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第6章 コーハ王家の第4王子と高位貴族子弟の近衛は、同じ近衛である地味平凡の子爵子息の魅了で逆ハーレムを作っている、との情報が!

1029.ボク、ダンシェル、ロウウェル、レイモンドにお話するの。あ、コワニ、活躍したいのかしら。

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「ボクのお家なの。」
ボクは、ダンシェル、ロウウェル、レイモンドを連れて帰ってきたの。

ボクのお家の家人には、連絡済み。

お客様をお迎えモードなの。

「ただいまなの。ボクの直属の部下を紹介したいから、連れてきたの。
ダンシェル、ロウウェル、レイモンドの3人。

後で近衛の制服姿も見せるの。

3人の名前と詳しい紹介は、その時にするの。

3人と、先に込み入った話をしてしまうの。」

ボクは、3人をお話ができるお部屋に連れてきたの。

タマキが、4人分のお茶とおやつを運んできたの。

コワニと一緒に。

正確に言うと。
コワニが運びたいと主張したの。

コワニが歩くと、ゆらゆら揺れるから、コワニが1匹で運ぶのは難しい。
コワニは、背中に少しずつ乗せてくれ、とタマキに催促。
背中に色々乗せたコワニをタマキが、両手で水平に持って運んでいるの。

お盆が、コワニになっているの。

コワニは、2匹いるから、交代制。

運んでいない方は、ボクの椅子の背もたれに乗っているの。

タマキも、緊張しながら、頑張っているの。

上手に出来たら、コワニが尻尾を振るの。

良くない出来の時は、尻尾をビタンと床に一打ち。

コワニ、タマキの面倒を見て、指導もするなんて。

ボクの眷属は、可愛いの。

タマキも真面目に取り組んでいて、花丸なの。

全員分が、揃ったの。

先にタマキとコワニの紹介をするの。

「ダンシェル、ロウウェル、レイモンド。
お盆役の2匹は、コワニ。
どちらも、コワニ。

今、コワニをお盆にして、お茶とおやつを運んできたのが、タマキ。
異世界人でボクのもの。
コワニのお散歩係。」

「散歩係?」
レイモンドは、コワニとタマキを交互に見る。
「今のは、散歩?」

「コワニが運びたがったから、タマキが、コワニを運んだの。」

「いつもは、どこを散歩しているんだ?」
とダンシェル。

「キューブ傭兵団の建物をボクのものにしたから、その中がお散歩コースなの。」

「街中は、歩かないんだ?」
とロウウェル。

「今は、乗り物で移動しているの。
今のタマキは、ボクよりか弱いもの。」

「コワニは、弱くないんだ?」
とロウウェル。

「コワニは、ボクの眷属なの。」

「「「眷属?」」」
ダンシェル、ロウウェル、レイモンドの声が重なったの。

これから、ボクの秘密を公開しちゃうの。
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