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第9章 オレはケレメイン大公国の大公妃殿下です。
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国王陛下のお願いは、まだかなー?
うんともすんとも聞こえない。
青姦ルームでは、国王陛下の一挙手一投足が注目の的。
青姦ルームにいるのに、プレイをしないで、注目を集めることができるんだなー。
青姦ルームの使い道が、増えそうだ。
青姦ルームの新しい使い道の方向性を示してくれた国王陛下の背中を押してみようかな。
お礼に。
「生かしておきたい、と、国王陛下が思える人がいないなら、大使館の人事は、白紙だなー。
国王陛下の決心がつかないような人しかいないなら、青姦ルーム内での採用は、見送って、他で採用活動しないと。
国王陛下に不要と判断されるくらいの人なら、処刑もやむなし。
国王陛下がお勧めできないような人は、大使館勤務にはなー。
結論が出せないのなら、いらないんじゃないのかな?」
静かな青姦ルームには、オレの声がよく通る。
青姦ルーム内にいる人は、国王陛下の声を聞き漏らすことがないように、と、物音を立てないようにしているからだな。
オレとクロードとカズラくんを除いて、青姦ルームにいる人の耳は、国王陛下に集中している。
一方、オレとクロードとカズラくんは、国王陛下以外も、警戒している。
「勝手なことを。」
と国王陛下。
「勝手かなー?」
「使いたければ、ケレメイン大公国で使うと良い。」
と国王陛下は、オレをひと睨み。
ほうほう、前向きなご回答をありがとうございます。
「国王陛下が、どうしても使ってほしい、というなら、お詫びをいただくのと併せて、使おうかな?
国王陛下のお詫びの言葉よりも、国としての誠意が感じ取れるものがあれば、話はスムーズだぞ?」
オレとケレメイン大公国は、何も困らないんだよねー、というのを、チラチラじゃなく、デカデカとアピールする。
土足で上がり込んできた上に、ナメてかかってくる相手には、顔面にハバネロを塗りたくってやってから、土足で汚れた床を掃除させて、家から出したい派だからなー、オレは。
お願いします、帰ってください、とは、決して言わないぞ。
「この者らをケレメイン大公家が召し抱えるのが、条件だ。」
と国王陛下。
「王女様は、処刑でいいんだな?」
「「国王陛下、ずべし!」」
と王妃陛下と王女様の嘆願の声が重なる。
黙り込む国王陛下の耳に、オレの悪魔のささやきが。
「王女様も、まとめて使ってやろうか?」
「クロード様じゃない、変態の露出男なんて、ずべし!」
と王女様。
王女様、言葉遣いに気をつける気はないのかなー?
「王女様には、適材適所の場所があるぞ?」
と優しい声がけをするて、王女様は、大人しくなった。
「命と誇りを失わせるようなことは、ずべし。」
と王妃陛下が、オレを睨んでくる。
「王女様の未来は、国王陛下次第だぞ。
国王陛下が、王女様をオレの好きにしていいって、保証しないなら、必要ないんだよな、オレ。」
王女様と王妃陛下が、ぐぬぬ、歯噛みしている。
「構わぬ。王女を預ける。」
と国王陛下。
帰国後の王女様には、出国前と同じポジションがない状態だったんだろうな。
「お詫びの内容は、オレが指定したもののみ、とする。
お詫びの内容を、オレとケレメイン大公国の許可なく変更した場合は、召し抱える件と関係する全ての条件は破棄して、契約不履行の責任を、国に追求する。」
「良かろう。」
と国王陛下。
「よし、文書は、クロードが作って、調印は、国王陛下とケレメイン大公のクロードとケレメイン大公妃のオレ。女神様は、証人。」
さくさくと、文書の調印は終了。
オレは、証人の女神様の前で宣言した。
「ケレメイン大公国は、サーバル王国との国交樹立に伴い、サーバル王国内に大使館をもうける。
青姦ルームにいる入国者のうち、国王陛下と王妃陛下を除いたサーバル王国の随行員は、ケレメイン大公家の使用人の肩書きのもと、サーバル王国内にあるケレメイン大公国の大使館に、生涯、大使館員として常駐させる。
サーバル王国にあるケレメイン大公国の大使館の維持費や、大使館員への給料、必要経費などの、ケレメイン大公国が、サーバル王国に構える大使館としての、ていをなして使える状態にするための費用は、お詫びとして、サーバル王国が、未来永劫、負担する。」
女神様の裁定が下った人に、ケレメイン大公国の土は、一生踏ませないぞ?
オレは、有言実行の男だからな。
「何だと?我が国に作る大使館に押し込める気か!」
と国王陛下。
「ふふふ。」
と面白がる女神様。
「押し込める?
サーバル王国にある、ケレメイン大公国の大使館員として、終生、勤務する以上、ケレメイン大公国とケレメイン大公家、オレとクロードへの反目や反逆は、認めない。
ケレメイン大公国は、国王陛下のお願いで採用した大使館員が、大使館員たりうる仕事をしなかったり、大使館員としての人品が怪しかった場合、即クビを申し渡して、追い出し、クビ情報を公開する。
サーバル王国にある大使館からは、オレとクロードと、ケレメイン大公国あてに、サーバル王国内の情報を提出させる。
嘘、いつわり、誇張、情報隠匿、どれも、クビ要件だからな。
サーバル王国では、ケレメイン大公国の大使館員として、ケレメイン大公国とオレとクロードを裏切らないようにな?」
国王陛下と王妃陛下、サーバル王国の随行員は、随行員が、ケレメイン大公国内で活躍出来ないと分かって、暴れそうだなー。
女神様の出番だな。
「女神様、英雄クロードの範囲にいて、英雄クロードのためにならないことを仕事とする者は、英雄クロードを蔑ろにした、から裁定が下ったよなー。」
ケレメイン大公家の使用人の柴犬人が、びくっとした。
柴犬人の耳と尻尾を見て、大人しくなる、サーバル王国の随行員。
国王陛下と王妃陛下は、してやられた、という顔をしている。
さて、次は、王女様だなー。
うんともすんとも聞こえない。
青姦ルームでは、国王陛下の一挙手一投足が注目の的。
青姦ルームにいるのに、プレイをしないで、注目を集めることができるんだなー。
青姦ルームの使い道が、増えそうだ。
青姦ルームの新しい使い道の方向性を示してくれた国王陛下の背中を押してみようかな。
お礼に。
「生かしておきたい、と、国王陛下が思える人がいないなら、大使館の人事は、白紙だなー。
国王陛下の決心がつかないような人しかいないなら、青姦ルーム内での採用は、見送って、他で採用活動しないと。
国王陛下に不要と判断されるくらいの人なら、処刑もやむなし。
国王陛下がお勧めできないような人は、大使館勤務にはなー。
結論が出せないのなら、いらないんじゃないのかな?」
静かな青姦ルームには、オレの声がよく通る。
青姦ルーム内にいる人は、国王陛下の声を聞き漏らすことがないように、と、物音を立てないようにしているからだな。
オレとクロードとカズラくんを除いて、青姦ルームにいる人の耳は、国王陛下に集中している。
一方、オレとクロードとカズラくんは、国王陛下以外も、警戒している。
「勝手なことを。」
と国王陛下。
「勝手かなー?」
「使いたければ、ケレメイン大公国で使うと良い。」
と国王陛下は、オレをひと睨み。
ほうほう、前向きなご回答をありがとうございます。
「国王陛下が、どうしても使ってほしい、というなら、お詫びをいただくのと併せて、使おうかな?
国王陛下のお詫びの言葉よりも、国としての誠意が感じ取れるものがあれば、話はスムーズだぞ?」
オレとケレメイン大公国は、何も困らないんだよねー、というのを、チラチラじゃなく、デカデカとアピールする。
土足で上がり込んできた上に、ナメてかかってくる相手には、顔面にハバネロを塗りたくってやってから、土足で汚れた床を掃除させて、家から出したい派だからなー、オレは。
お願いします、帰ってください、とは、決して言わないぞ。
「この者らをケレメイン大公家が召し抱えるのが、条件だ。」
と国王陛下。
「王女様は、処刑でいいんだな?」
「「国王陛下、ずべし!」」
と王妃陛下と王女様の嘆願の声が重なる。
黙り込む国王陛下の耳に、オレの悪魔のささやきが。
「王女様も、まとめて使ってやろうか?」
「クロード様じゃない、変態の露出男なんて、ずべし!」
と王女様。
王女様、言葉遣いに気をつける気はないのかなー?
「王女様には、適材適所の場所があるぞ?」
と優しい声がけをするて、王女様は、大人しくなった。
「命と誇りを失わせるようなことは、ずべし。」
と王妃陛下が、オレを睨んでくる。
「王女様の未来は、国王陛下次第だぞ。
国王陛下が、王女様をオレの好きにしていいって、保証しないなら、必要ないんだよな、オレ。」
王女様と王妃陛下が、ぐぬぬ、歯噛みしている。
「構わぬ。王女を預ける。」
と国王陛下。
帰国後の王女様には、出国前と同じポジションがない状態だったんだろうな。
「お詫びの内容は、オレが指定したもののみ、とする。
お詫びの内容を、オレとケレメイン大公国の許可なく変更した場合は、召し抱える件と関係する全ての条件は破棄して、契約不履行の責任を、国に追求する。」
「良かろう。」
と国王陛下。
「よし、文書は、クロードが作って、調印は、国王陛下とケレメイン大公のクロードとケレメイン大公妃のオレ。女神様は、証人。」
さくさくと、文書の調印は終了。
オレは、証人の女神様の前で宣言した。
「ケレメイン大公国は、サーバル王国との国交樹立に伴い、サーバル王国内に大使館をもうける。
青姦ルームにいる入国者のうち、国王陛下と王妃陛下を除いたサーバル王国の随行員は、ケレメイン大公家の使用人の肩書きのもと、サーバル王国内にあるケレメイン大公国の大使館に、生涯、大使館員として常駐させる。
サーバル王国にあるケレメイン大公国の大使館の維持費や、大使館員への給料、必要経費などの、ケレメイン大公国が、サーバル王国に構える大使館としての、ていをなして使える状態にするための費用は、お詫びとして、サーバル王国が、未来永劫、負担する。」
女神様の裁定が下った人に、ケレメイン大公国の土は、一生踏ませないぞ?
オレは、有言実行の男だからな。
「何だと?我が国に作る大使館に押し込める気か!」
と国王陛下。
「ふふふ。」
と面白がる女神様。
「押し込める?
サーバル王国にある、ケレメイン大公国の大使館員として、終生、勤務する以上、ケレメイン大公国とケレメイン大公家、オレとクロードへの反目や反逆は、認めない。
ケレメイン大公国は、国王陛下のお願いで採用した大使館員が、大使館員たりうる仕事をしなかったり、大使館員としての人品が怪しかった場合、即クビを申し渡して、追い出し、クビ情報を公開する。
サーバル王国にある大使館からは、オレとクロードと、ケレメイン大公国あてに、サーバル王国内の情報を提出させる。
嘘、いつわり、誇張、情報隠匿、どれも、クビ要件だからな。
サーバル王国では、ケレメイン大公国の大使館員として、ケレメイン大公国とオレとクロードを裏切らないようにな?」
国王陛下と王妃陛下、サーバル王国の随行員は、随行員が、ケレメイン大公国内で活躍出来ないと分かって、暴れそうだなー。
女神様の出番だな。
「女神様、英雄クロードの範囲にいて、英雄クロードのためにならないことを仕事とする者は、英雄クロードを蔑ろにした、から裁定が下ったよなー。」
ケレメイン大公家の使用人の柴犬人が、びくっとした。
柴犬人の耳と尻尾を見て、大人しくなる、サーバル王国の随行員。
国王陛下と王妃陛下は、してやられた、という顔をしている。
さて、次は、王女様だなー。
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