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第9章 オレはケレメイン大公国の大公妃殿下です。
426.ドリアン王国の侯爵子息の、各国に、差をつけないという提案を実現できるでしょうか?
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ドリアン王国の侯爵子息がケレメイン大公国に、堂々と来ている。
密入国で。
ドリアン王国の王弟殿下のご子息の関係者も、どこかに混ざっていたり、するのかなー。
オレの中で、ドリアン王国への警戒度は、てっぺんに届いている。
ドリアン王国の人がいないか、ミーレ長官の奥様に城内を歩き回って、ケレメイン大公国の城の中で、呼んでいない顔見知りを探してもらおう。
今の段階で、ドリアン王国という警戒対象が分かって良かった。
警戒対象のドリアン王国から近づいてくるので、負けないためには、まずは、情報を集めよう。
サーバル王国の王女様は、ナイスアシストだった。
サーバル王国の王女様とマウンテン王国の王姉殿下スナメリ様は、愛こんにゃく家の結婚式前に顔合わせしといた方がいいよなー。
マウンテン王国とサーバル王国の関係を聞いてみる。
「サーバル王国とマウンテン王国は、国同士、王家同士、仲はいいのかな?」
サーバル王国は、マウンテン王国と王家同士の交流ではなく、ケレメイン公爵家との交流を推し進めたくらいだから、王家同士の仲がいいとは考えにくい。
何事も、本人に確認する。
「仲がいいのか、悪いのかですが、マウンテン王国とサーバル王国は、対極にあります、ずべし。
女神様の恋人が一番多い王家が、マウンテン王家です、ずべし。
サーバル王国に、女神様の恋人だった方はゼロです、ずべし。」
とサーバル王国の若手。
代々の主君の片思い相手が、女神様。
サーバル王国は、国王陛下の失恋を記録に残してきたのかな?
「サーバル王国の代々の国王陛下は、女神様の恋人になりたかったのかな?」
「はい、ずべし。
サーバル王国の国王陛下に限りません、ずべし。
世界中の国王陛下が、女神様の恋人になりたがります、ずべし。」
とサーバル王国の若手。
女神様、大人気だな。
「女神様と、国王陛下の関係について、サーバル王国は、詳しいのかな?」
「はい、ずべし。
女神様に好かれたいと日夜願う、歴代の国王陛下の願いを叶えるために、サーバルは、建国以来、国として研究を重ねてきました、ずべし。
サーバル王国は女神様研究の先進国です、ずべし。
国王陛下が女神様の恋人になると、国が栄えます、ずべし。」
とサーバル王国の若手。
国が栄える?
それは、魅力的だよな。
でも、サーバル王国では、女神様の恋人効果は、期待できないぞ。
「建国以来、ゼロなら。
サーバル王国の国王陛下に女神様の食指が動かない、ということをうけいれてから。
女神様と国王陛下が恋人になる以外の、女神様との穏やかな関わり方を国で模索していくことを、オレは提案しておこうかな。」
「食指が動かない、ずべし?
女神様が国王陛下を好きになれない、ずべし?」
とびっくりしている王女様。
直言だったからなー。
サーバル王国の国王陛下は、どの代も女神様の趣味ではなかったんだと思う。
女神様の好みの外見は、鍛えている筋肉が均等についている美丈夫。
サーバル王国の国王陛下と王女様の顔系統から推測すると、サーバル王国の王家の顔系統は、女神様の守備範囲外なんだよな。
サーバル王国の王家の特徴に、女神様が恋する対象になりうる要素がない以上、女神様は、捧げられた愛に対し、しもべとしての対応をする。
しもべとしては、愛してくれているから。
「サーバル王国の国王陛下は、女神様の恋人になろうとしてなれないという苦労をされてきたよな?
サーバル王国の国王陛下には、女神様の恋人になるんじゃなく、遊び友達や、趣味の仲間を目指したらいいんじゃないかな。」
オレは、女神様が、国王陛下の恋人になるんじゃなく、友達になることを推奨したい。
国王陛下の家庭に不和をもたらさないため、と。
女神様を、女神様の世界に溶け込ませるというオレの計画のためでもある。
「遊び友達、趣味の仲間ですか、ずべし。」
とサーバル王国の若手が困惑しながら、繰り返している。
恋人じゃなく、友達なら、一人じゃなくてもいい。
女神様の恋人の座は、一つしかない。
女神様の友達は、一人じゃなくてもいい。
ドリアン王国の侯爵子息のが口にしていた野望。
各国の王家に、女神様の対応の差を出さないようにする、の解決方法として。
各国は、女神様の友達か、女神様が頼りたくなるような仲間になることをオレは提案する予定。
サーバル王国に、まず提案するけれど、ドリアン王国にも、マウンテン王国にも、オレは提案していく。
これから、出会う他の国にも。
女神様は、オレの夫の英雄クロードが好き。
女神様は、好きになったら一途で、相手が死ぬまで好きでいるタイプだと思う。
今の代の国王陛下に、女神様の恋人になる未来はこないとオレは確信している。
クロードを暗殺させないために、クロードがいるから、とは言わずにさ。
密入国で。
ドリアン王国の王弟殿下のご子息の関係者も、どこかに混ざっていたり、するのかなー。
オレの中で、ドリアン王国への警戒度は、てっぺんに届いている。
ドリアン王国の人がいないか、ミーレ長官の奥様に城内を歩き回って、ケレメイン大公国の城の中で、呼んでいない顔見知りを探してもらおう。
今の段階で、ドリアン王国という警戒対象が分かって良かった。
警戒対象のドリアン王国から近づいてくるので、負けないためには、まずは、情報を集めよう。
サーバル王国の王女様は、ナイスアシストだった。
サーバル王国の王女様とマウンテン王国の王姉殿下スナメリ様は、愛こんにゃく家の結婚式前に顔合わせしといた方がいいよなー。
マウンテン王国とサーバル王国の関係を聞いてみる。
「サーバル王国とマウンテン王国は、国同士、王家同士、仲はいいのかな?」
サーバル王国は、マウンテン王国と王家同士の交流ではなく、ケレメイン公爵家との交流を推し進めたくらいだから、王家同士の仲がいいとは考えにくい。
何事も、本人に確認する。
「仲がいいのか、悪いのかですが、マウンテン王国とサーバル王国は、対極にあります、ずべし。
女神様の恋人が一番多い王家が、マウンテン王家です、ずべし。
サーバル王国に、女神様の恋人だった方はゼロです、ずべし。」
とサーバル王国の若手。
代々の主君の片思い相手が、女神様。
サーバル王国は、国王陛下の失恋を記録に残してきたのかな?
「サーバル王国の代々の国王陛下は、女神様の恋人になりたかったのかな?」
「はい、ずべし。
サーバル王国の国王陛下に限りません、ずべし。
世界中の国王陛下が、女神様の恋人になりたがります、ずべし。」
とサーバル王国の若手。
女神様、大人気だな。
「女神様と、国王陛下の関係について、サーバル王国は、詳しいのかな?」
「はい、ずべし。
女神様に好かれたいと日夜願う、歴代の国王陛下の願いを叶えるために、サーバルは、建国以来、国として研究を重ねてきました、ずべし。
サーバル王国は女神様研究の先進国です、ずべし。
国王陛下が女神様の恋人になると、国が栄えます、ずべし。」
とサーバル王国の若手。
国が栄える?
それは、魅力的だよな。
でも、サーバル王国では、女神様の恋人効果は、期待できないぞ。
「建国以来、ゼロなら。
サーバル王国の国王陛下に女神様の食指が動かない、ということをうけいれてから。
女神様と国王陛下が恋人になる以外の、女神様との穏やかな関わり方を国で模索していくことを、オレは提案しておこうかな。」
「食指が動かない、ずべし?
女神様が国王陛下を好きになれない、ずべし?」
とびっくりしている王女様。
直言だったからなー。
サーバル王国の国王陛下は、どの代も女神様の趣味ではなかったんだと思う。
女神様の好みの外見は、鍛えている筋肉が均等についている美丈夫。
サーバル王国の国王陛下と王女様の顔系統から推測すると、サーバル王国の王家の顔系統は、女神様の守備範囲外なんだよな。
サーバル王国の王家の特徴に、女神様が恋する対象になりうる要素がない以上、女神様は、捧げられた愛に対し、しもべとしての対応をする。
しもべとしては、愛してくれているから。
「サーバル王国の国王陛下は、女神様の恋人になろうとしてなれないという苦労をされてきたよな?
サーバル王国の国王陛下には、女神様の恋人になるんじゃなく、遊び友達や、趣味の仲間を目指したらいいんじゃないかな。」
オレは、女神様が、国王陛下の恋人になるんじゃなく、友達になることを推奨したい。
国王陛下の家庭に不和をもたらさないため、と。
女神様を、女神様の世界に溶け込ませるというオレの計画のためでもある。
「遊び友達、趣味の仲間ですか、ずべし。」
とサーバル王国の若手が困惑しながら、繰り返している。
恋人じゃなく、友達なら、一人じゃなくてもいい。
女神様の恋人の座は、一つしかない。
女神様の友達は、一人じゃなくてもいい。
ドリアン王国の侯爵子息のが口にしていた野望。
各国の王家に、女神様の対応の差を出さないようにする、の解決方法として。
各国は、女神様の友達か、女神様が頼りたくなるような仲間になることをオレは提案する予定。
サーバル王国に、まず提案するけれど、ドリアン王国にも、マウンテン王国にも、オレは提案していく。
これから、出会う他の国にも。
女神様は、オレの夫の英雄クロードが好き。
女神様は、好きになったら一途で、相手が死ぬまで好きでいるタイプだと思う。
今の代の国王陛下に、女神様の恋人になる未来はこないとオレは確信している。
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