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第8章 29歳、異世界人になっていました。日本に帰りたいのに、英雄公爵に溺愛されています。
249.あとがき《248話 本編 完結》につきまして。本編内容、本編の流れ、主題、結末についての記述があります。
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29歳、異世界人になっていました。日本に帰りたいのに、英雄公爵に溺愛されています。
の本編は、248話で完結です。
お読みくださり、ありがとうございます。
249話は、本編完結後のあとがきです。
このあとがきを挟んで、本編のその後の話、もしくは、第二部の不定期更新を予定しています。
このあとがきには、本編の内容に関係する記述があります。
本編の流れや、結末を知っても大丈夫な方は、このままお読みください。
結末を知らないまま読み進めたい方は、本編の読了後、あとがきをお読みいただくことをおすすめします。
〈29歳、異世界人になっていました。日本に帰りたいのに、英雄公爵に溺愛されています。〉
の本編について。
第1話から第248話までが本編です。
いつの間にか異世界転移している上に、異世界で働いている!と自分自身で気づいた主人公ヒサツグ・ミズト(29歳)の日本人青年の一人称で、話が進みます。
異世界転移者の主人公ヒサツグ・ミズトは、自身の人生経験、誠意、知恵、用心深さ、行動力が持ち味です。
主人公以外の登場人物が、魔法を使用する場面はありますが、主人公ヒサツグは魔法で無双しません。
英雄公爵クロード・ケレメインの友人や婚約者候補、神子様カズラ君、大商人、公爵領で復興に手をこまねいている人達、公爵家の分家のクズ、暗殺者、女神様など千客万来。
主人公ヒサツグは、異世界で色々な出会いをし、自分の足場を自分で作っていきます。
この物語は、魔王討伐後の魔王による消失という損害から復興しようとしていく異世界を舞台にしています。
王侯貴族が支配者として君臨する異世界です。
主な登場人物は。
主人公ヒサツグ・ミズト(29歳)の他に、
魔王討伐のため、女神様が異世界から召喚した神子様(カズラ・ワケイ 20歳)、
魔王を討伐した英雄(主人公の相手、英雄公爵クロード・ケレメイン 24歳)。
その他、神子様や英雄、マウンテン王国に関わる人達が登場します。
登場人物は、肩書きで書いています。
主人公の一人称なので、主人公が知らない情報は、出てきません。
例えば。
作中の例を出しますと。
主人公ヒサツグは、ある時点まで、クロードを公爵と呼んでいました。
クロードの名前をヒサツグが知らなかったからです。
クロードを公爵と呼べば通じるため、
名前を知らなくても困らない、と、ヒサツグ自身が積極的に知ろうとしませんでした。
加えて、上から下へ名前を確かめても、上からは名乗らない貴族の慣例で、クロードは、ヒサツグに名前を名乗らなかったのです。
このお話は、題名が、主題のハッピーエンドです。
異世界の英雄公爵クロード・ケレメイン(24)と、不本意ながら異世界転移してきた日本人青年ヒサツグ・ミズト(29)が異世界で出会い、悩んだり傷ついたりしながら、一緒に歩くために、前へ進むお話です。
お話の流れといたしまして。
主人公が、英雄公爵に溺愛されている、と感じるに至るまでの過程を時間経過と共に、主人公の視点で、お話は進みます。
作中では。
112話に、わらべ歌(かごめかごめ)を一つ、
182話のタイトルと本文に、平家物語の冒頭を、
226話のタイトルに、百人一首の赤染衛門の歌を一首、
使用しています。
赤染衛門の歌は、
『今夜来ると言っていたのに、あなたは来なかったわ。』
という意味の和歌です。
男が、来なかったのは、外せない用事ができたから?
と百人一首を知ったときは言葉のまま受け入れていました。
妻問い婚の時代。
男が他のお宅へ行ったから来なかったのでは?
と、お話を書いているときになんとなく浮かびました。
和歌の言葉通りにヒサツグの心情を表しつつ、クロードの状況の暗喩として使いました。
クロードが通っていたわけではありませんが、誰かいるんじゃないの?と含みです。
主人公ヒサツグ・ミズトは、異世界転移してラッキーと考えるタイプではありません。
日本に戻って、日常の中で生きていきたいタイプなので、異世界で生き抜いて、日本に戻ることを目標に生きていきます。
主人公ヒサツグ・ミズトを愛するあまりに手放したくない英雄クロード・ケレメインは、主人公を日本に帰したくありません。
縁もゆかりも無かったヒサツグとクロード。
助けたり、
すれ違ったり、
助けられたり、
気持ちを貫いたり、
愛を求めたり、
愛を返したり、
誠意を見せたり、
愛しているがゆえのエゴを突き通したり、
不安になったりしながら、
支え合う夫婦としての関係を築いていきました。
好き好き大好きの下に潜んでいる、迷い、不安、身勝手さ、などの互いの苦しい気持ちも含めて、その全部を愛しているから、側にいてほしい、という愛です。
物語の本編は、最後に、英雄クロード・ケレメインに溺愛されていて、自身も彼を愛している、と主人公ヒサツグ・ミズトが幸せを噛みしめる形で、終わりを迎えます。
クロードが英雄公爵から、英雄大公になるため、タイトル通りではありませんが、本編最後は、映画館で、エンドロールが流れ、題名がスクリーンに出るようなイメージです。
その後のお話について。
愛妻家ならぬ愛こんにゃくに転身した暗殺者の結婚式?
元神子様カズラ君のその後?
クロードに押し掛けようと企む人達とクロードとヒサツグの攻防?
思いついたら、書いていきます。
《29歳、異世界人になっていました。日本に帰りたいのに、英雄公爵に溺愛されています。》
の本編完結まで、お付き合いいただき、ありがとうございます。
引き続き、お楽しみいただけましたら、幸いです。
の本編は、248話で完結です。
お読みくださり、ありがとうございます。
249話は、本編完結後のあとがきです。
このあとがきを挟んで、本編のその後の話、もしくは、第二部の不定期更新を予定しています。
このあとがきには、本編の内容に関係する記述があります。
本編の流れや、結末を知っても大丈夫な方は、このままお読みください。
結末を知らないまま読み進めたい方は、本編の読了後、あとがきをお読みいただくことをおすすめします。
〈29歳、異世界人になっていました。日本に帰りたいのに、英雄公爵に溺愛されています。〉
の本編について。
第1話から第248話までが本編です。
いつの間にか異世界転移している上に、異世界で働いている!と自分自身で気づいた主人公ヒサツグ・ミズト(29歳)の日本人青年の一人称で、話が進みます。
異世界転移者の主人公ヒサツグ・ミズトは、自身の人生経験、誠意、知恵、用心深さ、行動力が持ち味です。
主人公以外の登場人物が、魔法を使用する場面はありますが、主人公ヒサツグは魔法で無双しません。
英雄公爵クロード・ケレメインの友人や婚約者候補、神子様カズラ君、大商人、公爵領で復興に手をこまねいている人達、公爵家の分家のクズ、暗殺者、女神様など千客万来。
主人公ヒサツグは、異世界で色々な出会いをし、自分の足場を自分で作っていきます。
この物語は、魔王討伐後の魔王による消失という損害から復興しようとしていく異世界を舞台にしています。
王侯貴族が支配者として君臨する異世界です。
主な登場人物は。
主人公ヒサツグ・ミズト(29歳)の他に、
魔王討伐のため、女神様が異世界から召喚した神子様(カズラ・ワケイ 20歳)、
魔王を討伐した英雄(主人公の相手、英雄公爵クロード・ケレメイン 24歳)。
その他、神子様や英雄、マウンテン王国に関わる人達が登場します。
登場人物は、肩書きで書いています。
主人公の一人称なので、主人公が知らない情報は、出てきません。
例えば。
作中の例を出しますと。
主人公ヒサツグは、ある時点まで、クロードを公爵と呼んでいました。
クロードの名前をヒサツグが知らなかったからです。
クロードを公爵と呼べば通じるため、
名前を知らなくても困らない、と、ヒサツグ自身が積極的に知ろうとしませんでした。
加えて、上から下へ名前を確かめても、上からは名乗らない貴族の慣例で、クロードは、ヒサツグに名前を名乗らなかったのです。
このお話は、題名が、主題のハッピーエンドです。
異世界の英雄公爵クロード・ケレメイン(24)と、不本意ながら異世界転移してきた日本人青年ヒサツグ・ミズト(29)が異世界で出会い、悩んだり傷ついたりしながら、一緒に歩くために、前へ進むお話です。
お話の流れといたしまして。
主人公が、英雄公爵に溺愛されている、と感じるに至るまでの過程を時間経過と共に、主人公の視点で、お話は進みます。
作中では。
112話に、わらべ歌(かごめかごめ)を一つ、
182話のタイトルと本文に、平家物語の冒頭を、
226話のタイトルに、百人一首の赤染衛門の歌を一首、
使用しています。
赤染衛門の歌は、
『今夜来ると言っていたのに、あなたは来なかったわ。』
という意味の和歌です。
男が、来なかったのは、外せない用事ができたから?
と百人一首を知ったときは言葉のまま受け入れていました。
妻問い婚の時代。
男が他のお宅へ行ったから来なかったのでは?
と、お話を書いているときになんとなく浮かびました。
和歌の言葉通りにヒサツグの心情を表しつつ、クロードの状況の暗喩として使いました。
クロードが通っていたわけではありませんが、誰かいるんじゃないの?と含みです。
主人公ヒサツグ・ミズトは、異世界転移してラッキーと考えるタイプではありません。
日本に戻って、日常の中で生きていきたいタイプなので、異世界で生き抜いて、日本に戻ることを目標に生きていきます。
主人公ヒサツグ・ミズトを愛するあまりに手放したくない英雄クロード・ケレメインは、主人公を日本に帰したくありません。
縁もゆかりも無かったヒサツグとクロード。
助けたり、
すれ違ったり、
助けられたり、
気持ちを貫いたり、
愛を求めたり、
愛を返したり、
誠意を見せたり、
愛しているがゆえのエゴを突き通したり、
不安になったりしながら、
支え合う夫婦としての関係を築いていきました。
好き好き大好きの下に潜んでいる、迷い、不安、身勝手さ、などの互いの苦しい気持ちも含めて、その全部を愛しているから、側にいてほしい、という愛です。
物語の本編は、最後に、英雄クロード・ケレメインに溺愛されていて、自身も彼を愛している、と主人公ヒサツグ・ミズトが幸せを噛みしめる形で、終わりを迎えます。
クロードが英雄公爵から、英雄大公になるため、タイトル通りではありませんが、本編最後は、映画館で、エンドロールが流れ、題名がスクリーンに出るようなイメージです。
その後のお話について。
愛妻家ならぬ愛こんにゃくに転身した暗殺者の結婚式?
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クロードに押し掛けようと企む人達とクロードとヒサツグの攻防?
思いついたら、書いていきます。
《29歳、異世界人になっていました。日本に帰りたいのに、英雄公爵に溺愛されています。》
の本編完結まで、お付き合いいただき、ありがとうございます。
引き続き、お楽しみいただけましたら、幸いです。
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