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第6章 コーハ王家の第4王子と高位貴族子弟の近衛は、同じ近衛である地味平凡の子爵子息の魅了で逆ハーレムを作っている、との情報が!

1208.平民による無血革命が成功したとされているホーマリーの歴史の真実と、無欠革命の立役者となった、ホーマリー王国の発案者のその後。

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ホーマリー王国で、【神々の子ども達】に関する費用を削るようにと言い出した者は、不当な利益を受け取った者を罰して、奪われた資産を取り戻し、国民に還元すべきだ、と唱えたの。

ホーマリー王国は、歴史のある王国だったの。

ホーマリー王国の首脳陣は、この世界の安寧のために、何が必要かを理解していたから、突っぱねたの。

【神々の子ども達】の予算を削るなんて発想が出てくるのは、【神々の子ども達】についてしっていて、【神々の子ども達】に対する負担を背負っている国の王侯貴族では、出てこない発想なの。

この世界に生きている王侯貴族が、持ってはいけない考えだったの。

首脳陣に突っぱねられた発案者は、王侯貴族に全く相手にされなくなったの。

発案者によれば、発案者は、貴族社会に見切りをつけたの。

発案者は、平民を扇動し始めたの。

王侯貴族にとってかわろう、と、平民を扇動したの。

扇動する発案者を止めようとしたけれど、発案者は止まらなかったの。

革命に失敗したら、発案者が罰せられる。

扇動された平民を止めようとしたけれど、平民は、王侯貴族を同じ人ととらえずに、危害を加え始めたの。

平民が、無血革命とうたったホーマリーの革命は、平民の指導者側に死者を出さなかったから、平民がそう呼んでいるだけなの。

ホーマリーの王侯貴族は、身の危険を無視できなくなり、国外へ逃れたの。

当時の平民の熱気は、異様だったと記録に残されているの。

王侯貴族と平民がぶつかったら、豊かな土地は、荒廃した土地に変わっていたの。

王侯貴族が戦わないことを選んだから、ホーマリーの土地は荒廃せずに済んでいるの。

ホーマリー王国の王侯貴族は、戦えないわけではなかったの。

平民を相手にするには、強すぎたの。

ホーマリー王国の王侯貴族は、世界各地に散ったの。

ホーマリーの無血革命を自画自賛した、発案者は、平民の国となったホーマリーから追放されたの。

発案者は、貴族で、発案者以外は平民だったの。

平民の国に、貴族はいらない、というのが、追放理由。

平民として生きていくと発案者は訴え、功績を主張したけれど、革命を成功させた平民には響かなかったの。

『ホーマリーに王侯貴族は、必要ない。』

平民の国となったホーマリーは、平民の国として必要がないものを無くしていったの。

平民国家となったホーマリーは、【神々の子ども達】関連の予算を、真っ先に廃止していたのだけど。

【神々の子ども達】の土地と非武装中立地帯の警備の順番が打診されるまで、廃止になったという連絡をしなかったの。

打診があったホーマリーは、後ろ足で砂をかけて、協定から離脱したの。

発案者は、国外追放後、受け入れ先がなくて、野盗に襲われて死亡したことになっているの、表向きは。
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