《本編 完結 続編開始》29歳、異世界人になっていました。日本に帰りたいのに、年下の英雄公爵に溺愛されています。

かざみはら まなか

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第6章 異世界で公爵の伴侶やってます。溺愛とは、何でしょうか。

154.肌と肌で触れ合うことから、もう一度、始めましょう。

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クロードは、バスローブを脱ぐと、オレのバスローブも脱がした。

「クロード。」

オレは、今、いっぱいいっぱいになっている。

どうしよう?

「ヒサツグは、ヒサツグに触れているのが、私だと、五感で感じてみることから始めよう。」

クロードは、オレの手をとると、クロードの腹にぺたっと置いた。

「服を脱いだら、筋肉なんだな。」

腹が割れているぞ。

オレと違って。

「当主は、動き回るから、日頃から、体は鍛えている。
不測の事態で、休めないこともある。
最後は、体力が物を言う。
旦那としては、いつでも嫁を抱き上げられる体でないと。」
とクロード。

「オレも鍛えた方がいいんだろうけど、オレ、運動は、あまり、得意じゃないんだ。体力はつけるようにする。」

クロードは、オレの手をつかんで、クロードの体をぺたぺたと触らせてくれる。

実用的な筋肉が美しい。

クロードの体に見惚れていると。

「ヒサツグも手を動かして、触ってみるといい。」
とクロード。

クロードに促されて、オレは、自分で手を動かす。
目で、クロードの体を確認しながら、手を乗せる。

「手だけでなく、ヒサツグの全身で触れてみるといい。」
とクロード。

クロードは、羽根を撫でるくらいの優しい手つきで、オレを抱き寄せる。

クロードの肌とオレの肌が。

触れたところの温かさに安心して、気になっていく。

この体にもっと、触れていたい。

もっと全身に、クロードの体温を感じたい。

オレは、クロードの背中に手を回して抱きついていた。

「クロードは、気持ちがいいな。」

「私も、幸せな気分を味わっている。ヒサツグの気持ちいいことを増やしていく。」
とクロード。

「気持ちいいキスがしたい。」

クロードは、オレと体が離れないように密着させて、唇を寄せてきた。

「クロードの唇は、オレを誘ってくる。」

「誘っている。口を開けられるか?」
とクロード。

オレは、口を開けて、クロードの舌を待つ。

「最初は、ヒサツグの口の中。最後は、全身。」
とクロード。

オレの全身を?
クロードが、舐める?
それとも、キスする?

全身といったら、オレのナニも?

期待で、元気になってきた。

オレの股間が復活の兆しを見せている。
密着しているクロードに、丸わかり。

クロードが、嬉しそうに、オレのナニに足をこすりつけてくる。

刺激が、気持ちいいけど、もどかしい。

「クロード、触ってくれ。オレのに。さっきみたいに。」
オレは、クロードの手を、オレのナニにあてる。

クロードは、ゆっくり撫でたあと、くりくりと、鈴口を刺激したり、亀頭をぞわぞわ、と撫でたり。

「クロード。手で握って、こすってくれ。」
オレが懇願すると、クロードは、オレのナニを握ってくれた。

「こすってくれ。」
オレが、頼むと、クロードは手を動かす。

クロードの手が、気持ちいい。

クロードは、手を動かしながら、ずっと、オレの顔を見ている。

のぼってくる!

と、クロードの手が止まった。

「止めるな、もっと。」
オレが懇願すると。

「後ろも触る。」
とクロード。

オレの穴の周りをつついたり撫でたりしながら、穴にオイルを塗り込むクロード。

オレのナニがのぼりつめそうになると、クロードの手は離れていく。

もどかしい。

尻がぬるぬる。

穴に指が入ってくる。

「クロード、指が。前も後ろもきている。」

クロードは、キスもしてきた。
オレの口の中を確かめるように、舐めて、舌を絡ませるクロード。

オレ、クロードに翻弄されている。
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