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第6章 コーハ王家の第4王子と高位貴族子弟の近衛は、同じ近衛である地味平凡の子爵子息の魅了で逆ハーレムを作っている、との情報が!

1361.ボク、金髪碧眼の鬼をハンティア王国との交渉に同行させることにしたの。

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布団の呪縛が解けたボクは、お尻の中も外も、胸の尖りも、神気で綺麗にしたの。

ボクは、ボクの衣服を整えた後、金髪碧眼の鬼にも、衣服を整えさせたの。

「【神々の子どもたち】のお方に申し上げますの。

ボクは、一緒に来たハーマルお兄様とサブリーとユージュアルのところへ戻りますの。

鬼も連れていきますの。

ボク、鬼に鬼の居場所を探させますの。

【神々の子どもたち】のお方は、元の場所にお還りになれますかしら?

難しいのであれば、ガランの手配する場所に一時的にか永久にかは、分かりませんけども、お住いをお移しくださいませ。

現在、【神々の子どもたち】のお方がいらっしゃるハンティア王国に、旧家はございません。

こちらには、【神々の子どもたち】のお方と向き合える者がいませんの。

お還りになられるか、お住いをお移しになるか、お選びくださいませ。」

ボクが、【神々の子どもたち】のお方に呼びかけると。

「引っ越すと言っている。」
と金髪碧眼の鬼。

「では、お引越しで、手配いたしますの。」

ボコン。

ボクと金髪碧眼の鬼は、天井の穴から、ハーマルお兄様とサブリーとユージュアルがいる場所へ戻ってきたの。

ボクは、ハーマルお兄様とサブリーとユージュアルに、金髪碧眼の鬼を連れていくことと、妖怪におちた【神々の子どもたち】のお方にお引っ越ししていただく話をしたの。

「フィリス、お引越し先に心当たりはある?」
とハーマルお兄様。

「ガラン領の中の、お父様がボクにお任せくださった一画においでいただきますの。

ご案内は、ボクの相棒の布妖怪オリベがしますの。

ボク、この後、お父様とデヒルお兄様にご連絡しますの。」

「それがいいね。」
とハーマルお兄様。

「鬼さんは?」
とサブリー。

「鬼は、ハンティア王国の交渉に同行させるの。」

「フィリスは何かを閃いたかあ?」
とユージュアル。

「この鬼は、性行為に特殊能力を全振りしているの。

ボク達が連れて行ったら、この鬼の圧勝なの。」

ハーマルお兄様とサブリーとユージュアルは、顔を見合わせたの。

「鬼さんが、ハンティア王国側に色仕掛けをするということ?」
とサブリー。

「色仕掛けをしなくても、ハンティア王国側から、鬼様に寄ってくるかもしれない。

ハンティア王国は、旧家じゃないから。」
とハーマルお兄様。

「【神々の子どもたち】の四肢を受け継いだ鬼の特殊能力は、ボク達には効かないの。

でも、ハンティア王国の人達には効くと思うの。」

「色仕掛けに対して、色仕掛けでやり返そうにも、俺達には難しかったからなあ。」
とユージュアル。

「勝利の予感なの。」

「私にとって、何か良いことがあるのか?」
と金髪碧眼の鬼。

「鬼の能力を確かめるチャンスなの。

場合によっては、色々な人と性体験を積めるので、鬼としての生き方を考えるチャンスでもあるの。」

鬼の本能について、ボク達が目の前で見る機会でもあるの。
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