《本編 完結 続編開始》29歳、異世界人になっていました。日本に帰りたいのに、年下の英雄公爵に溺愛されています。

かざみはら まなか

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第6章 異世界で公爵の伴侶やってます。溺愛とは、何でしょうか。

155.愛している人に、愛されながら、一つになりたいです。

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オレは、クロードに触らせているんだ、と感じながら、翻弄されていく。

ドキドキする。

クロードのナニも元気だ。

オレは、好奇心から、クロードの股間に手を伸ばした。

この重量が、オレの中に。

初見は、怯んだけど、楽しみになってきた。

クロードの立派なナニは、オレを見て、大きくなって、オレの中に入りたがっているんだ、と思うと、愛おしく思えてくる。

触りたい。

手で確かめたい。

オレを欲しがっている、クロードの証。

オレは、手を伸ばし、クロードのナニを握っていた。

掌で、亀頭から、根本までの感触を確かめる。

握ってみると、熱さとかたさが分かる。

オレに興奮するクロードを見て、興奮するオレ。

オレが、クロードのナニをこすろうとすると。

「最初は、ヒサツグの中に。」
とクロード。

オレの穴に入る指が、一本、二本と増える。

ほぐされて、もどかしくて、腰が揺れる。

「足りない。」

クロードは、素早く起き上がった。

オレの尻に、生暖かいものが触れた。

「ヒサツグ、自分で開いて。」

オレは、言われるまま、ぐっと広げた。

中に入ってくる。

クロードの舌が。

舐めるだけじゃなく、中まで。

オレは、クロードが、オレの尻の穴の中に舌を入れて動かしているのを見ている。

気持ちいい。
クロードに、気持ちいいことをされて、顔がだらしなくなる。

オレを気持ちよくしているのが、クロードだと分かっているから、安心と嬉しさで、どんどん、気持ちいい、が加速していく。

クロードが舌から、指に切り替えた。

あ、指が増えた。

あと少しで、クロードのを挿れるんだな。

「ヒサツグ。最初は、顔を見ながら。」
とクロード。

「オレも、顔を見ながらがいい。早く、来いっ。クロードと一つになりたくて、襲いたくなってきた。」

「光栄だ。次は、襲うといい。」
とクロード。

ひくん。

クロードの切っ先が、オレの粘膜にくっつくと、待ち望んだオレの入口が、ひくひくと催促する。

オレの中をゆっくりと進む。

入った?

入っている。

中をぐっと押し進んでくる。

下から腹の中を圧迫される経験は、初めてだな。

オレと一つになりたいがために、クロードがオレに入ってくるのが、嬉しい。

時間をかけて、オレを溶かした。

ふーふー、言いたいくらいの圧迫感だけど、クロードのだから、圧迫されても、もっと来いっと思える。

クロード、全部、オレに挿れてこいっ。
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