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第6章 コーハ王家の第4王子と高位貴族子弟の近衛は、同じ近衛である地味平凡の子爵子息の魅了で逆ハーレムを作っている、との情報が!
1362.ハンティア王国の攻略を開始するの。まず、手始めに。ミドリン・パーマーに魅了されたとされている貴族
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ボクは、ハーマルお兄様、サブリーとユージュアル、金髪碧眼の鬼の5人で、ハンティア王国のとある貴族の屋敷を訪問したの。
金髪碧眼の鬼は、移動中から、どこにいても、周囲の視線を集めているの。
平然としているのは、金髪碧眼の鬼の生まれによるものかしら。
先方への先触れなどの手配は、全てハーマルお兄様が指示して、段取りを整えてくださったの。
ボク、ハーマルお兄様、サブリーとユージュアルは、本日、貴族らしい装いのお忍び仕立てなの。
ボク達4人だけでいると、目立たない貴族子弟にしか見えないの。
金髪碧眼の鬼は、本人のキラキラ具合を際立たせるために、気品溢れるシックな装いなの。
来客対応されたボク達は、優雅にご挨拶したの。
「御子息のお加減はいかがかしら、と様子を見に来たの。
快癒されたのかしら?」
ボク達は、御子息がミドリン・パーマーへの好意を失わない理由を知っているけれど、おくびにも出さないの。
ミドリン・パーマーの魅了が原因ではなく、ミドリン・パーマーの願掛けを聞き届けた神のせいだから、御子息がミドリン・パーマーの呪縛から抜け出すことはないの。
ただし。
例外があるかもしれない、とボクは考えたの。
ボクは、人外には人外が効くのではないかしら、と考えたの。
ミドリン・パーマーが願掛けした神の願いを叶える力に、【神々の子どもたち】のお方の四肢を取り入れて鬼になった金髪碧眼の鬼の人を魅了する力を真っ向からぶつけてみるのは、どうかしら、とボクは考えて、実行に移したの。
「御子息は、ボクの知人に興味津々なのかしら?」
ミドリン・パーマーに囚われていた貴族子弟は、金髪碧眼の鬼に釘付けなの。
貴族子弟の寄越す視線は、金髪碧眼の鬼の美しさに夢中になっている、という視線ではないの。
今にも、飛びつきそうなの。
むしゃぶりついて、食われたがっているように見えるの。
性的に。
「御子息がミドリン・パーマーに夢中だった時間は、終わったのかしら?
曇ってしまった心を目覚めさせられなかったのは、出会う相手の問題だったのかしら。」
「ああ、そのように見えるが。」
と貴族令息の父である当主は、信じられないものを見るかのように、我が子の変化を見ているの。
「ミドリン・パーマーよりも魅力的な人物が、御子息には必要だったのかしら?
ボクの知人のような。」
ボクは、ニッコリしたの。
作戦会議を済ませたボク達が最初にしたことは、ミドリン・パーマーに魅了を使われたという貴族子弟に鬼を引き合わせること。
金髪碧眼の鬼は、移動中から、どこにいても、周囲の視線を集めているの。
平然としているのは、金髪碧眼の鬼の生まれによるものかしら。
先方への先触れなどの手配は、全てハーマルお兄様が指示して、段取りを整えてくださったの。
ボク、ハーマルお兄様、サブリーとユージュアルは、本日、貴族らしい装いのお忍び仕立てなの。
ボク達4人だけでいると、目立たない貴族子弟にしか見えないの。
金髪碧眼の鬼は、本人のキラキラ具合を際立たせるために、気品溢れるシックな装いなの。
来客対応されたボク達は、優雅にご挨拶したの。
「御子息のお加減はいかがかしら、と様子を見に来たの。
快癒されたのかしら?」
ボク達は、御子息がミドリン・パーマーへの好意を失わない理由を知っているけれど、おくびにも出さないの。
ミドリン・パーマーの魅了が原因ではなく、ミドリン・パーマーの願掛けを聞き届けた神のせいだから、御子息がミドリン・パーマーの呪縛から抜け出すことはないの。
ただし。
例外があるかもしれない、とボクは考えたの。
ボクは、人外には人外が効くのではないかしら、と考えたの。
ミドリン・パーマーが願掛けした神の願いを叶える力に、【神々の子どもたち】のお方の四肢を取り入れて鬼になった金髪碧眼の鬼の人を魅了する力を真っ向からぶつけてみるのは、どうかしら、とボクは考えて、実行に移したの。
「御子息は、ボクの知人に興味津々なのかしら?」
ミドリン・パーマーに囚われていた貴族子弟は、金髪碧眼の鬼に釘付けなの。
貴族子弟の寄越す視線は、金髪碧眼の鬼の美しさに夢中になっている、という視線ではないの。
今にも、飛びつきそうなの。
むしゃぶりついて、食われたがっているように見えるの。
性的に。
「御子息がミドリン・パーマーに夢中だった時間は、終わったのかしら?
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「ミドリン・パーマーよりも魅力的な人物が、御子息には必要だったのかしら?
ボクの知人のような。」
ボクは、ニッコリしたの。
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