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第6章 コーハ王家の第4王子と高位貴族子弟の近衛は、同じ近衛である地味平凡の子爵子息の魅了で逆ハーレムを作っている、との情報が!
1045.ボク、ダンシェル、ロウウェル、レイモンドの4人で、近衛別働隊のボクのお仕事を異世界転移者タマキに伝えるはずが。『フィリスは、姫。』
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「オレは、フィリスの仕事を知りたい。」
とタマキ。
「ボクのお仕事?」
「オレがいた国には、近衛という職種はなかった。
オレは、近衛をお話の中でしかしらない。
フィリスがどんな仕事をしているのか、もっとフィリスのことを知りたい。
初めて会った日。
フィリスの仕事は、歌ったり、踊ったり、と話してくれたけれど、それだけじゃないよな?」
とタマキ。
「基本的に、歌ったり、踊ったりなの。イレギュラーで、護衛もするの。」
「護衛?フィリス、戦えないんじゃなかった?」
と驚くタマキ。
「ボクは、ボクの可愛さと賢さを武器に戦うの。」
「お、おう。体を使う人じゃなく、頭を使う人なんだな?」
とタマキ。
「タマキの理解力が素晴らしいの。」
「外交にも行っているって、歌ったり踊ったりしにいくのか?」
とタマキ。
「歌ったり、踊ったりもお仕事だけど、外交官の代わりをしたりもするの。」
「頭を使う仕事ができるから、外交官の仕事も出来るんだ。フィリス、凄い。」
とタマキ。
タマキが、ボクを尊敬しているの。
ボク、タマキに尊敬されているの。
ボクの可愛さと賢さの勝利なの。
あら?
ダンシェル、ロウウェル、レイモンドが、顔を合わせているの。
「タマキ。フィリスのことをもっと聞きたいか?」
とレイモンド。
「他にまだあるなら、聞きたい。」
とタマキ。
「他にあったかしら?」
ボク、思いつかないの。
「フィリスのことは、コーハ王国で、『姫』と呼ぶことを認められているんだ。凄いよな?
国のお墨付きだぞ?」
とロウウェル。
待つの、ロウウェル。
その話題は、不適切なの。
「ロウウェル。それは、言わなくていいの。却下するの、ボク。」
「は?姫?姫って言ってる?」
とタマキが、ロウウェルに食いついてきたの。
「聞きたいか?」
とダンシェル。
「詳しく。」
とタマキ。
「ボク、姫呼びは、断じて認めないの。」
認めないったら、認めないの、ボク。
ボクのお家では、姫呼びの話を誰にもしていなかったの、ボク。
ボクの姫呼びが広まらない方法を何か編み出さないと、広まってしまう前に。
「姫、なくして、フィリスの何を語れと?」
とロウウェル。
「フィリスは、姫、そのものだから、誰に遠慮することなく、堂々と姫でいてほしい。」
とダンシェル。
「俺は、フィリスほど、姫らしい姫に会ったことがない。」
とレイモンド。
ボクの直属の部下がご乱心なの。
「ダンシェル、ロウウェル、レイモンド。
ボクに、姫らしいエピソードは、一つもないの。
3人の勘違いか、人違いなの。」
「フィリス、言ったな?」
とロウウェルがにやりとしたの。
「フィリスは、エピソードをあげていけば、納得するんだ?」
とレイモンド。
「任せろ。」
とダンシェル。
「エピソード、聞きたい、聞きたい。」
とタマキ。
とタマキ。
「ボクのお仕事?」
「オレがいた国には、近衛という職種はなかった。
オレは、近衛をお話の中でしかしらない。
フィリスがどんな仕事をしているのか、もっとフィリスのことを知りたい。
初めて会った日。
フィリスの仕事は、歌ったり、踊ったり、と話してくれたけれど、それだけじゃないよな?」
とタマキ。
「基本的に、歌ったり、踊ったりなの。イレギュラーで、護衛もするの。」
「護衛?フィリス、戦えないんじゃなかった?」
と驚くタマキ。
「ボクは、ボクの可愛さと賢さを武器に戦うの。」
「お、おう。体を使う人じゃなく、頭を使う人なんだな?」
とタマキ。
「タマキの理解力が素晴らしいの。」
「外交にも行っているって、歌ったり踊ったりしにいくのか?」
とタマキ。
「歌ったり、踊ったりもお仕事だけど、外交官の代わりをしたりもするの。」
「頭を使う仕事ができるから、外交官の仕事も出来るんだ。フィリス、凄い。」
とタマキ。
タマキが、ボクを尊敬しているの。
ボク、タマキに尊敬されているの。
ボクの可愛さと賢さの勝利なの。
あら?
ダンシェル、ロウウェル、レイモンドが、顔を合わせているの。
「タマキ。フィリスのことをもっと聞きたいか?」
とレイモンド。
「他にまだあるなら、聞きたい。」
とタマキ。
「他にあったかしら?」
ボク、思いつかないの。
「フィリスのことは、コーハ王国で、『姫』と呼ぶことを認められているんだ。凄いよな?
国のお墨付きだぞ?」
とロウウェル。
待つの、ロウウェル。
その話題は、不適切なの。
「ロウウェル。それは、言わなくていいの。却下するの、ボク。」
「は?姫?姫って言ってる?」
とタマキが、ロウウェルに食いついてきたの。
「聞きたいか?」
とダンシェル。
「詳しく。」
とタマキ。
「ボク、姫呼びは、断じて認めないの。」
認めないったら、認めないの、ボク。
ボクのお家では、姫呼びの話を誰にもしていなかったの、ボク。
ボクの姫呼びが広まらない方法を何か編み出さないと、広まってしまう前に。
「姫、なくして、フィリスの何を語れと?」
とロウウェル。
「フィリスは、姫、そのものだから、誰に遠慮することなく、堂々と姫でいてほしい。」
とダンシェル。
「俺は、フィリスほど、姫らしい姫に会ったことがない。」
とレイモンド。
ボクの直属の部下がご乱心なの。
「ダンシェル、ロウウェル、レイモンド。
ボクに、姫らしいエピソードは、一つもないの。
3人の勘違いか、人違いなの。」
「フィリス、言ったな?」
とロウウェルがにやりとしたの。
「フィリスは、エピソードをあげていけば、納得するんだ?」
とレイモンド。
「任せろ。」
とダンシェル。
「エピソード、聞きたい、聞きたい。」
とタマキ。
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