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第6章 異世界で公爵の伴侶やってます。溺愛とは、何でしょうか。

178.どうぞ、こんにゃくをお持ちしました。何用ですか?尋問用ですよ。

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尋問タイムに入る前に、クロードに話をする。

尋問は、オレがする。

優しさは不要。

クロードは、オレに任す、と言うように、と。


捕まったという暗殺者を見たオレの感想。

能天気な捕り物で、捕まる理由が思い当たらない人物だった。

神子様を抱えて走れそうな体格。

ドジっ子には見えない。

頭が悪そうにも見えない。

「尋問に、英雄公爵が自らお越しとは、いやあ、まいった。」
と暗殺者。

どこのお大尽ですか?くらいの余裕を見せる暗殺者。

「お仲間は、何人で、逃げたのは、何人、下っ端は何人?」

一応、聞いてみよう。

下っ端は、医者が回収に行く予定だけどなー。

「おー。可愛がられているんだなあ。」

オレは、クロードにお姫様抱っこされている。

警戒心マックスになったクロードが、オレを離さない。

「おっさんも、可愛がられたいのかな?」

「可愛がってもらえるのか?」
と暗殺者。

クロードが、オレを抱っこする手にぎゅっと力を入れた。

出てこい、オレの加護!

クロードの心を守れ!

「ばびゅっ。」
と暗殺者から、変な音声が聞こえた。

暗殺者は、暗殺者が隠れるくらい巨大な板こんにゃくに囲まれていた。

なんで、こんにゃく?

板こんにゃくは、ぷるぷると震えながら、暗殺者を挟む。

板こんにゃくで、サンドイッチ?

暗殺者の背中側の板こんにゃくは、暗殺者をぎゅうぎゅうと押している。

暗殺者の顔側にある板こんにゃくは、上下にスライドし始める。

暗殺者の表情は、困惑から、苦悶、やがて、悦楽へと変化した。

まさか、まさか、巨大な板こんにゃくにこすられて、昇天しそうなのか!

オレとクロードの目の前で。

暗殺者は、びくびくしながら、ズボンの中に放出した。

板こんにゃくにイかされる人を目撃することになるとは。

板こんにゃくは、役割を終えて、いなくならなかった。

糸こんにゃくに、変身した。

こんにゃく、無敵だなー。

糸こんにゃくは、暗殺者の服の中に入っていく。

「ひゃあ、ひぃ、やあ。」
おっさんの嬌声があがる尋問ルーム。

後で、人に説明できる気がしないぞ、オレ。

「入ってる!入ってるから!
出したばっかりで敏感だから。入ってきたらダメエ。」
と下半身を振り動かしながら、身悶えしている暗殺者。

「先っぽは、刺激に弱いのー。ずろっと出たり入ったりなんて、されたら、また、出るう。」

糸こんにゃくに尿道を刺激されたのかー。

「ああ、後ろもなんて。吸っちゃう、吸っちゃうのが止まらないー。」
と暗殺者。

暗殺者のズボンの尻あたりがふくらんでいる。
糸こんにゃくが渦巻いており、一本ずつ、穴の中に吸い込まれていく。

一本吸い込まれるごとに、ズボンの尻あたりのふくらみは減っていき、最後の一本の頃には、ズボンの中にふくらみは消えていた。

「ああ、中でも、動くなんて、こんなの耐えられないー。」

糸こんにゃくが、腹の中と尻の中で、運動会をしているのかなー。

オレは、遠い目になりながら、快感にうち震える暗殺者を見ている。

目を放すわけにはいかないからなー。

「もう、ダメエ。変になるうう。頭の中が、こんにゃく愛に埋め尽くされるー。どうしよう、こんにゃくを愛してしまう。」
と、暗殺者は、悲鳴をあげた。

クロードは、厳しい表情をして、暗殺者を見た。

「さあ。私のヒサツグの問いに答えろ。ヒサツグ、任せた。」
とクロード。

この、流れで、オレに一任?
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