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第9章 オレはケレメイン大公国の大公妃殿下です。
291.呼んでいません。呼んでいませんが、オレの加護として働いてください。女神様。
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クロードを傷つけない加護を願ったら。
女神様が来た。
女神様が来た、幻像じゃなく、本体が。
加護?
女神様自身が?
こんにゃくを隠し持っていたりしていないよなー?
加護として来たなら、女神様には、きっちり働いて貰おう。
「オレの呼びかけに応えてくれた女神様に、何してもらうかな。」
「女神様!」
と国王陛下が呼びかける。
女神様は、国王陛下に反応しない。
オレは、国王陛下と違って女神様のしもべじゃないからなー。
オレと繋がりがあるとき、女神様は、国王陛下の相手をしないぞ?
「女神様とオレは、対等だから、国王陛下はお呼びじゃないぞ?」
驚愕する国王陛下。
「対等だと?」
「女神様。加護として、顕現したんなら、オレと国王陛下と英雄クロード以外にも、姿を見せられるよな?」
「ふむ。」
女神様は、何かをしたようだ。
「「「あれが、女神様のお姿。」」」
青姦ルームに、どよめきが広がっていく。
「女神様。なぜ。お姿を下々に。」
と国王陛下。
今までは、国王陛下以外に見えなかったもんなー。
「女神様は、オレと話しているんだから、指をくわえて待っていたらいいと思うなー?
どんだけ待ったら、どんだけ祈ったら、女神様は、国王陛下の元に来てくれるかなー。」
女神様は、ケレメイン大公国には、顕現しない。
国王陛下が、ケレメイン大公国にいる限り、どれだけ呼びかけを聞いても、女神様は、応えてくれない。
加護で女神様自身が出てくるというのは、出張サービスみたいなものかな?
加護の不具合で、女神様が出張することになったのかなー。
「女神様。
オレの提案を聞いてくれるよな?
オレ、英雄クロードに寄生しようとする考え方をする人には、自分自身を見つめ直す機会を与えたい。」
「妾の英雄に寄生?」
と不快そうな女神様。
「そう。
英雄クロードは、カッコいいから。
英雄クロードのために間違いをただすことに存在意義を見出したり、旧習にならって、英雄クロードの考えを聞こうとしない人には、まず、英雄クロードの意見に耳を傾けるようになってもらいたいんだ。
英雄クロードの考えを理解するかしないかは、本人次第だけど、聞く耳を持たないのは、英雄クロードを蔑ろにすることだよなー?」
「妾の英雄を蔑ろにする?」
と女神様は、ご機嫌ななめ。
女神様が、来たのは、出張サービスじゃないな。
加護にかこつけて、女神様が駆けつけたっぽいぞ?
女神様は、女神様以外が、英雄クロードを好き放題することは望んでいないっということだな。
人の身で、クロードを軽んじると、女神様の不興をかうことになる。
今、青姦ルームにいる人は、女神様の意向を読み間違えた。
珍しくオレと女神様の利害が一致したな。
さて、女神様、裁定は?
女神様が来た。
女神様が来た、幻像じゃなく、本体が。
加護?
女神様自身が?
こんにゃくを隠し持っていたりしていないよなー?
加護として来たなら、女神様には、きっちり働いて貰おう。
「オレの呼びかけに応えてくれた女神様に、何してもらうかな。」
「女神様!」
と国王陛下が呼びかける。
女神様は、国王陛下に反応しない。
オレは、国王陛下と違って女神様のしもべじゃないからなー。
オレと繋がりがあるとき、女神様は、国王陛下の相手をしないぞ?
「女神様とオレは、対等だから、国王陛下はお呼びじゃないぞ?」
驚愕する国王陛下。
「対等だと?」
「女神様。加護として、顕現したんなら、オレと国王陛下と英雄クロード以外にも、姿を見せられるよな?」
「ふむ。」
女神様は、何かをしたようだ。
「「「あれが、女神様のお姿。」」」
青姦ルームに、どよめきが広がっていく。
「女神様。なぜ。お姿を下々に。」
と国王陛下。
今までは、国王陛下以外に見えなかったもんなー。
「女神様は、オレと話しているんだから、指をくわえて待っていたらいいと思うなー?
どんだけ待ったら、どんだけ祈ったら、女神様は、国王陛下の元に来てくれるかなー。」
女神様は、ケレメイン大公国には、顕現しない。
国王陛下が、ケレメイン大公国にいる限り、どれだけ呼びかけを聞いても、女神様は、応えてくれない。
加護で女神様自身が出てくるというのは、出張サービスみたいなものかな?
加護の不具合で、女神様が出張することになったのかなー。
「女神様。
オレの提案を聞いてくれるよな?
オレ、英雄クロードに寄生しようとする考え方をする人には、自分自身を見つめ直す機会を与えたい。」
「妾の英雄に寄生?」
と不快そうな女神様。
「そう。
英雄クロードは、カッコいいから。
英雄クロードのために間違いをただすことに存在意義を見出したり、旧習にならって、英雄クロードの考えを聞こうとしない人には、まず、英雄クロードの意見に耳を傾けるようになってもらいたいんだ。
英雄クロードの考えを理解するかしないかは、本人次第だけど、聞く耳を持たないのは、英雄クロードを蔑ろにすることだよなー?」
「妾の英雄を蔑ろにする?」
と女神様は、ご機嫌ななめ。
女神様が、来たのは、出張サービスじゃないな。
加護にかこつけて、女神様が駆けつけたっぽいぞ?
女神様は、女神様以外が、英雄クロードを好き放題することは望んでいないっということだな。
人の身で、クロードを軽んじると、女神様の不興をかうことになる。
今、青姦ルームにいる人は、女神様の意向を読み間違えた。
珍しくオレと女神様の利害が一致したな。
さて、女神様、裁定は?
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