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第6章 コーハ王家の第4王子と高位貴族子弟の近衛は、同じ近衛である地味平凡の子爵子息の魅了で逆ハーレムを作っている、との情報が!
767.日々の活動予定が、突発的事故の発生で狂わされても、スケジュールに支障をきたさないのは、陰日向なく貢献してくれている人達のおかげ。
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ダンシェルとお休みを合わせる約束をしたボク。
「休みを揃えるとしたら2年先?」
とサブリー。
「1年先までは、別働隊のスケジュール詰まっているし、毎年の公式行事は外せない。今回みたいに突発的な仕事を割り振られたら、2年先の休みも定かじゃない。」
とユージュアル。
「そうかー。2年後には、妹達も結婚するだろうから、そっちの行事が増えると考えると、余裕が出来るのは、3年後?」
とサブリー。
「結婚の行事が、1年で終わっても、関連行事が組まれて4年後まで、身動きがとれない気がする。」
とユージュアル。
「思ったより先になりそうなの。」
ボク、ため息が出ちゃう。
ボクは、10年で、ボク自身が権力を握ること、ダンシェルを引っ張り上げるとダンシェルと約束している。
その約束は守る。
ボクは、ダンシェルを直属の部下にしたもの。
この先、ダンシェルの心にボクがいなくなる日が来ても。
ダンシェルが捧げてくれた愛はボクを幸せにしてくれた。
ボクは、ボクの大切なものを中途半端に投げ出したりしない。
最後まで、ね。
別働隊の隊員の数は多くないの。
人のやりくりの関係で、お休みを揃えることはとても大変。
ボクとセドリックが仲良くする日。
ボクとアンドリューが仲良くする日。
この2日間は、別働隊発足時から、月1で確保すると決まっているから、どんなときも一緒の休みがとれる。
他はね。
一緒にお出かけはできても、一緒の旅行は難しいのが現状。
サブリーとユージュアルは、ボクの補佐だから、ボクが休みのときに休むことが多い。
「長丁場になっても、諦めないんだよな?」
とサブリー。
「うん。ボクの側にいたいと言ってくれるのが嬉しくて、ボクもいてほしいと思ったの。」
「フィリスが、フィリスの人生に欲しいものをフィリスから手放すことはするなよ?」
とサブリー。
「欲しいものは、欲しいと言わないと伝わらないから。相手にも、他の誰かにも。欲しいと言う前に諦めるな。」
とユージュアル。
「うん。」
「4年後には、身軽になっているはずだしさ。」
とサブリー。
妹達が婚約を公表して結婚までこぎ着けたら、ボク、サブリー、ユージュアルは、妹達のお相手の偽装婚約者のお役目から解放されるの。
ボク達にとって、輝かしい未来の幕開け。
ダンシェルとも、堂々とデートに行けるようになる。
もし、ダンシェルとボクが、その時、付き合えていれば。
ボクとサブリーの妹は、現在19歳だけど、ユージュアルの妹は18歳で、在学中なの。
ユージュアルの妹が卒業後、婚約発表の予定が組まれている。
婚約発表までに、ボクの妹のマーゴットに横恋慕するニンデリー王国の王子に、なんとしても手を引かせたい。
マーゴットの結婚に少しの瑕疵も作りたくないの。
マーゴットの幸せのために、ボクにどうにか出来ることなら、なんでもしたいと思っているもの。
マーゴットはいつもボクを支えて、助けてくれてきたから、感謝の気持ちでいっぱいなの。
マーゴットが1番に支えて助ける相手が、結婚して、ボクじゃなくなる日がくると思うと寂しいけれど。
目下のところは、ボク、サブリーとユージュアルと一緒に近衛として頑張るの。
3人で輪になって肩を組む。
「「「いつも一緒。」」」
「可愛いことをしているね。」
とリッチェルの声。
ボク達は、リッチェルを囲んで抱きつく。
「リッチェルだ。」
とユージュアル。
「リッチェルがいるの。」
とボク。
「わーい、リッチェル。」
とサブリー。
「大歓迎だな。」
とワイズ。
「「「もう、リッチェルに会えないかと思った。」」」
「よしよし、怖かったんだね。」
とリッチェル。
「頑張ったなあ。えらいえらい。」
とワイズ。
リッチェルは穏やかなの。
別働隊の隊員に、別働隊の聖母と呼ばれることもあるそうなの。
ボク、サブリー、ユージュアルは、このところ、別働隊の本業以外で出ずっぱり。
別働隊の他の幹部も、本業以外であっち行ったりこっち行ったりしていたため、幹部の1人リッチェルは、コーハ王国に残って色々引き受けてくれていた。
とても有難いの。
書類やら打ち合わせやら、隊員の管理やら、滞り無く進んでいるのは、リッチェルが残って、別働隊の管理の仕事をしていてくれたから。
ボクがお休みをとって、ガラン領へ家族に相談に行けたのも、リッチェルが仕事をさばいて、余裕を作ってくれたから。
リッチェルに感謝、なの。
ボクが言うことを聞かない人外をくっつけて帰ってきたことを心配して、ハーマルお兄様と一緒に休みをとれるように調整してくれたのもリッチェル。
リッチェルには、足を向けて眠れないの。
リッチェルに会えて嬉しいから、いっぱいギュッとするの。
サブリーもユージュアルも、リッチェルに会えて嬉しいみたい。
きっとボクと同じ。
「休みを揃えるとしたら2年先?」
とサブリー。
「1年先までは、別働隊のスケジュール詰まっているし、毎年の公式行事は外せない。今回みたいに突発的な仕事を割り振られたら、2年先の休みも定かじゃない。」
とユージュアル。
「そうかー。2年後には、妹達も結婚するだろうから、そっちの行事が増えると考えると、余裕が出来るのは、3年後?」
とサブリー。
「結婚の行事が、1年で終わっても、関連行事が組まれて4年後まで、身動きがとれない気がする。」
とユージュアル。
「思ったより先になりそうなの。」
ボク、ため息が出ちゃう。
ボクは、10年で、ボク自身が権力を握ること、ダンシェルを引っ張り上げるとダンシェルと約束している。
その約束は守る。
ボクは、ダンシェルを直属の部下にしたもの。
この先、ダンシェルの心にボクがいなくなる日が来ても。
ダンシェルが捧げてくれた愛はボクを幸せにしてくれた。
ボクは、ボクの大切なものを中途半端に投げ出したりしない。
最後まで、ね。
別働隊の隊員の数は多くないの。
人のやりくりの関係で、お休みを揃えることはとても大変。
ボクとセドリックが仲良くする日。
ボクとアンドリューが仲良くする日。
この2日間は、別働隊発足時から、月1で確保すると決まっているから、どんなときも一緒の休みがとれる。
他はね。
一緒にお出かけはできても、一緒の旅行は難しいのが現状。
サブリーとユージュアルは、ボクの補佐だから、ボクが休みのときに休むことが多い。
「長丁場になっても、諦めないんだよな?」
とサブリー。
「うん。ボクの側にいたいと言ってくれるのが嬉しくて、ボクもいてほしいと思ったの。」
「フィリスが、フィリスの人生に欲しいものをフィリスから手放すことはするなよ?」
とサブリー。
「欲しいものは、欲しいと言わないと伝わらないから。相手にも、他の誰かにも。欲しいと言う前に諦めるな。」
とユージュアル。
「うん。」
「4年後には、身軽になっているはずだしさ。」
とサブリー。
妹達が婚約を公表して結婚までこぎ着けたら、ボク、サブリー、ユージュアルは、妹達のお相手の偽装婚約者のお役目から解放されるの。
ボク達にとって、輝かしい未来の幕開け。
ダンシェルとも、堂々とデートに行けるようになる。
もし、ダンシェルとボクが、その時、付き合えていれば。
ボクとサブリーの妹は、現在19歳だけど、ユージュアルの妹は18歳で、在学中なの。
ユージュアルの妹が卒業後、婚約発表の予定が組まれている。
婚約発表までに、ボクの妹のマーゴットに横恋慕するニンデリー王国の王子に、なんとしても手を引かせたい。
マーゴットの結婚に少しの瑕疵も作りたくないの。
マーゴットの幸せのために、ボクにどうにか出来ることなら、なんでもしたいと思っているもの。
マーゴットはいつもボクを支えて、助けてくれてきたから、感謝の気持ちでいっぱいなの。
マーゴットが1番に支えて助ける相手が、結婚して、ボクじゃなくなる日がくると思うと寂しいけれど。
目下のところは、ボク、サブリーとユージュアルと一緒に近衛として頑張るの。
3人で輪になって肩を組む。
「「「いつも一緒。」」」
「可愛いことをしているね。」
とリッチェルの声。
ボク達は、リッチェルを囲んで抱きつく。
「リッチェルだ。」
とユージュアル。
「リッチェルがいるの。」
とボク。
「わーい、リッチェル。」
とサブリー。
「大歓迎だな。」
とワイズ。
「「「もう、リッチェルに会えないかと思った。」」」
「よしよし、怖かったんだね。」
とリッチェル。
「頑張ったなあ。えらいえらい。」
とワイズ。
リッチェルは穏やかなの。
別働隊の隊員に、別働隊の聖母と呼ばれることもあるそうなの。
ボク、サブリー、ユージュアルは、このところ、別働隊の本業以外で出ずっぱり。
別働隊の他の幹部も、本業以外であっち行ったりこっち行ったりしていたため、幹部の1人リッチェルは、コーハ王国に残って色々引き受けてくれていた。
とても有難いの。
書類やら打ち合わせやら、隊員の管理やら、滞り無く進んでいるのは、リッチェルが残って、別働隊の管理の仕事をしていてくれたから。
ボクがお休みをとって、ガラン領へ家族に相談に行けたのも、リッチェルが仕事をさばいて、余裕を作ってくれたから。
リッチェルに感謝、なの。
ボクが言うことを聞かない人外をくっつけて帰ってきたことを心配して、ハーマルお兄様と一緒に休みをとれるように調整してくれたのもリッチェル。
リッチェルには、足を向けて眠れないの。
リッチェルに会えて嬉しいから、いっぱいギュッとするの。
サブリーもユージュアルも、リッチェルに会えて嬉しいみたい。
きっとボクと同じ。
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