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第6章 コーハ王家の第4王子と高位貴族子弟の近衛は、同じ近衛である地味平凡の子爵子息の魅了で逆ハーレムを作っている、との情報が!
1370.サブリーの婚約者からの確認に、びくっとするサブリーとユージュアル。ユージュアルの婚約者も見逃してくれない?
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サブリーの婚約者は、サブリーの肩に手を回す。
「サブリー。
サブリーは、城の茶会で盛られた薬でもよおしたときに、近衛別働隊の幹部に介抱されていたね。」
とサブリーの婚約者。
「ユージュアル。ユージュアルもだね?」
とユージュアルの婚約者。
サブリーとユージュアルは、同時にびくっと肩を震わせた。
サブリーとユージュアルが、性的に興奮する薬を過剰摂取して、近衛別働隊幹部に介抱された件。
前回ハンティア王国に来たとき、近衛別働隊の幹部がハンティア王国の王城内で開催された、茶会という名の強制集団お見合いに参加したときに起きた。
そのときのサブリーとユージュアルは、近衛別働隊の幹部に媚薬を摂取させないため、とお見合いをぶち壊すために、媚薬入りと承知の上で口をつけている。
そのときのサブリーとユージュアルの行動は、近衛別働隊の隊員として間違っていない。
仕事として媚薬を飲んだことは、誰からも責められる謂れはない。
だけど。
媚薬の解消に。
サブリーとユージュアルが、自分以外の手を借りたこと。
これが、問題提議されている。
サブリーとユージュアルは、それぞれの婚約者との約束事がある。
サブリーとユージュアルが婚約者以外と経験したことで、婚約者とも経験するように、と婚約者が要求した場合。
サブリーとユージュアルは、拒めない。
この約束事は、婚約者と性的な接触をしたくないサブリーとユージュアルの心情を慮ったもの。
フィリスとサブリーとユージュアル。
3人は、それぞれ、婚約者を実妹と共有している。
3件の婚約話の本命は、フィリス、サブリー、ユージュアルそれぞれの実妹と婚約話だ。
フィリス、サブリー、ユージュアルの3人は、本命の実妹が結婚に至らなかった場合のスペア。
内定している婚約を公表する日まで。
実妹への敵意を防ぐために、フィリス、サブリー、ユージュアルが本命のフリをする。
フィリス、サブリー、ユージュアルの婚約は、実妹の婚約公表により、自動的に解消される。
その大前提があるから。
最終的に結婚するのは実妹である以上、サブリーとユージュアルは、婚約者と肉体関係なんて持ちたくない。
サブリーとユージュアルが、婚約者と約束事を決めたのは、2人が男性に性的な興奮を覚えない性質だったことと、実妹のスペアに徹したいという家族愛からだ。
ハンティア王国での出来事が、婚約者に筒抜けになっているなんて、サブリーとユージュアルの想像の上をいっていた。
この期に及んで、婚約者の手でイかされる経験など増やしたくない。
サブリーとユージュアルは、それぞれの婚約者の隣でアイコンタクトをとる。
「サブリー。
サブリーは、城の茶会で盛られた薬でもよおしたときに、近衛別働隊の幹部に介抱されていたね。」
とサブリーの婚約者。
「ユージュアル。ユージュアルもだね?」
とユージュアルの婚約者。
サブリーとユージュアルは、同時にびくっと肩を震わせた。
サブリーとユージュアルが、性的に興奮する薬を過剰摂取して、近衛別働隊幹部に介抱された件。
前回ハンティア王国に来たとき、近衛別働隊の幹部がハンティア王国の王城内で開催された、茶会という名の強制集団お見合いに参加したときに起きた。
そのときのサブリーとユージュアルは、近衛別働隊の幹部に媚薬を摂取させないため、とお見合いをぶち壊すために、媚薬入りと承知の上で口をつけている。
そのときのサブリーとユージュアルの行動は、近衛別働隊の隊員として間違っていない。
仕事として媚薬を飲んだことは、誰からも責められる謂れはない。
だけど。
媚薬の解消に。
サブリーとユージュアルが、自分以外の手を借りたこと。
これが、問題提議されている。
サブリーとユージュアルは、それぞれの婚約者との約束事がある。
サブリーとユージュアルが婚約者以外と経験したことで、婚約者とも経験するように、と婚約者が要求した場合。
サブリーとユージュアルは、拒めない。
この約束事は、婚約者と性的な接触をしたくないサブリーとユージュアルの心情を慮ったもの。
フィリスとサブリーとユージュアル。
3人は、それぞれ、婚約者を実妹と共有している。
3件の婚約話の本命は、フィリス、サブリー、ユージュアルそれぞれの実妹と婚約話だ。
フィリス、サブリー、ユージュアルの3人は、本命の実妹が結婚に至らなかった場合のスペア。
内定している婚約を公表する日まで。
実妹への敵意を防ぐために、フィリス、サブリー、ユージュアルが本命のフリをする。
フィリス、サブリー、ユージュアルの婚約は、実妹の婚約公表により、自動的に解消される。
その大前提があるから。
最終的に結婚するのは実妹である以上、サブリーとユージュアルは、婚約者と肉体関係なんて持ちたくない。
サブリーとユージュアルが、婚約者と約束事を決めたのは、2人が男性に性的な興奮を覚えない性質だったことと、実妹のスペアに徹したいという家族愛からだ。
ハンティア王国での出来事が、婚約者に筒抜けになっているなんて、サブリーとユージュアルの想像の上をいっていた。
この期に及んで、婚約者の手でイかされる経験など増やしたくない。
サブリーとユージュアルは、それぞれの婚約者の隣でアイコンタクトをとる。
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