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第6章 コーハ王家の第4王子と高位貴族子弟の近衛は、同じ近衛である地味平凡の子爵子息の魅了で逆ハーレムを作っている、との情報が!
1095.サブリーとユージュアルは、貴族学校に行きたくないの。何故かというと、待ち構えているからなの。年下の男が。
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ボク、サブリー、ユージュアルは、近衛別働隊幹部との打ち合わせを終えて、ボクの執務室に逃げてきたの。
「出来レースだった。」
とサブリー。
「バケツリレー並みに手際良かった。」
とユージュアル。
「上位貴族の貴族子弟の腕前を見せつけられた。負けた。」
とサブリー。
「あっという間に、色々決まって、流れるように、次の議題に移っていく。
えっ!と思ったら、全部、終わっている。
俺達が入る前に、全部、決めていて、俺達が席についたら、終わる報告会だった、あれは。」
とユージュアル。
「平民の騎士学校は、ボク達が主導権を握れるけれど、貴族学校は、第2王子派と第3王子派が仕切ると思うの、ボク。」
「「行きたくない。」」
とサブリーとユージュアル。
「気が進まないの。」
「「「はあ。」」」
ボク達は、揃って、ため息をついたの。
「色々、調整してくれたことは、分かる。
調整されても、行きたくないけど。」
とサブリー。
「幹部が間に入っていなかったら、厄介事を一から十まで、自分で調整しなくちゃならなかった。
分かっているけど、行きたくない。」
とユージュアル。
「貴族学校は、第2王子派、第3王子派がそろい踏みしていると思うの。サブリーとユージュアルは、がっちりマークされると思うの。」
「だーよーなー。もーさー、強制参加の合コンなんて、行きたくないー!」
とサブリー。
「指名しないと退出出来ないお見合いパーティーに、強制参加とか、横暴すぎる。
ハニートラップの方が、美味しい思いをするだけ、マシだなあ。」
とユージュアル。
「しかも、なんで、貴族学校の学生?」
とサブリー。
「第2王子派と第3王子派が、サブリーとユージュアルに婚約を画策している話は、デヒルお兄様から釘を刺してあるの。
ボクの予想だけど。
ターシエント侯爵は、焚き付けたんじゃないかしら。
サブリーとユージュアルの好みの男に、まだ出会っていないだけ、と。」
「男は、好みじゃない。」
とユージュアル。
「男は、男であるから、論外!」
とサブリー。
「ターシエント侯爵は、ボクとサブリーとユージュアルに貴族学校に通う孫の様子を探らせるために、手八丁口八丁したんじゃないかしら。」
「なんで、わざわざ、男を選びに、男に会いに行かなくちゃならないんだよ!
女の子がいい。女の子が!俺に優しい女の子!」
とサブリー。
「男は、十分間に合っているのに、なんで男を勧めてくるんだか。」
とユージュアル。
「サブリー、ユージュアル。相手がいなかったら、アランとリッチェルに逃げてこい、と言われたけど、好きにしていいの。
だって、ボク、誰が来ても、邪魔しにいくもの。
ボクのサブリーとユージュアルを、計算高いぽっと出の男になんか、任せないの、ボク。」
「「フィリス!頼りにしている!」」
とサブリーとユージュアル。
「任せるの。」
「出来レースだった。」
とサブリー。
「バケツリレー並みに手際良かった。」
とユージュアル。
「上位貴族の貴族子弟の腕前を見せつけられた。負けた。」
とサブリー。
「あっという間に、色々決まって、流れるように、次の議題に移っていく。
えっ!と思ったら、全部、終わっている。
俺達が入る前に、全部、決めていて、俺達が席についたら、終わる報告会だった、あれは。」
とユージュアル。
「平民の騎士学校は、ボク達が主導権を握れるけれど、貴族学校は、第2王子派と第3王子派が仕切ると思うの、ボク。」
「「行きたくない。」」
とサブリーとユージュアル。
「気が進まないの。」
「「「はあ。」」」
ボク達は、揃って、ため息をついたの。
「色々、調整してくれたことは、分かる。
調整されても、行きたくないけど。」
とサブリー。
「幹部が間に入っていなかったら、厄介事を一から十まで、自分で調整しなくちゃならなかった。
分かっているけど、行きたくない。」
とユージュアル。
「貴族学校は、第2王子派、第3王子派がそろい踏みしていると思うの。サブリーとユージュアルは、がっちりマークされると思うの。」
「だーよーなー。もーさー、強制参加の合コンなんて、行きたくないー!」
とサブリー。
「指名しないと退出出来ないお見合いパーティーに、強制参加とか、横暴すぎる。
ハニートラップの方が、美味しい思いをするだけ、マシだなあ。」
とユージュアル。
「しかも、なんで、貴族学校の学生?」
とサブリー。
「第2王子派と第3王子派が、サブリーとユージュアルに婚約を画策している話は、デヒルお兄様から釘を刺してあるの。
ボクの予想だけど。
ターシエント侯爵は、焚き付けたんじゃないかしら。
サブリーとユージュアルの好みの男に、まだ出会っていないだけ、と。」
「男は、好みじゃない。」
とユージュアル。
「男は、男であるから、論外!」
とサブリー。
「ターシエント侯爵は、ボクとサブリーとユージュアルに貴族学校に通う孫の様子を探らせるために、手八丁口八丁したんじゃないかしら。」
「なんで、わざわざ、男を選びに、男に会いに行かなくちゃならないんだよ!
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「男は、十分間に合っているのに、なんで男を勧めてくるんだか。」
とユージュアル。
「サブリー、ユージュアル。相手がいなかったら、アランとリッチェルに逃げてこい、と言われたけど、好きにしていいの。
だって、ボク、誰が来ても、邪魔しにいくもの。
ボクのサブリーとユージュアルを、計算高いぽっと出の男になんか、任せないの、ボク。」
「「フィリス!頼りにしている!」」
とサブリーとユージュアル。
「任せるの。」
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