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第6章 コーハ王家の第4王子と高位貴族子弟の近衛は、同じ近衛である地味平凡の子爵子息の魅了で逆ハーレムを作っている、との情報が!
1047.『サークルの姫じゃなく、本当に姫なエピソードはないの?』『ダンスのとき、だな。』『外交先でね。』『本物の王女様が霞んでいたなあ。』
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「もっと、お姫様な話は?」
とタマキ。
「基本的に、フィリスは、逆ハーレムの誰かにエスコートされている。」
とロウウェル。
「お姫様抱っこもされている。」
とレイモンド。
「それは、お姫様とは関係ないの。ボクがしてほしくて、しているの。」
「フィリスは、逆ハーレムの男と仲良しなんだ。」
とタマキ。
「扉は、基本的に開けられるのを待っている。」
とダンシェル。
「扉?自分で開けないんだ。」
とタマキ。
「それは、ボクに限らないの。」
使用人が必ずいるお家の人は、そうなの。
「所作とか、言葉遣いが、そんじょそこらのお嬢様より美しい。」
とロウウェル。
それは、身についたものだもの。
「教養が並外れていて、悪口じゃなく、美しいものの話で、場をもたせられる。」
とレイモンド。
「美しいものを美しいと喜べる時間は、幸せなの。」
「目立つ必要があるときは、前に出てキメる。
周りに馴染んだ方がいい場合は、馴染んでいる。
その塩梅が的確でさり気ないから、嫌味がない。品がある。」
とダンシェル。
後輩で、大好きなダンシェルに認められて嬉しいの。
「政治ばかりか、芸術全般に造詣が深い。どんな相手でも、退屈させない。」
とレイモンド。
「扇子は、常備。お嬢様より使い方が綺麗。」
とロウウェル。
「カッコよく見せるために、工夫しているところをよく見かける。その様子がとても可愛い。」
とダンシェル。
可愛い?
ボクは、カッコよく見せているはずなのに?
「外交先で、ダンスを申し込まれたときに、向こうのお姫様よりも優雅に踊っていた。女性パートを。」
とレイモンド。
ボク、踊るのは、好きだもの。
当然なの。
「フィリスが女性パート?相手の女性が男性パート?」
とタマキ。
「相手は、王女様の弟の王子様と、王女様の婚約者の公爵子息だった。」
とダンシェル。
「なんで、その組み合わせ?王女様とフィリスが踊らない?」
とタマキ。
「王女様がラウルと踊りたがったから、トレード的な?」
とレイモンド。
「王女のトレードに男を持ってくる?」
とタマキ。
「ラウルは、フィリスがいるから、と断ってさ。王女様が粘って、フィリスの相手は、用意するからって言ったんだよ。」
とロウウェル。
ボクは、踊るのが好きだから、初対面の男性とでも楽しかったけれど、ボクのダンスの後、王女様が不機嫌になったの。
「ラウルって、フィリスの逆ハーレムの男?」
「そ。フィリスを膝に乗せたり、フィリスが膝に乗りにいったりしている。」
とロウウェル。
「フィリスは、小悪魔なのか?」
とタマキ。
「ラウルのお膝は、ボクの定位置だもの。誰にも譲らないの。」
「フィリスは、王子様と公爵子息と踊った後、当たり前のように、ラウルと2回踊っていた。」
とレイモンド。
「逆ハーレムの男と2回って、この話のポイントなのか?」
とタマキ。
「ラウルは、接待で、王女様と1回踊った後に、フィリスに申し込んで、フィリスと2回だからな。」
とダンシェル。
「ラウルと王女様より、ラウルとフィリスの方が、目を引いた。」
とレイモンド。
「王女様に、格の違いを見せつけてきたのか。」
とタマキ。
とタマキ。
「基本的に、フィリスは、逆ハーレムの誰かにエスコートされている。」
とロウウェル。
「お姫様抱っこもされている。」
とレイモンド。
「それは、お姫様とは関係ないの。ボクがしてほしくて、しているの。」
「フィリスは、逆ハーレムの男と仲良しなんだ。」
とタマキ。
「扉は、基本的に開けられるのを待っている。」
とダンシェル。
「扉?自分で開けないんだ。」
とタマキ。
「それは、ボクに限らないの。」
使用人が必ずいるお家の人は、そうなの。
「所作とか、言葉遣いが、そんじょそこらのお嬢様より美しい。」
とロウウェル。
それは、身についたものだもの。
「教養が並外れていて、悪口じゃなく、美しいものの話で、場をもたせられる。」
とレイモンド。
「美しいものを美しいと喜べる時間は、幸せなの。」
「目立つ必要があるときは、前に出てキメる。
周りに馴染んだ方がいい場合は、馴染んでいる。
その塩梅が的確でさり気ないから、嫌味がない。品がある。」
とダンシェル。
後輩で、大好きなダンシェルに認められて嬉しいの。
「政治ばかりか、芸術全般に造詣が深い。どんな相手でも、退屈させない。」
とレイモンド。
「扇子は、常備。お嬢様より使い方が綺麗。」
とロウウェル。
「カッコよく見せるために、工夫しているところをよく見かける。その様子がとても可愛い。」
とダンシェル。
可愛い?
ボクは、カッコよく見せているはずなのに?
「外交先で、ダンスを申し込まれたときに、向こうのお姫様よりも優雅に踊っていた。女性パートを。」
とレイモンド。
ボク、踊るのは、好きだもの。
当然なの。
「フィリスが女性パート?相手の女性が男性パート?」
とタマキ。
「相手は、王女様の弟の王子様と、王女様の婚約者の公爵子息だった。」
とダンシェル。
「なんで、その組み合わせ?王女様とフィリスが踊らない?」
とタマキ。
「王女様がラウルと踊りたがったから、トレード的な?」
とレイモンド。
「王女のトレードに男を持ってくる?」
とタマキ。
「ラウルは、フィリスがいるから、と断ってさ。王女様が粘って、フィリスの相手は、用意するからって言ったんだよ。」
とロウウェル。
ボクは、踊るのが好きだから、初対面の男性とでも楽しかったけれど、ボクのダンスの後、王女様が不機嫌になったの。
「ラウルって、フィリスの逆ハーレムの男?」
「そ。フィリスを膝に乗せたり、フィリスが膝に乗りにいったりしている。」
とロウウェル。
「フィリスは、小悪魔なのか?」
とタマキ。
「ラウルのお膝は、ボクの定位置だもの。誰にも譲らないの。」
「フィリスは、王子様と公爵子息と踊った後、当たり前のように、ラウルと2回踊っていた。」
とレイモンド。
「逆ハーレムの男と2回って、この話のポイントなのか?」
とタマキ。
「ラウルは、接待で、王女様と1回踊った後に、フィリスに申し込んで、フィリスと2回だからな。」
とダンシェル。
「ラウルと王女様より、ラウルとフィリスの方が、目を引いた。」
とレイモンド。
「王女様に、格の違いを見せつけてきたのか。」
とタマキ。
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