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第5章 コーハ王国の近衛には、わがまま姫がいる。フィリス・ガランという子爵家子息。コーハ王国のイイ男を侍らせて、手玉にとっているらしいよ?
475.ボクのラウルが迫られている。でも、渡さない。ラウルと一緒に打ち合わせに向かっては、撃退している。
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ラウルとずっと一緒にいて、幸せになっていたけど、ボク達がティリリ王国にいるのは、お仕事のため。
交流会に参加しなくていいのかラウルに確認したら、ミーアーニ王女殿下にうんざりしているから、参加しないと言っていた。
好きじゃない人にしつこくされたら、ゲンナリするよね。
ボク、経験あるからね。理解出来るよ。
ティリリ王国のミーアーニ王女殿下は、ラウルと仲良くしたいんだって。
ラウルが、断り続けたら、出国をたてにしてきた。
本隊と話し合って、顔合わせの機会を作ることになったの。
それ以上要求するようなら、
ボクが、ラウルを守る。
ボクの大好きなラウルに、何か出来ると思ったら、大間違いだから。
やっつけちゃうからね?
お父様や、デヒルお兄様にお願いしちゃうからね。
打ち合わせからボクはラウルと一緒。
ぴったりお隣をキープ。
この場所は譲らない。
エスターは、ボクの反対側にいる。
「無関係の部外者は、お帰り下さい。」
と言われたとき。
ラウルと手を繋いで帰ったよ。
「椅子のご用意が。」
と言われたとき。
ラウルの上に座って、ずっと、2人で話していた。
「高位貴族以外は参加出来ない。」
と断られたときは。
「ボク、コーハ王国の第4王子フィリップ殿下の護衛筆頭なの。
フィリップ殿下に今すぐ連絡するね。
必要な爵位は、何?侯爵?
ボクが侯爵になったら、キミ達、皆、ボクにひれ伏すのかしら?
早く決めて。
フィリップ殿下にお願いするから。
あと、手続きが終わるまで、打ち合わせはなし、よ?」
と話したら、打ち合わせがなくなっちゃった。
本隊のグループリーダーが言うには。
1回目と3回目は、ミーアーニ王女殿下が、部屋の中で、待ち構えていたんだって。
部屋の中に入る前に帰ったから、ボクは知らない。
2回目は、ボクも部屋の中にいたから、ミーアーニ王女殿下がいたことを知っている。
ミーアーニ王女殿下がラウルに話しかけてくる度に、ボク、邪魔したもの。
ミーアーニ王女殿下がラウルに目を向けたら、ラウルの顔をボクの方に向けて、2人で見つめ合って、ラウルの視界に入らないようにしたの。
ミーアーニ王女殿下が、ラウルに呼びかけたら、ラウルの耳を塞いで、声が聞こえないようにした。
「文句があるなら、お父様に言いに行ってみたら?」
と思ったけど口には出さなかったの。
お父様の隣の異界の祟り神様は、自分の楽しみを邪魔されると祟り始めることがあるそう。
お父様の仕事の邪魔をしたら、祟る気がしてきた。
お父様のお仕事を増やすのは良くないね。
自分で頑張ろう。
「ボクは、ボクのものを誰かと共有しないの。ボクのものを欲しがる身の程知らずは、一生指をくわえて、悔しがるしかないの。」
「ボクは、姫だから。
慈悲深いの。」
「ミーアーニ王女殿下が、己の不心得をボクとラウルとコーハ王国に正式に謝罪し、その内容を書面に残して国内外へ公示することを条件に、許しを乞うことを認めてもいいよ。」
「許しを乞うのは、今すぐのみ、有効とする。」
「許しを乞うてみる?さあ、どうぞ。」
と機会をあげたら、退室していった。
許しを乞う機会は必要なかったみたい。
交流会に参加しなくていいのかラウルに確認したら、ミーアーニ王女殿下にうんざりしているから、参加しないと言っていた。
好きじゃない人にしつこくされたら、ゲンナリするよね。
ボク、経験あるからね。理解出来るよ。
ティリリ王国のミーアーニ王女殿下は、ラウルと仲良くしたいんだって。
ラウルが、断り続けたら、出国をたてにしてきた。
本隊と話し合って、顔合わせの機会を作ることになったの。
それ以上要求するようなら、
ボクが、ラウルを守る。
ボクの大好きなラウルに、何か出来ると思ったら、大間違いだから。
やっつけちゃうからね?
お父様や、デヒルお兄様にお願いしちゃうからね。
打ち合わせからボクはラウルと一緒。
ぴったりお隣をキープ。
この場所は譲らない。
エスターは、ボクの反対側にいる。
「無関係の部外者は、お帰り下さい。」
と言われたとき。
ラウルと手を繋いで帰ったよ。
「椅子のご用意が。」
と言われたとき。
ラウルの上に座って、ずっと、2人で話していた。
「高位貴族以外は参加出来ない。」
と断られたときは。
「ボク、コーハ王国の第4王子フィリップ殿下の護衛筆頭なの。
フィリップ殿下に今すぐ連絡するね。
必要な爵位は、何?侯爵?
ボクが侯爵になったら、キミ達、皆、ボクにひれ伏すのかしら?
早く決めて。
フィリップ殿下にお願いするから。
あと、手続きが終わるまで、打ち合わせはなし、よ?」
と話したら、打ち合わせがなくなっちゃった。
本隊のグループリーダーが言うには。
1回目と3回目は、ミーアーニ王女殿下が、部屋の中で、待ち構えていたんだって。
部屋の中に入る前に帰ったから、ボクは知らない。
2回目は、ボクも部屋の中にいたから、ミーアーニ王女殿下がいたことを知っている。
ミーアーニ王女殿下がラウルに話しかけてくる度に、ボク、邪魔したもの。
ミーアーニ王女殿下がラウルに目を向けたら、ラウルの顔をボクの方に向けて、2人で見つめ合って、ラウルの視界に入らないようにしたの。
ミーアーニ王女殿下が、ラウルに呼びかけたら、ラウルの耳を塞いで、声が聞こえないようにした。
「文句があるなら、お父様に言いに行ってみたら?」
と思ったけど口には出さなかったの。
お父様の隣の異界の祟り神様は、自分の楽しみを邪魔されると祟り始めることがあるそう。
お父様の仕事の邪魔をしたら、祟る気がしてきた。
お父様のお仕事を増やすのは良くないね。
自分で頑張ろう。
「ボクは、ボクのものを誰かと共有しないの。ボクのものを欲しがる身の程知らずは、一生指をくわえて、悔しがるしかないの。」
「ボクは、姫だから。
慈悲深いの。」
「ミーアーニ王女殿下が、己の不心得をボクとラウルとコーハ王国に正式に謝罪し、その内容を書面に残して国内外へ公示することを条件に、許しを乞うことを認めてもいいよ。」
「許しを乞うのは、今すぐのみ、有効とする。」
「許しを乞うてみる?さあ、どうぞ。」
と機会をあげたら、退室していった。
許しを乞う機会は必要なかったみたい。
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