434 / 1,415
第5章 コーハ王国の近衛には、わがまま姫がいる。フィリス・ガランという子爵家子息。コーハ王国のイイ男を侍らせて、手玉にとっているらしいよ?
436.どう頑張っても、相性が悪い相手。交流試合という、目的を達成しよう。多少順番は、前後するが、することに結果がついてくれば、不問だ。
しおりを挟む
「何がしたいんだ?」
とセドリック。
ティリリ王国側は、全員ご機嫌だ。
「何が?分かっているんだろう?連れて来いよ。上玉転がしを。」
「お前は、転がされていないのか?」
「当代のイイ男、3人も食ってるぐらいだ。もう何人か、わからんように食ってるだろうよ。」
「穴兄弟かよ。」
フィリスは、思った。
打ち合わせしていたスケジュールを最初から無視する。
信用できない。
国境越えたから、ティリリ王国に入ったことになるよね?
ティリリ王国に来た。
任務完了。
よし、帰ろう。
今こそ、近衛別働隊、総司令の肩書きを使う。
フィリスが決心して、サブリーとユージュアルに合図を送る前に、前方で、大きな音がした。
セドリックがティリリ王国側の近衛を2人やっつけていた。
「予定と違うが、構わないな?」
とセドリック。
「場所と時間が変更になるのは、珍しくない。」
とラウル。
「交流試合、開始だ。死んだり怪我したくなければ、逃げ切れよ。」
とセドリックは、言うなり、シュクナと飛び出す。
「ダンシェル、ロウウェル、レイモンド。6人で固まれ。乱戦に持ち込む。」
とラウル。
ラウルは、エスターと共に、本隊のグループリーダーの元へ。
本隊のグループリーダーもすかさず指示を出し、歓迎ポイントは交戦ポイントへ。
「強国の1つだから、無視は出来ないけど、仲良くも出来ない、理由がよく分かる。」
とユージュアル。
「相性悪いよな。」
とサブリー。
「乱戦状態を活かして、戦闘を避けながら、王冠を取りに行こう。」
とフィリス。
「王冠?国王?」
とレイモンド。
「国王じゃない。王冠を制する者が、ゲームを制する。」
とユージュアル。
「『わがまま姫』を晒し者にすることを望み、高みの見物を決め込んだ本物にわがままなやつのこと。」
とサブリー。
「どう動く?」
とロウウェル。
「体力を温存するために、戦闘になりそうな場面は、避ける。捕り物の体力がいるからな。」
とユージュアル。
「かわす、さける、避けるが基本。反撃から、本格的な戦闘が始まると時間を食うから、攻撃は一撃必殺。戦闘は長引かせない。」
とサブリー。
「王冠と、その周囲は?」
とダンシェル。
「王冠だけ、命があればいい。残りは虫の息にする。」
とフィリス。
「開始。」
とフィリス。
とセドリック。
ティリリ王国側は、全員ご機嫌だ。
「何が?分かっているんだろう?連れて来いよ。上玉転がしを。」
「お前は、転がされていないのか?」
「当代のイイ男、3人も食ってるぐらいだ。もう何人か、わからんように食ってるだろうよ。」
「穴兄弟かよ。」
フィリスは、思った。
打ち合わせしていたスケジュールを最初から無視する。
信用できない。
国境越えたから、ティリリ王国に入ったことになるよね?
ティリリ王国に来た。
任務完了。
よし、帰ろう。
今こそ、近衛別働隊、総司令の肩書きを使う。
フィリスが決心して、サブリーとユージュアルに合図を送る前に、前方で、大きな音がした。
セドリックがティリリ王国側の近衛を2人やっつけていた。
「予定と違うが、構わないな?」
とセドリック。
「場所と時間が変更になるのは、珍しくない。」
とラウル。
「交流試合、開始だ。死んだり怪我したくなければ、逃げ切れよ。」
とセドリックは、言うなり、シュクナと飛び出す。
「ダンシェル、ロウウェル、レイモンド。6人で固まれ。乱戦に持ち込む。」
とラウル。
ラウルは、エスターと共に、本隊のグループリーダーの元へ。
本隊のグループリーダーもすかさず指示を出し、歓迎ポイントは交戦ポイントへ。
「強国の1つだから、無視は出来ないけど、仲良くも出来ない、理由がよく分かる。」
とユージュアル。
「相性悪いよな。」
とサブリー。
「乱戦状態を活かして、戦闘を避けながら、王冠を取りに行こう。」
とフィリス。
「王冠?国王?」
とレイモンド。
「国王じゃない。王冠を制する者が、ゲームを制する。」
とユージュアル。
「『わがまま姫』を晒し者にすることを望み、高みの見物を決め込んだ本物にわがままなやつのこと。」
とサブリー。
「どう動く?」
とロウウェル。
「体力を温存するために、戦闘になりそうな場面は、避ける。捕り物の体力がいるからな。」
とユージュアル。
「かわす、さける、避けるが基本。反撃から、本格的な戦闘が始まると時間を食うから、攻撃は一撃必殺。戦闘は長引かせない。」
とサブリー。
「王冠と、その周囲は?」
とダンシェル。
「王冠だけ、命があればいい。残りは虫の息にする。」
とフィリス。
「開始。」
とフィリス。
0
お気に入りに追加
337
あなたにおすすめの小説
主人公のライバルポジにいるようなので、主人公のカッコ可愛さを特等席で愛でたいと思います。
小鷹けい
BL
以前、なろうサイトさまに途中まであげて、結局書きかけのまま放置していたものになります(アカウントごと削除済み)タイトルさえもうろ覚え。
そのうち続きを書くぞ、の意気込みついでに数話分投稿させていただきます。
先輩×後輩
攻略キャラ×当て馬キャラ
総受けではありません。
嫌われ→からの溺愛。こちらも面倒くさい拗らせ攻めです。
ある日、目が覚めたら大好きだったBLゲームの当て馬キャラになっていた。死んだ覚えはないが、そのキャラクターとして生きてきた期間の記憶もある。
だけど、ここでひとつ問題が……。『おれ』の推し、『僕』が今まで嫌がらせし続けてきた、このゲームの主人公キャラなんだよね……。
え、イジめなきゃダメなの??死ぬほど嫌なんだけど。絶対嫌でしょ……。
でも、主人公が攻略キャラとBLしてるところはなんとしても見たい!!ひっそりと。なんなら近くで見たい!!
……って、なったライバルポジとして生きることになった『おれ(僕)』が、主人公と仲良くしつつ、攻略キャラを巻き込んでひっそり推し活する……みたいな話です。
本来なら当て馬キャラとして冷たくあしらわれ、手酷くフラれるはずの『ハルカ先輩』から、バグなのかなんなのか徐々に距離を詰めてこられて戸惑いまくる当て馬の話。
こちらは、ゆるゆる不定期更新になります。
英雄様の取説は御抱えモブが一番理解していない
薗 蜩
BL
テオドア・オールデンはA級センチネルとして日々怪獣体と戦っていた。
彼を癒せるのは唯一のバティであるA級ガイドの五十嵐勇太だけだった。
しかし五十嵐はテオドアが苦手。
黙って立っていれば滅茶苦茶イケメンなセンチネルのテオドアと黒目黒髪純日本人の五十嵐君の、のんびりセンチネルなバースのお話です。
幽閉王子は最強皇子に包まれる
皇洵璃音
BL
魔法使いであるせいで幼少期に幽閉された第三王子のアレクセイ。それから年数が経過し、ある日祖国は滅ぼされてしまう。毛布に包まっていたら、敵の帝国第二皇子のレイナードにより連行されてしまう。処刑場にて皇帝から二つの選択肢を提示されたのだが、二つ目の内容は「レイナードの花嫁になること」だった。初めて人から求められたこともあり、花嫁になることを承諾する。素直で元気いっぱいなド直球第二皇子×愛されることに慣れていない治癒魔法使いの第三王子の恋愛物語。
表紙担当者:白す(しらす)様に描いて頂きました。
【R18+BL】ハデな彼に、躾けられた、地味な僕
hosimure
BL
僕、大祇(たいし)永河(えいが)は自分で自覚するほど、地味で平凡だ。
それは容姿にも性格にも表れていた。
なのに…そんな僕を傍に置いているのは、学校で強いカリスマ性を持つ新真(しんま)紗神(さがみ)。
一年前から強制的に同棲までさせて…彼は僕を躾ける。
僕は彼のことが好きだけど、彼のことを本気で思うのならば別れた方が良いんじゃないだろうか?
★BL&R18です。
地味顔陰キャな俺。異世界で公爵サマに拾われ、でろでろに甘やかされる
冷凍湖
BL
人生だめだめな陰キャくんがありがちな展開で異世界にトリップしてしまい、公爵サマに拾われてめちゃくちゃ甘やかされるウルトラハッピーエンド
アルファポリスさんに登録させてもらって、異世界がめっちゃ流行ってることを知り、びっくりしつつも書きたくなったので、勢いのまま書いてみることにしました。
他の話と違って書き溜めてないので更新頻度が自分でも読めませんが、とにかくハッピーエンドになります。します!
6/3
ふわっふわな話の流れしか考えずに書き始めたので、サイレント修正する場合があります。
公爵サマ要素全然出てこなくて自分でも、んん?って感じです(笑)。でもちゃんと公爵ですので、公爵っぽさが出てくるまでは、「あー、公爵なんだなあー」と広い心で見ていただけると嬉しいです、すみません……!
R指定はないけれど、なんでかゲームの攻略対象者になってしまったのだが(しかもBL)
黒崎由希
BL
目覚めたら、姉にゴリ推しされたBLゲームの世界に転生してた。
しかも人気キャラの王子様って…どういうことっ?
✻✻✻✻✻✻✻✻✻✻✻✻
…ええっと…
もう、アレです。 タイトル通りの内容ですので、ぬるっとご覧いただけましたら幸いです。m(_ _)m
.
【完結】最強公爵様に拾われた孤児、俺
福の島
BL
ゴリゴリに前世の記憶がある少年シオンは戸惑う。
目の前にいる男が、この世界最強の公爵様であり、ましてやシオンを養子にしたいとまで言ったのだから。
でも…まぁ…いっか…ご飯美味しいし、風呂は暖かい…
……あれ…?
…やばい…俺めちゃくちゃ公爵様が好きだ…
前置きが長いですがすぐくっつくのでシリアスのシの字もありません。
1万2000字前後です。
攻めのキャラがブレるし若干変態です。
無表情系クール最強公爵様×のんき転生主人公(無自覚美形)
おまけ完結済み
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる