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第9章 オレはケレメイン大公国の大公妃殿下です。
283.青姦ルームのプレゼンをしています。国王陛下ご夫妻に。
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イメージとしては、建物の屋上に植物園の巨大な温室がある感じ。
「開放感のあるガラス張りの壁と天井は、建物の中にいながら、二人っきりの気分を味わえます。
世界中に、二人しかいないという気分になって、普段よりも大胆になれます。
愛する人を求める本能のままに、貪欲に快楽を追い求めたくなります。
紳士は、野獣になります。
淑女が、何になるのかは、実際にご使用になって、お確かめください。
満天の星空の下、夕焼けを見ながら、朝焼けとともに。
どんな時間帯でも、盛り上がります。」
オレは、説明をしながら思う。
今のオレは、モデルルームを案内する不動産屋の営業か、植物園で、見学者に解説している学芸員みたいだなー。
オススメの部屋の予約を取らなきゃいけないんだから、販売目標がありそうな、不動産屋の営業が近いかな?
「外から見えないのかね?」
と国王陛下。
「確認はしていません。
この部屋は、青姦ルームです。
見られているかもしれない、という、羞恥心や、見られたら恥ずかしい、イケナイことをしている、という感覚が性的な興奮に結びつく効果を期待しています。
背徳感は、行動を大胆にします。
オレは、誰かに、何かを言われたことはありません。
参考までに。」
真面目に返すオレ。
「ヒサツグと燃え上がる私を見たところで、
『昨日は、お楽しみでしたね。』
と言う者はいない。
私とヒサツグの睦み合う姿を見て、羨ましくなる者はいるだろう。
愛する人と快楽を追求することは、何事にも代えがたい至福。」
とクロード。
青姦ルームは、クロードとの結婚を希望する王女様をお持ちの国のスパイに見せつけるために作った、と、最近クロードから聞いた。
クロードが服を脱がずに、オレだけ全裸だったのは、クロードと結婚したら、王女様だけ、不特定多数に全裸を見られながらすることになるかもよ?という情報を、スパイに持ち帰らせる狙い。
クロードは、ミーレ長官の告白を聞く前から、情報の漏れ具合を警戒していて、スパイに持ち帰らせる情報を操作しようと考えた。
閃いたのが、クロードの趣味と実益を兼ねる青姦ルーム。
「青姦ルームでは、愛する人を求める本能が、いつもよりも、大胆な愛を求めます。
紳士は、野獣になります。
淑女は、ご使用になって、お確かめください。」
王妃陛下は、青姦ルームを使用することについて、全く気が進まない様子。
国王陛下は、他のプレイルームなら、試したい、と考えていそうだなー。
「こちらの部屋をはじめとする、この既婚者棟のプレイルームは、入国時に、伴侶を同伴している既婚者が、ご夫婦での愛を深めるための部屋です。
普段、独身と単身者は入れません。
今日は、見学のために、特別に、既婚者以外にも、入室を許可しています。」
オレは、言葉をきって、カズラくんに手を繋がれている王女様に問いかけた。
「王女様。
青姦ルームで、貪欲に快楽を貪る姿をさらけ出す愛は、楽しめそうですか?」
「開放感のあるガラス張りの壁と天井は、建物の中にいながら、二人っきりの気分を味わえます。
世界中に、二人しかいないという気分になって、普段よりも大胆になれます。
愛する人を求める本能のままに、貪欲に快楽を追い求めたくなります。
紳士は、野獣になります。
淑女が、何になるのかは、実際にご使用になって、お確かめください。
満天の星空の下、夕焼けを見ながら、朝焼けとともに。
どんな時間帯でも、盛り上がります。」
オレは、説明をしながら思う。
今のオレは、モデルルームを案内する不動産屋の営業か、植物園で、見学者に解説している学芸員みたいだなー。
オススメの部屋の予約を取らなきゃいけないんだから、販売目標がありそうな、不動産屋の営業が近いかな?
「外から見えないのかね?」
と国王陛下。
「確認はしていません。
この部屋は、青姦ルームです。
見られているかもしれない、という、羞恥心や、見られたら恥ずかしい、イケナイことをしている、という感覚が性的な興奮に結びつく効果を期待しています。
背徳感は、行動を大胆にします。
オレは、誰かに、何かを言われたことはありません。
参考までに。」
真面目に返すオレ。
「ヒサツグと燃え上がる私を見たところで、
『昨日は、お楽しみでしたね。』
と言う者はいない。
私とヒサツグの睦み合う姿を見て、羨ましくなる者はいるだろう。
愛する人と快楽を追求することは、何事にも代えがたい至福。」
とクロード。
青姦ルームは、クロードとの結婚を希望する王女様をお持ちの国のスパイに見せつけるために作った、と、最近クロードから聞いた。
クロードが服を脱がずに、オレだけ全裸だったのは、クロードと結婚したら、王女様だけ、不特定多数に全裸を見られながらすることになるかもよ?という情報を、スパイに持ち帰らせる狙い。
クロードは、ミーレ長官の告白を聞く前から、情報の漏れ具合を警戒していて、スパイに持ち帰らせる情報を操作しようと考えた。
閃いたのが、クロードの趣味と実益を兼ねる青姦ルーム。
「青姦ルームでは、愛する人を求める本能が、いつもよりも、大胆な愛を求めます。
紳士は、野獣になります。
淑女は、ご使用になって、お確かめください。」
王妃陛下は、青姦ルームを使用することについて、全く気が進まない様子。
国王陛下は、他のプレイルームなら、試したい、と考えていそうだなー。
「こちらの部屋をはじめとする、この既婚者棟のプレイルームは、入国時に、伴侶を同伴している既婚者が、ご夫婦での愛を深めるための部屋です。
普段、独身と単身者は入れません。
今日は、見学のために、特別に、既婚者以外にも、入室を許可しています。」
オレは、言葉をきって、カズラくんに手を繋がれている王女様に問いかけた。
「王女様。
青姦ルームで、貪欲に快楽を貪る姿をさらけ出す愛は、楽しめそうですか?」
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