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第6章 コーハ王家の第4王子と高位貴族子弟の近衛は、同じ近衛である地味平凡の子爵子息の魅了で逆ハーレムを作っている、との情報が!

624.王女4名の集まりを発見。行っちゃう?乗り込んじゃう?『ごきげんよう。歓迎してくださる?ご待望のボクがきたの。』

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人の気配を探しながら、歩いていくと、部屋の出入り口に護衛が立っている部屋を見つけたの。

王子、王女のいる部屋と同行者の部屋では、護衛の規模が違う。

護衛の数からして、2人以上の王子か王女が会談中。

乗り込む?乗り込んじゃう?

「フィリップ殿下、あの部屋なら、護衛もいるから、羽を伸ばせそうなの。」
ボクがフィリップ殿下と繋いだ手を引っ張ると、フィリップ殿下も乗ってくれる。

止める護衛をアンドリュー、クリストファー、ダンシェルで止める。

ボクとフィリップ殿下は、思いっきり扉を開ける。

「ごきげんよう。昨日以来ね。」
とボク。
「入るぞ。」
とフィリップ殿下。

中にいたのは、4名の王女と、その付き添い。

「扉は、全開にしていて。」
とボクは、アンドリューとクリストファーに指示。

未婚女性ばかりだから、ね?

ダンシェルは、ボクとフィリップ殿下の後ろ。
「空気を入れ替えて、ボク達を歓迎してくださる?」
とボクは、王女方を見て、にっこりしてあげる。
「ご待望のボクがきたの。」

王女方の反応は、以下に。

ニッコルキー王国
サーマヤーマ王女。
「王女の部屋に押し入るなんて。」

「扉は、全開。丸見えよ?」
とボク。
「フィリップ殿下に会えて嬉しいかしら?」
フィリップ殿下の参加要請国だものね。


ヤヤ王国
カロ王女。
何も話さないのね。
フィリップ殿下の参加要請国なのに。
「カロ王女は、フィリップ殿下のお顔が見れて、満足したかしら?」

サリウンマ帝国
オランジェリン王女。
「無礼者。さっさと出て行け。お前のような低俗な者がいていい部屋ではない。」

「ボクが部屋に入らなかったら、オランジェリン王女は、フィリップ殿下のお顔を見れなかったの。感謝なさいな。」
フィリップ殿下の参加要請は、王女の名前だったの。
ここから、どうするかしら?


ラピー王国
テルミネ王女。
「何をしに来たの。」
フィリップ殿下の参加要請国だけど、フィリップ殿下より扉の方に視線が流れがち。アンドリューが気になるのかしら。

「フィリップ殿下に会いたい方のために、フィリップ殿下を見せにきたの。テルミネ王女は、ボクにお礼を言ってもいいのよ?」
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