアン王国の侯爵子息から、衣擦れの音がした。
まさか?
オレは、首を横にして、視線をななめ後ろの下へやる。
ドリアン王国の侯爵子息が!
ズボンをおろして、下着から、ナニを取り出そうとしている!
「ふざけるな!
そんなものを社会に出すんじゃない!」
見たくないし、触れたくもない。
出したいなら、トイレに行け!
一人で眺めていろ!
「陛下。大公妃殿下の尻は、どう見ても、ただの尻です。
尻でどうするのでしょうか?」
とドリアン王国の侯爵子息は、ナニを取り出しながら話している。
オイ!
やり方を知らないなら、尻の良さを体験したい、とか言うんじゃない!
「尻には、穴が、一つあるだろう?」
とドリアン王国の国王陛下。
余計なことを教えるな!
知らないなら、知らないままで生きていかせろ!
知らなくても生きていける!
尻の穴は、排泄器官。
それでいいだろうが!
オレは、直前になって尻のハウツーを人に確認するような侯爵子息なんかに掘られたくない!
ドリアン王国の国王陛下がやり方を知っているのは、経験値の差かな。
オレは、ゾッとした。
オレ以外、知らなければよかったのに。
オレを見るな!
オレに寄ってくるな!
オレに触るな!
ドリアン王国の侯爵子息は、ナニを取り出した手で、オレの尻たぶを掴み、両サイドに引っ張った。
汚い手で触るな!
オレもクロードも、綺麗好きなんだ!
体を洗ってからしているぞ!
まだ一緒に、風呂には入っていないけどな!
「尻の穴ですか?
汚くないですか?
確かに、穴を探しても、他に穴はありませんが、こんな穴に入れたくなるものですか?」
とドリアン王国の侯爵子息は、じっとオレの尻穴を注視している。
観察されている?
「人の尻穴を観察しながら、失礼なことを言うな!」
オレの中で、恐怖よりも腹立ちが勝った。
「試してみるのだろう?」
とドリアン王国の国王陛下。
「そうですね。まずは、試してみないと、なんとも言えません。」
とドリアン王国の侯爵子息。
いやいやいや!
オレの尻に、試食サービスはついていないからな!
「陛下、大公妃殿下の尻を見ても、尻の穴を見ても、私は興奮しません。」
とドリアン王国の侯爵子息は、ドリアン王国の国王陛下に報告している。
「興奮しないなら、しまえ!」
ノルマじゃないんだから、無理やりこなすことを考えるな!
「目を閉じて、別のことを考えてみればいい。」
とドリアン王国の国王陛下。
鬼か!
オレに失礼だろ!
「やってみます。」
とドリアン王国の侯爵子息。
やってみるな!
自粛しろ!
「陛下、おっぱい想像したら、勃ちました。」
とドリアン王国の侯爵子息。
そんな報告はいらない!
「誰のだ?」
とドリアン王国の国王陛下。
誰の、とか、上司が部下に聞くものなのかな?
結婚相手として縁談を整えるため、とか?
縁談を組んだ理由が、お気に入りのおっぱいの持ち主だから、とは相手方の女性には知らせないよな、きっと。
「陛下、おっぱいは、二つまでと限定されたりはしません。」
とドリアン王国の侯爵子息はしたり顔で話している。
二つ以上のおっぱい?
牛かな?
「よりどりみどりのおっぱいを鷲掴みにしながら、掴んでいないおっぱいを片っ端から吸うんです。」
とドリアン王国の侯爵子息は熱弁している。
「並べて選べるのは、昂ぶるだろうが。
つまめるくらいに親しい異性が、今まで身近にいたか?」
とドリアン王国の国王陛下。
「服の上から飽きることなく見ているうちに、服の内側を想像できるようになりました。」
とドリアン王国の侯爵子息。
ドリアン王国の侯爵子息の性癖は、おっぱい限定でサトリを開いたのかなー。
オレへの想いが熱いクロードだからこそ、ドリアン王国の侯爵子息とおっぱいか尻か論争が出来たんだと思う。
ドリアン王国は、上司に、性癖を真面目に語るお国柄なのかな。
ドリアン王国の侯爵子息の発言を聞いても、屈強な護衛は平然としている。
慣れ?
オレは慣れたくない。
「溢れるおっぱいを思えば、なんとかなりそうです。」
とドリアン王国の侯爵子息。
何ともしなくていい!
おっぱいがないオレから離れろ!
ドリアン王国の侯爵子息は、オレの尻たぶを開いて、ナニを押し付けてきた。
「気色悪いものをくっつけてくるな!」
オレは、位置をずらそうと体を揺する。
脱がされたズボンと下着が足かせになって、両肩をドリアン王国の国王陛下につかまれているから、小刻みにしか動かせない。
でも、ドリアン王国の侯爵子息が不慣れなら、入らないはず!
「この穴が、オススメなんて、信じられない。」
とドリアン王国の侯爵子息。
「それは、勧めてないからだな!」
うーせーろ!
「まだ時間がかかるのか。」
とドリアン王国の国王陛下。
催促するな!
「申し訳ありません!
なかなか、入らなくて!
入れようと穴にくっつけると、穴が滑るんです!」
とドリアン王国の侯爵子息。
オレの尻穴が滑って、ドリアン王国の侯爵子息は、ナニを入れられない?
それって。
前に、クロードがオレに使っていた魔法では?
でも、クロードは、今、別のことに魔法を使っているから、オレの尻穴を保護する魔法は支えない。
英雄は、複数の魔法を同時使用できない。
もしかして?
オレは、喧騒の中で、周りを観察している女神様を見た。
「妾の英雄が大事にしているものを横取りさせては、妾の英雄が悲しむわ。」
と女神様。
ありがとう、女神様。
オレのためではなく、クロードのため、だと言い切っているけれど。
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これくらいは、言ってもいいと思う。
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