《本編 完結 続編開始》29歳、異世界人になっていました。日本に帰りたいのに、年下の英雄公爵に溺愛されています。

かざみはら まなか

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第9章 オレはケレメイン大公国の大公妃殿下です。

363.カルガモ作戦で、ロッキングチェアから離脱に成功しました。愛しているから、愛する人がオレと愛し合って果てるところが見たいのです。

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クロードは、ロッキングチェアから立ち上がる。

オレは、ロッキングチェアからさらに一歩、二歩と離れた。

クロードがつられて、ロッキングチェアから離れる。

よし、カルガモ作戦は成功した。

今日は、立ってする。

「クロード、待てない。」

クロードは、オレの背中側にスッとやってくる。

突き出したオレの尻に合わせて、オレの腰を掴むクロード。

「クロード、中に。」

クロードが、腰を押し進めてくる。

「うっ。」
とクロード。

立ってしているから、ベッドでするより、クロードのモノを締め付けているかもしれない。

途中で止めたくないな。

飲み込みたい。

奥まで、全部。

「クロード。入るところは全部、クロードのモノで埋め尽くせ。

オレは、クロードの調子に合わせるからな。」

「ゆっくり入れる。」
とクロード。

「なんで、ゆっくり?焦らすな。」

「今日は、初めてのものをヒサツグの中に入れて試したから、ヒサツグの中に変わりがないか、確認している。」
とクロード。

確認している?

内視鏡カメラもないのに?

「クロードは、どうやって、尻の中に傷がついていないかをチェックしているのかな?」

クロードのモノに、センサー内蔵?

「私のモノが入ったときのヒサツグを見れば、分かる。」
とクロード。

見ればわかる?

「クロードのモノが入っていくときのオレの感じ方で判断している、ということかなー?

オレ、そんなに、にやけている?」

クロードが入ってきて、喜んでいるのが丸わかりなんて、知らなかったな。

「その通り。ヒサツグの中には傷一つない。健康そのもの。

私を愛してやまない、私の愛するヒサツグのまま。」
とクロード。

「オレも、愛してる。」

オレは、クロードの背中へ、後ろ手に手を回した。

「オレを焦らしまくったクロード。
今日は、乾く暇がないからな。覚悟しろ。」

オレが、クロードに尻を押し付けると。

クロードは、ゆっくり動き出した。

まだかな、まだかな。

オレの尻が持ち上がるくらいに、クロードは腰を突き上げている。

「クロード、もっと、早さが足りない、大きく動け。」

催促しても、クロードは、ゆっくりと腰を動かすばかり。

オレの尻のすぼまりは、クロードのモノが、ゆっくりと出たり入ったりする動きに応えて、広がっている。

「クロードのモノが出ていくと腹の中が寂しい。

寂しくなった腹の中へ、クロードの分身に早く戻ってきて欲しくて、たまらなくなる。

クロード、もっとオレを欲しがれ。」

「今日の私は、ヒサツグの中に一日中いる。」
とクロード。

クロード。
危険な兆候だな。

「クロードは、オレの中に一日中いるために、ゆっくりプレイをしているのかなー?

オレは、クロードとイきたい。

オレの中で果てるクロードを、オレは見たい。

クロードが、オレを愛して気持ちよくなっている姿をオレに見せろ。」

オレは、体をひねって、クロードに愛をささやく。

「クロードが、オレを愛するゆえに出すものをオレは、まだ受け取っていないぞ?」

クロードは、獰猛な本能を出してきた。

腰を打ち付けるスピードがあがってくる。

オレは、ひねっていた腰を戻した。

激しくて、いい。

「ヒサツグは、愛しても愛しても、どれ程愛しても、愛し足りなくなる。」
とクロード。

クロード、同じだな。

オレも、そう思っている。

オレも、クロードのことを愛しても、愛しても、まだ愛し足りない、と思っているからな。

「うっ。」
とクロード。

クロードが、びくびくとして、オレの中で果てる。

愛している人に、中で果てられると、嬉しいんだよなー。

クロード。

オレは、もうちょい、ほしいぞ?
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