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第9章 オレはケレメイン大公国の大公妃殿下です。
317.クロードとオレが出会った時点で、クロードに婚約者がいなかった、というところから、順番に考えてみます。ネックは、マウンテン王国の王家?
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王女様の態度に謎を解く鍵があるのかな?
なんで、そんなに自信満々なんだ?
と聞いてみる?
王女様に。
原点に戻ってみる。
オレがこの世界に来たとき。
クロードの婚約者は決まっていなかった。
クロードの両親は、早くからクロードの相手を探しながら、決断しなかった。
決めなかった?
決まらなかった?
決め手に欠けていた?
国内の情勢が、先代国王陛下に切り替わってからも、サーバル王国の王女様との縁談話を引き延ばしている。
サーバル王国の人は、クロードの両親が積極的になったタイミングが、国王陛下が即位した後だと認識している。
国王陛下が即位したタイミングということは、クロードの両親の先代ケレメイン公爵夫妻が、マウンテン王国の国内情勢を予測できるようになったから、様子見から一歩踏み出したんじゃないのかな。
マウンテン王国の公爵だったクロードとオレの結婚には、マウンテン王国の国王陛下の承認が必要だった。
公爵子息だったクロードの婚約も、国王陛下の承認が必要だったんじゃないのかなー。
クロードの両親は、サーバル王国の王女様がクロードの婚約者では、国王陛下の承認がおりないとふんでいたんじゃないのかな。
国王陛下の承認がおりなさそうな、サーバル王国の王女様を婚約者として検討することに、意味があった?
ケレメイン公爵子息クロードの婚約者として、サーバル王国の王女様の名前があがっている間は、国際問題になるから、自国の、マウンテン王国の王女殿下や侯爵令嬢との縁談話は宙に浮く。
国内の縁談話を進ませないために、外国の王女様との縁談話が立ち消えないようにしていた?
実ることがなくても。
そうまでして、クロードの婚約を引き伸ばす理由は何かな。
マウンテン王国の王家に近づきたくないから、かな?
侯爵令嬢と王女殿下だと、本命は王女殿下になる。
クロードの祖母は、マウンテン王国の王女殿下だった。
血が近くなるのを嫌った?
王女殿下が降嫁するのを避けたかった理由が、血が近くなる以外にあるとしたら、マウンテン王国の王家と、一定の距離を保ちたかった。
マウンテン王国の王女様が適齢期を過ぎるまで、引っ張るつもりだったとか。
クロードの両親が、サーバル王国の王女様との縁談の実現をどれほど視野に入れていたのかは、分からない。
マウンテン王国の王女殿下との縁談が成り立たなくなった時点で、サーバル王国の王女様との縁談を打ち切るつもりだった可能性もある。
マウンテン王国の王家と関係のない家のご令嬢との婚姻を推し進められるなら、そうしたかもしれない。
サーバル王国が、ケレメイン大公国になったタイミングで王女様を輿入れさせようと強硬姿勢を見せたのは、ケレメイン公爵家が独立したから。
ケレメイン大公国となることで、クロードの結婚に、マウンテン王国の国王陛下の承認が不要になった。
今の時期を逃したら。
サーバル王国の王女様とクロードの結婚は成立させることが不可能だとふんで、サーバル王国側は、ケレメイン大公国に乗り込んできたんだな。
背水の陣。
王女様の方は、サーバル王国で、クロードと結婚する将来を聞かされてきた。
クロードとは、対照的に。
なぜなら、サーバル王国側は、クロードと王女様との婚姻を実現したかったから。
国策。
というところかな?
王女様以外は、完全にではなくても、クロードのご両親の目論見を把握して、情勢をみていたんだろうな。
情勢が変わった勢いで強硬姿勢を見せた結果、失敗に終わった。
王女様の乗ってきた神輿は、目的地に着いたら壊れて、担ぎ手と一緒に地面に投げ出された。
王女様に、なんと声をかけるかな?
なんで、そんなに自信満々なんだ?
と聞いてみる?
王女様に。
原点に戻ってみる。
オレがこの世界に来たとき。
クロードの婚約者は決まっていなかった。
クロードの両親は、早くからクロードの相手を探しながら、決断しなかった。
決めなかった?
決まらなかった?
決め手に欠けていた?
国内の情勢が、先代国王陛下に切り替わってからも、サーバル王国の王女様との縁談話を引き延ばしている。
サーバル王国の人は、クロードの両親が積極的になったタイミングが、国王陛下が即位した後だと認識している。
国王陛下が即位したタイミングということは、クロードの両親の先代ケレメイン公爵夫妻が、マウンテン王国の国内情勢を予測できるようになったから、様子見から一歩踏み出したんじゃないのかな。
マウンテン王国の公爵だったクロードとオレの結婚には、マウンテン王国の国王陛下の承認が必要だった。
公爵子息だったクロードの婚約も、国王陛下の承認が必要だったんじゃないのかなー。
クロードの両親は、サーバル王国の王女様がクロードの婚約者では、国王陛下の承認がおりないとふんでいたんじゃないのかな。
国王陛下の承認がおりなさそうな、サーバル王国の王女様を婚約者として検討することに、意味があった?
ケレメイン公爵子息クロードの婚約者として、サーバル王国の王女様の名前があがっている間は、国際問題になるから、自国の、マウンテン王国の王女殿下や侯爵令嬢との縁談話は宙に浮く。
国内の縁談話を進ませないために、外国の王女様との縁談話が立ち消えないようにしていた?
実ることがなくても。
そうまでして、クロードの婚約を引き伸ばす理由は何かな。
マウンテン王国の王家に近づきたくないから、かな?
侯爵令嬢と王女殿下だと、本命は王女殿下になる。
クロードの祖母は、マウンテン王国の王女殿下だった。
血が近くなるのを嫌った?
王女殿下が降嫁するのを避けたかった理由が、血が近くなる以外にあるとしたら、マウンテン王国の王家と、一定の距離を保ちたかった。
マウンテン王国の王女様が適齢期を過ぎるまで、引っ張るつもりだったとか。
クロードの両親が、サーバル王国の王女様との縁談の実現をどれほど視野に入れていたのかは、分からない。
マウンテン王国の王女殿下との縁談が成り立たなくなった時点で、サーバル王国の王女様との縁談を打ち切るつもりだった可能性もある。
マウンテン王国の王家と関係のない家のご令嬢との婚姻を推し進められるなら、そうしたかもしれない。
サーバル王国が、ケレメイン大公国になったタイミングで王女様を輿入れさせようと強硬姿勢を見せたのは、ケレメイン公爵家が独立したから。
ケレメイン大公国となることで、クロードの結婚に、マウンテン王国の国王陛下の承認が不要になった。
今の時期を逃したら。
サーバル王国の王女様とクロードの結婚は成立させることが不可能だとふんで、サーバル王国側は、ケレメイン大公国に乗り込んできたんだな。
背水の陣。
王女様の方は、サーバル王国で、クロードと結婚する将来を聞かされてきた。
クロードとは、対照的に。
なぜなら、サーバル王国側は、クロードと王女様との婚姻を実現したかったから。
国策。
というところかな?
王女様以外は、完全にではなくても、クロードのご両親の目論見を把握して、情勢をみていたんだろうな。
情勢が変わった勢いで強硬姿勢を見せた結果、失敗に終わった。
王女様の乗ってきた神輿は、目的地に着いたら壊れて、担ぎ手と一緒に地面に投げ出された。
王女様に、なんと声をかけるかな?
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