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第9章 オレはケレメイン大公国の大公妃殿下です。
408.女神様のお住いに相応しいのは、お気に入りの物を飾れる部屋がたくさんある家だと思いますが、それは、神殿といってもよいのでしょうか?
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神殿というと、俺の中では、世界史の教科書の写真が思い浮かぶ。
パルテノン神殿のような石造りの神殿に女神様が住むのは、想定していなかった。
柱と柱の間があいていて、雨風が防げない場所を、女神様の住まいに指定するわけにはなー。
パルテノン神殿も造った当時は、人が住める状態で、人が住んでいたのかなー。
パルテノン神殿は、造られてから、随分経っているもんな。
うーん。
住むことを考えると、日本の神社の方が、壁も屋根も床もあって住みやすい気がする。
オレは、女神様が寝起きして、お客様を招いたり、気に入ったものを飾ったりする場所ぐらいのイメージで、女神様の家を考えていたからなー。
女神様の住む場所だけ決めたら、家はすぐ建てられるんじゃないか、と俺は思っていた。
物を飾る部屋をたくさん用意して、部屋に飾ることを楽しみながら暮らせたら、女神様も楽しいだろうと。
たまに模様替えをして、お気に入りを入れ替えたり。
敷地内に倉庫もいるよな、とまでは考えていたんだけどな。
女神様の住まいが、人と同じ家じゃ良くない、とか理由があるなら、誰か信頼できる人に相談しないとな。
女神様の希望は聞けても、女神様に関する一般教養を女神様に聞くわけにはいかないからな。
誰に相談しようかな。
女神様関連の一般教養に詳しい知り合いが、オレにいれば、相談するんだけどさ。
女神様関連の一般教養に詳しい知り合い?
いた!
一人いたぞ!
ケレメイン大公国にいる!
マウンテン王国のギリギリ王族の司祭!
医者と仲良く暮らしている司祭に、本業の知恵を貸してもらおう。
「愛こんにゃく家の結婚式前に、司祭と医者を呼ぶ手配をしてくれ。
司祭と医者を女神様と会わせて、女神様の住まいについて打ち合わせをするから、女神様についてのタブーや、推奨事項を調べておくように伝えてくれ。
女神様のお住いについて、女性の視点で確認したいことは、ミーレ長官の奥様に聞くことにする。
愛こんにゃく家の結婚式にカズラくんが、彼氏の現役スパイと並ぶかどうかを、カズラくんに相談したい、とカズラくんへ伝えてくれ。」
「祝い事が続きますね。」
とミーレ長官の部下。
「続いているかな?」
「ヒサツグ様。
愛こんにゃく家が結婚することがまず、祝い事です。
愛こんにゃく家の結婚式を女神様がご覧になるのは吉事です。
女神様のお住い探しは、最高にめでたいです。
家を建てることにマイナス要素は一つもありません。」
とミーレ長官の部下。
言われてみれば。
「ケレメイン大公国、絶好調だな!」
展望がひらけた感!
「そうです。
それだけではないですよ?
ヒサツグ様の御身にも嬉しいことがあったのではないですか?」
とミーレ長官。
「オレの嬉しいこと?」
何だろうな?
「お友達に再会できて、旧交を温めることができたのですよね?
嬉しそうにされているのが、伝わってきます。」
とミーレ長官の部下。
俺は、ニマニマしてしまう。
「分かる人には分かるんだなー。
オレ、浮かれているかもしれない。」
「ヒサツグ様は、怪我をしない範囲で、浮かれてください。」
とミーレ長官の部下は、オレを止めない。
失敗しないように、浮かれるのは、大事だな。
「ヒサツグ様は、愛こんにゃく家とも、今まで以上に信頼し合えたようですね。」
とミーレ長官の部下。
「おう。ミーレ長官の部下の、察する能力が、理想の補佐過ぎて、オレは、ミーレ長官が羨ましい。」
「ヒサツグ様には、愛こんにゃく家がいますから、私達は安心して、ミーレ長官の部下でいられます。」
とミーレ長官の部下。
ミーレ長官の部下は、信頼しあってやってきたんだなー。
オレは、ミーレ長官の部下と分かれて、女神様とサーバル王国の王女様に会いにいく。
話すことがたくさんあるなー。
パルテノン神殿のような石造りの神殿に女神様が住むのは、想定していなかった。
柱と柱の間があいていて、雨風が防げない場所を、女神様の住まいに指定するわけにはなー。
パルテノン神殿も造った当時は、人が住める状態で、人が住んでいたのかなー。
パルテノン神殿は、造られてから、随分経っているもんな。
うーん。
住むことを考えると、日本の神社の方が、壁も屋根も床もあって住みやすい気がする。
オレは、女神様が寝起きして、お客様を招いたり、気に入ったものを飾ったりする場所ぐらいのイメージで、女神様の家を考えていたからなー。
女神様の住む場所だけ決めたら、家はすぐ建てられるんじゃないか、と俺は思っていた。
物を飾る部屋をたくさん用意して、部屋に飾ることを楽しみながら暮らせたら、女神様も楽しいだろうと。
たまに模様替えをして、お気に入りを入れ替えたり。
敷地内に倉庫もいるよな、とまでは考えていたんだけどな。
女神様の住まいが、人と同じ家じゃ良くない、とか理由があるなら、誰か信頼できる人に相談しないとな。
女神様の希望は聞けても、女神様に関する一般教養を女神様に聞くわけにはいかないからな。
誰に相談しようかな。
女神様関連の一般教養に詳しい知り合いが、オレにいれば、相談するんだけどさ。
女神様関連の一般教養に詳しい知り合い?
いた!
一人いたぞ!
ケレメイン大公国にいる!
マウンテン王国のギリギリ王族の司祭!
医者と仲良く暮らしている司祭に、本業の知恵を貸してもらおう。
「愛こんにゃく家の結婚式前に、司祭と医者を呼ぶ手配をしてくれ。
司祭と医者を女神様と会わせて、女神様の住まいについて打ち合わせをするから、女神様についてのタブーや、推奨事項を調べておくように伝えてくれ。
女神様のお住いについて、女性の視点で確認したいことは、ミーレ長官の奥様に聞くことにする。
愛こんにゃく家の結婚式にカズラくんが、彼氏の現役スパイと並ぶかどうかを、カズラくんに相談したい、とカズラくんへ伝えてくれ。」
「祝い事が続きますね。」
とミーレ長官の部下。
「続いているかな?」
「ヒサツグ様。
愛こんにゃく家が結婚することがまず、祝い事です。
愛こんにゃく家の結婚式を女神様がご覧になるのは吉事です。
女神様のお住い探しは、最高にめでたいです。
家を建てることにマイナス要素は一つもありません。」
とミーレ長官の部下。
言われてみれば。
「ケレメイン大公国、絶好調だな!」
展望がひらけた感!
「そうです。
それだけではないですよ?
ヒサツグ様の御身にも嬉しいことがあったのではないですか?」
とミーレ長官。
「オレの嬉しいこと?」
何だろうな?
「お友達に再会できて、旧交を温めることができたのですよね?
嬉しそうにされているのが、伝わってきます。」
とミーレ長官の部下。
俺は、ニマニマしてしまう。
「分かる人には分かるんだなー。
オレ、浮かれているかもしれない。」
「ヒサツグ様は、怪我をしない範囲で、浮かれてください。」
とミーレ長官の部下は、オレを止めない。
失敗しないように、浮かれるのは、大事だな。
「ヒサツグ様は、愛こんにゃく家とも、今まで以上に信頼し合えたようですね。」
とミーレ長官の部下。
「おう。ミーレ長官の部下の、察する能力が、理想の補佐過ぎて、オレは、ミーレ長官が羨ましい。」
「ヒサツグ様には、愛こんにゃく家がいますから、私達は安心して、ミーレ長官の部下でいられます。」
とミーレ長官の部下。
ミーレ長官の部下は、信頼しあってやってきたんだなー。
オレは、ミーレ長官の部下と分かれて、女神様とサーバル王国の王女様に会いにいく。
話すことがたくさんあるなー。
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