351 / 430
第9章 オレはケレメイン大公国の大公妃殿下です。
351.クロードが、急に路線変更するのは、おかしいと気づきました。きっかけは、ドリアン王国の侯爵子息でした。スカウトしましょうか。
しおりを挟む
「クロードは、今まで、オレの尻一筋だったのに、何があったら、オレの慎ましやかな胸をつまんでみたくなったのかな?」
疑問しかない。
浮気とは言わないけれど、今までのクロードなら、そっちにいくとは思わなかったから、何か怪しい気がするんだよなー。
冷静になってみると、クロードは尻の方が好きだろ?どうした?無理するな。と言いたくなった。
好みというか、フェチな部分は、簡単には変わらないんじゃないかとオレは思う。
脚線美、二の腕、ヘソ、鎖骨、とか。
フェチにも色々あるけれど、好きなものは、どうしたって好き。
学生のときに聞いた話だけどさ。
尻派と胸派が意見を戦わせていると、両方堪能したらいいという第三勢力が風雲児のように現れた。
その後は、尻と胸以外派が雨後の筍のように増えた。
フェチの多様性について論文がかけそうになったけれど、オモテに出さないから楽しいんだ、と先輩が言っていた。
尻派のクロードが、胸派に宗旨替え?
両方なら、まだ分かるけど胸だけ、というのは、クロードらしくない!とオレは思った。
「クロードが、オレの尻好きなのは、クロードの本能だから、ずっと好きでいいんだぞ。
むしろ、オレの尻をずっと好きでいてくれたら、オレは嬉しいな。
オレに、クロードから、尻を愛される喜びを、これからも噛み締めさせてほしい。
クロードが、尻だけじゃなく、オレの胸に興味を持ったきっかけは何かな?」
クロードがオレの尻を愛して生きることは、クロードの生き方そのもの、オレはオレの尻を愛されて喜んでいると伝え、クロードを安心させた。
クロードは、オレの慎ましやかな胸を愛そうと考えた理由を話してくれた。
ドリアン王国の侯爵子息とクロードは、仕事をしながら激論を戦わせていたらしい。
「私は、ヒサツグの尻の唯一無二さを語った。
ドリアン王国の侯爵子息は、女体の柔らかい二つのまあるいお椀型の膨らみと、その先に乗っかっている苺について語った。」
とクロード。
「お椀型の膨らみの先にある苺?
ドリアン王国の侯爵子息は、見たことがあるのかな?」
特徴を語りすぎると、お相手が特定されるんじゃないかな。
「実際に見たかどうか、という発言は、一切なかった。
お椀型の膨らみの柔らかさは、女性の二の腕と同じだと言われている、触ってみたことはあるか?
と聞いてきた。」
とクロード。
「ドリアン王国の侯爵子息は、女性の二の腕を触ってみたことがあるのかな?」
「煙に巻かれた。」
とクロード。
クロードは実体験を熱弁し、ドリアン王国の侯爵子息は、女体へのほとばしる激情ではなく、ワンダーランドな妄想を語っていたような気がするぞ、オレは。
ドリアン王国の侯爵子息がクロードに語った内容から察するに、ドリアン王国の侯爵子息は経験者じゃない。
性の知識はあっても、実際に女性の服の下は、見たことがないと思われる。
ドリアン王国の侯爵子息も結婚する時期には、実践で教えてもらえるのかもしれない。
この世界の王侯貴族は、婚前交渉には、慎重だ。
王侯貴族の家では、誰の子か分からないという事態は歓迎されない。
政略結婚がある世界だから、政略結婚の意味がなくなる行いは、良しとされない。
クロードは、まだ見ぬ女性の胸万歳なドリアン王国の侯爵子息に、オレの慎ましやかな胸が勝つと示したかったらしい。
フェチな部分で勝敗をつけるのは、無謀だと思うぞ。
でも、いいことを聞いたなー。
ドリアン王国の侯爵子息は、クロードと対等に言い合える人物だ。
ドリアン王国との外交はこれから。
クロード相手に率直な意見が言える人物は希少。
忖度なしで、クロードと話ができる人。
ドリアン王国の侯爵子息、クロードの友人にならないかな?
オレは、スカウトしたいぞ。
疑問しかない。
浮気とは言わないけれど、今までのクロードなら、そっちにいくとは思わなかったから、何か怪しい気がするんだよなー。
冷静になってみると、クロードは尻の方が好きだろ?どうした?無理するな。と言いたくなった。
好みというか、フェチな部分は、簡単には変わらないんじゃないかとオレは思う。
脚線美、二の腕、ヘソ、鎖骨、とか。
フェチにも色々あるけれど、好きなものは、どうしたって好き。
学生のときに聞いた話だけどさ。
尻派と胸派が意見を戦わせていると、両方堪能したらいいという第三勢力が風雲児のように現れた。
その後は、尻と胸以外派が雨後の筍のように増えた。
フェチの多様性について論文がかけそうになったけれど、オモテに出さないから楽しいんだ、と先輩が言っていた。
尻派のクロードが、胸派に宗旨替え?
両方なら、まだ分かるけど胸だけ、というのは、クロードらしくない!とオレは思った。
「クロードが、オレの尻好きなのは、クロードの本能だから、ずっと好きでいいんだぞ。
むしろ、オレの尻をずっと好きでいてくれたら、オレは嬉しいな。
オレに、クロードから、尻を愛される喜びを、これからも噛み締めさせてほしい。
クロードが、尻だけじゃなく、オレの胸に興味を持ったきっかけは何かな?」
クロードがオレの尻を愛して生きることは、クロードの生き方そのもの、オレはオレの尻を愛されて喜んでいると伝え、クロードを安心させた。
クロードは、オレの慎ましやかな胸を愛そうと考えた理由を話してくれた。
ドリアン王国の侯爵子息とクロードは、仕事をしながら激論を戦わせていたらしい。
「私は、ヒサツグの尻の唯一無二さを語った。
ドリアン王国の侯爵子息は、女体の柔らかい二つのまあるいお椀型の膨らみと、その先に乗っかっている苺について語った。」
とクロード。
「お椀型の膨らみの先にある苺?
ドリアン王国の侯爵子息は、見たことがあるのかな?」
特徴を語りすぎると、お相手が特定されるんじゃないかな。
「実際に見たかどうか、という発言は、一切なかった。
お椀型の膨らみの柔らかさは、女性の二の腕と同じだと言われている、触ってみたことはあるか?
と聞いてきた。」
とクロード。
「ドリアン王国の侯爵子息は、女性の二の腕を触ってみたことがあるのかな?」
「煙に巻かれた。」
とクロード。
クロードは実体験を熱弁し、ドリアン王国の侯爵子息は、女体へのほとばしる激情ではなく、ワンダーランドな妄想を語っていたような気がするぞ、オレは。
ドリアン王国の侯爵子息がクロードに語った内容から察するに、ドリアン王国の侯爵子息は経験者じゃない。
性の知識はあっても、実際に女性の服の下は、見たことがないと思われる。
ドリアン王国の侯爵子息も結婚する時期には、実践で教えてもらえるのかもしれない。
この世界の王侯貴族は、婚前交渉には、慎重だ。
王侯貴族の家では、誰の子か分からないという事態は歓迎されない。
政略結婚がある世界だから、政略結婚の意味がなくなる行いは、良しとされない。
クロードは、まだ見ぬ女性の胸万歳なドリアン王国の侯爵子息に、オレの慎ましやかな胸が勝つと示したかったらしい。
フェチな部分で勝敗をつけるのは、無謀だと思うぞ。
でも、いいことを聞いたなー。
ドリアン王国の侯爵子息は、クロードと対等に言い合える人物だ。
ドリアン王国との外交はこれから。
クロード相手に率直な意見が言える人物は希少。
忖度なしで、クロードと話ができる人。
ドリアン王国の侯爵子息、クロードの友人にならないかな?
オレは、スカウトしたいぞ。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
1,680
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる