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第9章 オレはケレメイン大公国の大公妃殿下です。
281.尻じゃ、受精しない、尻好きは、尻一辺倒だよ、とカズラくんは言いました。尻は、男女どちらにもありますね。
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「入国審査で、国から届けは出ているけれど、本人確認もしていくから。
無回答は、独身プログラム。
プログラム開始後の変更は受け付けないからな。」
上から下まで、ケレメイン大公国のことをナメきっているので、司祭と医者、元神子様カズラくんに頑張ってもらった。
カズラくんは、独身プログラム対象者に、にらみをきかせてもらう。
司祭と医者は、単身者プログラムの担当。
オレとクロードは、国王陛下ご夫妻をはじめとする既婚者プログラムの担当。
さて。
人数の少ない単身者プログラムは、一番に移動して、単身者プログラム棟へ。
風呂、トイレ、食事処は、共同。
対象者は、ベッドだけ、置いてある二畳ほどの個室に一人ずつ入ってもらう。
人数が最多の独身プログラムの人は、カズラくんが王女様の手を引いて先頭を歩いていく。
王女様は、クロード以外に手を繋がれたくないと、最初は、カズラくんを振り払った。
「誰も好き好んで、手を繋いでいるわけじゃないんだよ。
王女様は、独身プログラムやらないで、帰るってことでいいんだ?
帰らないなら、ぼくの言うことを聞くんだよ。」
とカズラくん。
「クロード様。恐ろしい男がわたくしを連れて行こうと。」
王女様は、クロードに助けを求めた。
カズラくんと王女様なら、王女様の方が、か弱く見えないけどな。
「時間を無駄にするなら、帰ったら?
ゴネて可愛いと言われるのは、忖度だよ。」
とカズラくん。
王女様は、カズラくんを無視してクロードの方にアピールしている。
「クロード様。共に国を支えるために、わたくしは参りましたのよ。」
と王女様。
「どの国を支えるって?外交の妨げにしかなってないよ。
クロードに見向きもされていないんだから、クロードは諦めたら?」
とカズラくん。
「わたくしは、年増の男とは違い、クロード様に相応しい愛をお教えします。家族を作りますわ。」
と王女様。
「無理だよ。尻では、受精しないから。」
とカズラくん。
王女様は、胸をそらした。
「まあ、男性では無理ですが、女性は可能ですのよ。」
王女様は、ほほほ、と、得意気に笑った。
カズラくんは、ふーと、ため息ついた。
「女も、尻があるから、尻を使うと思わないんだ?
結婚した男が、前の穴を使うとは限らないのに。」
とカズラくん。
カズラくんは、何か、似たような話、知っているのかな?
尻好きの既婚者の話。
「尻を覚えた尻好きは、尻一辺倒だよ。」
とカズラくん。
「そんな性癖、わたくしにかかれば、あっという間に治りますわよ。
クロード様は、女の温もりに目覚めますわ。」
と王女様は、にっこり。
「へえ。王女様は、熟練職人なんだ?お披露目したくてしょうがない?」
とカズラくん。
「わたくしの他に、クロード様に相応しい大公妃はおりませんわ。」
と王女様。
王女様、自信満々だなー。
クロードは、王女様じゃなく、全体を見ている。
クロード、何か、気づいたのかな?
「先に既婚者プログラムの国王陛下ご夫妻を案内する。」
とクロード。
無回答は、独身プログラム。
プログラム開始後の変更は受け付けないからな。」
上から下まで、ケレメイン大公国のことをナメきっているので、司祭と医者、元神子様カズラくんに頑張ってもらった。
カズラくんは、独身プログラム対象者に、にらみをきかせてもらう。
司祭と医者は、単身者プログラムの担当。
オレとクロードは、国王陛下ご夫妻をはじめとする既婚者プログラムの担当。
さて。
人数の少ない単身者プログラムは、一番に移動して、単身者プログラム棟へ。
風呂、トイレ、食事処は、共同。
対象者は、ベッドだけ、置いてある二畳ほどの個室に一人ずつ入ってもらう。
人数が最多の独身プログラムの人は、カズラくんが王女様の手を引いて先頭を歩いていく。
王女様は、クロード以外に手を繋がれたくないと、最初は、カズラくんを振り払った。
「誰も好き好んで、手を繋いでいるわけじゃないんだよ。
王女様は、独身プログラムやらないで、帰るってことでいいんだ?
帰らないなら、ぼくの言うことを聞くんだよ。」
とカズラくん。
「クロード様。恐ろしい男がわたくしを連れて行こうと。」
王女様は、クロードに助けを求めた。
カズラくんと王女様なら、王女様の方が、か弱く見えないけどな。
「時間を無駄にするなら、帰ったら?
ゴネて可愛いと言われるのは、忖度だよ。」
とカズラくん。
王女様は、カズラくんを無視してクロードの方にアピールしている。
「クロード様。共に国を支えるために、わたくしは参りましたのよ。」
と王女様。
「どの国を支えるって?外交の妨げにしかなってないよ。
クロードに見向きもされていないんだから、クロードは諦めたら?」
とカズラくん。
「わたくしは、年増の男とは違い、クロード様に相応しい愛をお教えします。家族を作りますわ。」
と王女様。
「無理だよ。尻では、受精しないから。」
とカズラくん。
王女様は、胸をそらした。
「まあ、男性では無理ですが、女性は可能ですのよ。」
王女様は、ほほほ、と、得意気に笑った。
カズラくんは、ふーと、ため息ついた。
「女も、尻があるから、尻を使うと思わないんだ?
結婚した男が、前の穴を使うとは限らないのに。」
とカズラくん。
カズラくんは、何か、似たような話、知っているのかな?
尻好きの既婚者の話。
「尻を覚えた尻好きは、尻一辺倒だよ。」
とカズラくん。
「そんな性癖、わたくしにかかれば、あっという間に治りますわよ。
クロード様は、女の温もりに目覚めますわ。」
と王女様は、にっこり。
「へえ。王女様は、熟練職人なんだ?お披露目したくてしょうがない?」
とカズラくん。
「わたくしの他に、クロード様に相応しい大公妃はおりませんわ。」
と王女様。
王女様、自信満々だなー。
クロードは、王女様じゃなく、全体を見ている。
クロード、何か、気づいたのかな?
「先に既婚者プログラムの国王陛下ご夫妻を案内する。」
とクロード。
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