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第6章 コーハ王家の第4王子と高位貴族子弟の近衛は、同じ近衛である地味平凡の子爵子息の魅了で逆ハーレムを作っている、との情報が!
998.マーゴットのコーハ王国でのお茶会デビューをサポートしたいの、ボク。
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ボクはドキドキが最高潮なの。
今日、ボク、マーゴットを別働隊の隊員に紹介するの。
これから、用事が終わるまで、マーゴットは王都に滞在するから、ボクの可愛い妹の可愛さを伝えるの。
ボク、マーゴットの素晴らしいところを全部、伝えられるかしら。
マーゴットは淑女なので、ハーマルお兄様が付き添いなの。
近衛棟には、入れないから、王城の部屋を借りているの。
ハーマルお兄様の職場には先に挨拶してきたの。
マーゴットが、学生時代、とてもお世話になった部署だから。
その流れで、ハーマルお兄様も加わって、3人で、内政担当の部署にも挨拶を済ませてあるの。
そして、いよいよ。
ボクの職場に、紹介する時間。
「フィリスお兄様。わたしは、3回目の余裕が出てきました。」
とマーゴット。
マーゴットが頼もしいの。
ボク、お兄様なのに、オロオロしているの。
「フィリスお兄様。どうされましたか?」
とマーゴット。
「ボク、マーゴットのお兄様として、どんと構えられないの。オロオロしちゃうの。こんなの、カッコいいお兄様失格なの、ボク。」
ボク、自分が情けなくて、泣いちゃいそうなの。
「フィリスお兄様が、わたしのために準備してくださったお陰です。
わたしが、フィリスお兄様と並んで、堂々としていられるのは、フィリスお兄様がカッコいいからです。」
とマーゴット。
「マーゴット。ボク、カッコ悪くて、情けなくないのかしら?」
「フィリスお兄様は、自然にしているときが、一番カッコよくキマっています。
情けないところは、ありません。
今日も、わたしのためを思って心をいっぱいにしてくださる姿がカッコいいです。」
とマーゴット。
嬉しいの。
ボク、カッコいいの。
マーゴットが、ボクのことをカッコいいって。
幸せなの。
可愛い妹に、カッコいいお兄様と思われているの。
頑張っちゃうの、ボク。
マーゴットは、ちょいちょいと、ハーマルにかがませる。
「ハーマルお兄様。」
とマーゴット。
「うん?」
とハーマル。
「まかり間違っても、今日だけは、フィリスお兄様を可愛いと言わないでください。ハーマルお兄様は。」
とマーゴット。
「ええ?ああ、そうだね。」
とハーマル。
部屋の中を見たハーマルは一言。
「他の人から、可愛いと言われるのは、仕方ないよね。」
今日、ボク、マーゴットを別働隊の隊員に紹介するの。
これから、用事が終わるまで、マーゴットは王都に滞在するから、ボクの可愛い妹の可愛さを伝えるの。
ボク、マーゴットの素晴らしいところを全部、伝えられるかしら。
マーゴットは淑女なので、ハーマルお兄様が付き添いなの。
近衛棟には、入れないから、王城の部屋を借りているの。
ハーマルお兄様の職場には先に挨拶してきたの。
マーゴットが、学生時代、とてもお世話になった部署だから。
その流れで、ハーマルお兄様も加わって、3人で、内政担当の部署にも挨拶を済ませてあるの。
そして、いよいよ。
ボクの職場に、紹介する時間。
「フィリスお兄様。わたしは、3回目の余裕が出てきました。」
とマーゴット。
マーゴットが頼もしいの。
ボク、お兄様なのに、オロオロしているの。
「フィリスお兄様。どうされましたか?」
とマーゴット。
「ボク、マーゴットのお兄様として、どんと構えられないの。オロオロしちゃうの。こんなの、カッコいいお兄様失格なの、ボク。」
ボク、自分が情けなくて、泣いちゃいそうなの。
「フィリスお兄様が、わたしのために準備してくださったお陰です。
わたしが、フィリスお兄様と並んで、堂々としていられるのは、フィリスお兄様がカッコいいからです。」
とマーゴット。
「マーゴット。ボク、カッコ悪くて、情けなくないのかしら?」
「フィリスお兄様は、自然にしているときが、一番カッコよくキマっています。
情けないところは、ありません。
今日も、わたしのためを思って心をいっぱいにしてくださる姿がカッコいいです。」
とマーゴット。
嬉しいの。
ボク、カッコいいの。
マーゴットが、ボクのことをカッコいいって。
幸せなの。
可愛い妹に、カッコいいお兄様と思われているの。
頑張っちゃうの、ボク。
マーゴットは、ちょいちょいと、ハーマルにかがませる。
「ハーマルお兄様。」
とマーゴット。
「うん?」
とハーマル。
「まかり間違っても、今日だけは、フィリスお兄様を可愛いと言わないでください。ハーマルお兄様は。」
とマーゴット。
「ええ?ああ、そうだね。」
とハーマル。
部屋の中を見たハーマルは一言。
「他の人から、可愛いと言われるのは、仕方ないよね。」
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