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第6章 コーハ王家の第4王子と高位貴族子弟の近衛は、同じ近衛である地味平凡の子爵子息の魅了で逆ハーレムを作っている、との情報が!
999.『ボクの妹のマーゴットを紹介するの。』『知っている。超強い。』『無敵だった。』『兄は可愛さオンリーだけど、妹は、女帝だ。』
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「全員、ボクに注目。
今日は、ボクの妹を紹介するの。
マーゴット・ガランなの。」
ボクが、マーゴットを紹介すると。
ボクの横に並んでいたマーゴットが、一歩前に出たの。
「マーゴット・ガランです。どうぞ、楽な体勢で。」
とマーゴット。
「コーハ王国でのお茶会に参加する目的で、ガランの王都邸に滞在します。
皆様に、お会いする機会が増えますので、本日はご挨拶と、お話をしに参りました。」
とマーゴット。
「ご質問にお答えしていきますので、質問がある方は、挙手願います。
フィリスお兄様、お願いします。」
とマーゴット。
「ボクが、あてていくから、順番がきたら、名前を名乗ってから、話すの。同じ質問はなし、なの。」
あ、ロウウェルが一番乗りなの。
「はい。ロウウェル。」
「ロウウェル・ミミットです。同い年です。お茶会に参加されるのは初めてでしょうか?」
とロウウェル。
「外国ではありますが、コーハ王国では、初めてです。」
とマーゴット。
「はい。レイモンド。」
「レイモンド・チャスティーです。訪問先をお聞きしても?」
とレイモンド。
「お話できる範囲でお答えします。
次兄リドリグの婿入り先のカソード王国、モレア公爵家、スペーシ伯爵家。
伯母ケイカの輿入れ先ウカバ王国、王家。
叔母リロダの輿入れ先プルスラーダ王国、王家。
叔母ポネットの輿入れ先サンラー大公国、大公家。
後は、ガランとお付き合いのあるところです。」
とマーゴット。
「重ねて、すみません。コーハ王国では?」
とレイモンド。
「コーハ王国のお茶会の参加先も、大差ないとお考えください。」
とマーゴット。
「マーゴットのお茶会参加の護衛、もしくは付き添いをお願いしたいの。
これは、近衛のお仕事ではないの。
近衛の仕事がお休みの日にすることになるの。
だから、立候補者を募るの。
護衛担当者が、護衛完遂したら、ボクがポケットマネーで、本人に護衛代をお支払いするの。
マーゴットに、情報提供した場合には、情報の正確さを精査して、ボクから情報料を払うの。」
「情報は、フィリスにはではなく?」
とダンシェル。
「マーゴットに。ボク、お茶会に出ないもの。」
「分かった。」
とダンシェル。
「ボクは、隊員の皆も、マーゴットも大切だから、どちらも、不自由なことはしないの。
護衛も、情報提供も、しなかったからといって、本業に支障をきたすことはないの。
護衛や、情報提供が、本業に支障をきたす原因にならないようにしてほしいの。
怪我しないように、マーゴットと一緒に逃げたり、マーゴットといないときでも、隠れたりして、怖い人に捕まらないようにして、お家まで帰るの。
怖い人や、怖い出来事の報告は、マーゴットとボクに、両方いなかったら、ハーマルお兄様に。」
「凄く用心していますけど。なんかあるんですか?
妹さん、俺より強いですよ、多分。」
とネッキー。
ダンシェル、ロウウェル、レイモンドがうんうんと頷く。
「最強だった。」
とロウウェル。
「無敵だった。」
とダンシェル。
「女帝だと思う。」
とレイモンド。
「3人とも。お兄様のボクが、マーゴットの護衛するわけには、いかないの。」
「どっちか、というとフィリスに護衛がいる。」
とレイモンド。
「マーゴット嬢は、護衛の中にいるよりも、軍隊を指揮してそう。」
とロウウェル。
「守らないといけない度合いは、フィリスが圧勝。」
とダンシェル。
全員、そうだよな、という顔をしているの。
もう。
「ネッキー。
ボクは、カッコいいお兄様で、マーゴットは、可愛い女性なの。
お茶会で、ボクのカッコよさを発揮するのは、違うと思うの。」
「あ、え?そういう?」
とネッキー。
「フィリスお兄様。」
とマーゴット。
「わたし、皆さんの近くでお話してきます。」
とマーゴット。
マーゴットは、ボクから離れて、隊員の前に立つと。
「速やかに、わたしの周りにお集まりください。
わたしの声が聞こえる範囲に。」
とマーゴット。
マーゴットは、ハーマルがフィリスの気を引いているのを確認した。
「皆さん。フィリスお兄様は、大変可憐でいらっしゃいます。」
とマーゴット。
マーゴットは、声が届く範囲を確認した。
「皆さん。輪を小さく。何を聞いても反応はせず。」
とマーゴット。
マーゴットは、隊員達の動きと表情、目線を把握していく。
爆弾、投下。
「早い話、内偵です。」
とマーゴット。
今日は、ボクの妹を紹介するの。
マーゴット・ガランなの。」
ボクが、マーゴットを紹介すると。
ボクの横に並んでいたマーゴットが、一歩前に出たの。
「マーゴット・ガランです。どうぞ、楽な体勢で。」
とマーゴット。
「コーハ王国でのお茶会に参加する目的で、ガランの王都邸に滞在します。
皆様に、お会いする機会が増えますので、本日はご挨拶と、お話をしに参りました。」
とマーゴット。
「ご質問にお答えしていきますので、質問がある方は、挙手願います。
フィリスお兄様、お願いします。」
とマーゴット。
「ボクが、あてていくから、順番がきたら、名前を名乗ってから、話すの。同じ質問はなし、なの。」
あ、ロウウェルが一番乗りなの。
「はい。ロウウェル。」
「ロウウェル・ミミットです。同い年です。お茶会に参加されるのは初めてでしょうか?」
とロウウェル。
「外国ではありますが、コーハ王国では、初めてです。」
とマーゴット。
「はい。レイモンド。」
「レイモンド・チャスティーです。訪問先をお聞きしても?」
とレイモンド。
「お話できる範囲でお答えします。
次兄リドリグの婿入り先のカソード王国、モレア公爵家、スペーシ伯爵家。
伯母ケイカの輿入れ先ウカバ王国、王家。
叔母リロダの輿入れ先プルスラーダ王国、王家。
叔母ポネットの輿入れ先サンラー大公国、大公家。
後は、ガランとお付き合いのあるところです。」
とマーゴット。
「重ねて、すみません。コーハ王国では?」
とレイモンド。
「コーハ王国のお茶会の参加先も、大差ないとお考えください。」
とマーゴット。
「マーゴットのお茶会参加の護衛、もしくは付き添いをお願いしたいの。
これは、近衛のお仕事ではないの。
近衛の仕事がお休みの日にすることになるの。
だから、立候補者を募るの。
護衛担当者が、護衛完遂したら、ボクがポケットマネーで、本人に護衛代をお支払いするの。
マーゴットに、情報提供した場合には、情報の正確さを精査して、ボクから情報料を払うの。」
「情報は、フィリスにはではなく?」
とダンシェル。
「マーゴットに。ボク、お茶会に出ないもの。」
「分かった。」
とダンシェル。
「ボクは、隊員の皆も、マーゴットも大切だから、どちらも、不自由なことはしないの。
護衛も、情報提供も、しなかったからといって、本業に支障をきたすことはないの。
護衛や、情報提供が、本業に支障をきたす原因にならないようにしてほしいの。
怪我しないように、マーゴットと一緒に逃げたり、マーゴットといないときでも、隠れたりして、怖い人に捕まらないようにして、お家まで帰るの。
怖い人や、怖い出来事の報告は、マーゴットとボクに、両方いなかったら、ハーマルお兄様に。」
「凄く用心していますけど。なんかあるんですか?
妹さん、俺より強いですよ、多分。」
とネッキー。
ダンシェル、ロウウェル、レイモンドがうんうんと頷く。
「最強だった。」
とロウウェル。
「無敵だった。」
とダンシェル。
「女帝だと思う。」
とレイモンド。
「3人とも。お兄様のボクが、マーゴットの護衛するわけには、いかないの。」
「どっちか、というとフィリスに護衛がいる。」
とレイモンド。
「マーゴット嬢は、護衛の中にいるよりも、軍隊を指揮してそう。」
とロウウェル。
「守らないといけない度合いは、フィリスが圧勝。」
とダンシェル。
全員、そうだよな、という顔をしているの。
もう。
「ネッキー。
ボクは、カッコいいお兄様で、マーゴットは、可愛い女性なの。
お茶会で、ボクのカッコよさを発揮するのは、違うと思うの。」
「あ、え?そういう?」
とネッキー。
「フィリスお兄様。」
とマーゴット。
「わたし、皆さんの近くでお話してきます。」
とマーゴット。
マーゴットは、ボクから離れて、隊員の前に立つと。
「速やかに、わたしの周りにお集まりください。
わたしの声が聞こえる範囲に。」
とマーゴット。
マーゴットは、ハーマルがフィリスの気を引いているのを確認した。
「皆さん。フィリスお兄様は、大変可憐でいらっしゃいます。」
とマーゴット。
マーゴットは、声が届く範囲を確認した。
「皆さん。輪を小さく。何を聞いても反応はせず。」
とマーゴット。
マーゴットは、隊員達の動きと表情、目線を把握していく。
爆弾、投下。
「早い話、内偵です。」
とマーゴット。
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