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第9章 オレはケレメイン大公国の大公妃殿下です。
364.まだできますよね?まだまだですよ。次は、向き合って、オレに欲情している顔を見せてください。おっと、プロペラいきますか?
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オレはまだ、元気。
タイミングをずらして、クロードと一緒にイっていない。
クロードを先によしよししたかったからな。
オレは、クロードが、疲れているのを知っている。
クロードが吐き出せる場所が、今はない。
城の中に、外国の侯爵子息が、クロードの部下として紛れこめるくらいに、セキュリティが穴だらけ。
信用できる部下を精査している現在、信用できない人の方が声高に主張するので、慎重に進めている最中だから。
クロードが、胸の内を吐き出す代わりになるか分からない。
「ヒサツグ。」
と愛おしいげにオレの名を呼ぶクロードの声は、オレの理性を溶かす。
最近のオレは、クロードがオレの名前を呼ぶだけで、クロードの喜怒哀楽をばっちり当てられるぞ。
今のクロードには話すことができない、クロードの胸の内。
クロードはオレの名前を呼ぶことで伝えてくれるからな。
オレは、気持ちよくなりたいけれど、それ以上に、クロードを気持ちよくさせたい。
「クロード。オレ、まだだから、もっと、な?」
オレの背中に張り付いているクロードが、息を整えたら、二回戦開始。
その前に。
オレは、手を後ろに回して、クロードの腹に手をついた。
押しても撫でても、気持ちがいい。
クロードの胸筋もいいが、腹筋もいい。
いつ触っても、ぷにぷにしていなくて、強くしなやかな筋肉がある。
絶対支えてもらえる、と、安心してもたれかかれる筋肉。
さわさわ、さわさわ。
「ヒサツグは、私の腹を撫でるのは楽しいか?」
とクロード。
しまった。
一回戦後のクロードの賢者タイムは、オレがクロードの腹を撫で回しているうちに終わってしまったのかなー。
「クロード。次は、向かい合ってするぞ。
クロードの体が、オレに興奮するのを感じられたから、次は、クロードがオレに欲情する姿を見せろ。
オレは、クロードが、オレに欲情して、オレの中に入れて、気持ちよくなりたいと考えている顔を見るのが好きだからなー。」
オレは、一回戦後に、一回、オレの中から抜いて、向き合う形で二回戦だと思っていた。
「ヒサツグは、足を高く上げることを意識してほしい。」
とクロード。
足を高く?
なんで?
クロードは、オレの片足を持ち上げ始めた。
ギブ、ギブ。
「クロード、オレの足を上げると、オレはこける!
クロードのモノは、オレの中に入ったままだぞ!
オレの中からクロードのモノを抜いてからじゃないと、オレが足を上げたりしてこけたら、クロードのモノが中で折れるかもしれない!
クロード。
危ないから、やめよう、な?」
オレは、クロードを止めようとした。
オレの運動神経は、仕事をしないからなー。
「ヒサツグ、私はヒサツグから離れたくない。
私は入れたままヒサツグの向きを変える。」
とクロード。
クロードは、オレの軸足ごとオレの体を支える。
軸足とは反対側の、オレの足を持ち上げていくクロード。
「クロード、これ以上は無理。足が上がらないからな。」
オレの足は、クロードの思った以上に上がらなかった。
Y字バランスができるほど、足をあげるのはなー。
オレには厳しい。
「ヒサツグの中から出たくない。」
クロードは、何を思ったか。
オレを抱きかかえて、オレの足が浮いた状態で、オレを半回転させた。
クロードのモノをオレに入れたままで。
もしや、プロペラっていうのではないかなー?
オレは、クロードの執念を見た。
オレも執念を見せるぞ。
タイミングをずらして、クロードと一緒にイっていない。
クロードを先によしよししたかったからな。
オレは、クロードが、疲れているのを知っている。
クロードが吐き出せる場所が、今はない。
城の中に、外国の侯爵子息が、クロードの部下として紛れこめるくらいに、セキュリティが穴だらけ。
信用できる部下を精査している現在、信用できない人の方が声高に主張するので、慎重に進めている最中だから。
クロードが、胸の内を吐き出す代わりになるか分からない。
「ヒサツグ。」
と愛おしいげにオレの名を呼ぶクロードの声は、オレの理性を溶かす。
最近のオレは、クロードがオレの名前を呼ぶだけで、クロードの喜怒哀楽をばっちり当てられるぞ。
今のクロードには話すことができない、クロードの胸の内。
クロードはオレの名前を呼ぶことで伝えてくれるからな。
オレは、気持ちよくなりたいけれど、それ以上に、クロードを気持ちよくさせたい。
「クロード。オレ、まだだから、もっと、な?」
オレの背中に張り付いているクロードが、息を整えたら、二回戦開始。
その前に。
オレは、手を後ろに回して、クロードの腹に手をついた。
押しても撫でても、気持ちがいい。
クロードの胸筋もいいが、腹筋もいい。
いつ触っても、ぷにぷにしていなくて、強くしなやかな筋肉がある。
絶対支えてもらえる、と、安心してもたれかかれる筋肉。
さわさわ、さわさわ。
「ヒサツグは、私の腹を撫でるのは楽しいか?」
とクロード。
しまった。
一回戦後のクロードの賢者タイムは、オレがクロードの腹を撫で回しているうちに終わってしまったのかなー。
「クロード。次は、向かい合ってするぞ。
クロードの体が、オレに興奮するのを感じられたから、次は、クロードがオレに欲情する姿を見せろ。
オレは、クロードが、オレに欲情して、オレの中に入れて、気持ちよくなりたいと考えている顔を見るのが好きだからなー。」
オレは、一回戦後に、一回、オレの中から抜いて、向き合う形で二回戦だと思っていた。
「ヒサツグは、足を高く上げることを意識してほしい。」
とクロード。
足を高く?
なんで?
クロードは、オレの片足を持ち上げ始めた。
ギブ、ギブ。
「クロード、オレの足を上げると、オレはこける!
クロードのモノは、オレの中に入ったままだぞ!
オレの中からクロードのモノを抜いてからじゃないと、オレが足を上げたりしてこけたら、クロードのモノが中で折れるかもしれない!
クロード。
危ないから、やめよう、な?」
オレは、クロードを止めようとした。
オレの運動神経は、仕事をしないからなー。
「ヒサツグ、私はヒサツグから離れたくない。
私は入れたままヒサツグの向きを変える。」
とクロード。
クロードは、オレの軸足ごとオレの体を支える。
軸足とは反対側の、オレの足を持ち上げていくクロード。
「クロード、これ以上は無理。足が上がらないからな。」
オレの足は、クロードの思った以上に上がらなかった。
Y字バランスができるほど、足をあげるのはなー。
オレには厳しい。
「ヒサツグの中から出たくない。」
クロードは、何を思ったか。
オレを抱きかかえて、オレの足が浮いた状態で、オレを半回転させた。
クロードのモノをオレに入れたままで。
もしや、プロペラっていうのではないかなー?
オレは、クロードの執念を見た。
オレも執念を見せるぞ。
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