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第4章 異世界転生した少年少女がガラン領を永久追放されて王都に移送後、何があった?
320.お兄様は、ボクが失った尊厳を取り戻させてくださるの。お兄様を覚える度に、ボクは強くなります。お兄様の体とお気持ちがボクを強くします。
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「指を増やすか?」
「はい。お兄様。お兄様の指にかき乱してほしゅうございます。」
フィリスは、尻をいじってくれているデヒルに精一杯、おねだりする。
「お兄様。お兄様のどの指をくださいますか?」
「ボクのお尻は、大変欲張りで。お兄様のくださる1本だけでは、寂しくて、欲しがってしまうのです。」
「フィリスを寂しがらせるとは。兄失格だ。」
デヒルが指を増やす。
「んん。」
フィリスが歓喜に声と尻を震わせる。
「分かります。お兄様の指が、動いて。あ、ああ。」
「嬉しゅうございます。」
なんて幸せな時間。
昨日からの嫌なものを取り払って、お兄様だけを取り込める。
「お兄様。お兄様。」
デヒルの指でほころんで、柔らかくほぐされたそこに。
「お兄様。そろそろ。そろそろ。ね?」
フィリスは、身をよじって、誘う。
まだデヒルは、うんと言わない。
「お兄様。ボク、もっと待ってますかしら?」
焦らされる度、フィリスは尻を揺らして誘ってしまう。
「お兄様。お兄様のお兄様をおむかえしても?」
「お兄様。ボクのお腹の中の切ないところ。お兄様のお兄様で、埋めてくださいませ。」
フィリスはデヒルに向けて、差し出していた尻をデヒルの切っ先に近づける。
「まだだ。」
デヒルは、フィリスの体をくるっと返して、向かい合わせにする。
「手に入れていい。もっと欲しがれ。」
デヒルによってやわやわと欲しがりにされた蕾を、フィリスはデヒルの切っ先に押し当てる。
「入って、入って。お兄様のお兄様が入って。」
フィリスは喘ぎながら、腰をおろしていく。
「お兄様のお兄様を飲み込みました。ボクの体にぴったりはまって。もう、抜きたくございません。」
「抜いて、入れたら、もっと、味わえる。どうだ?フィリス。」
「ああ。ボク。やっとお迎えできたお兄様のお兄様が出ていくのが、寂しくて。ボクは、もっと、欲しがってもようございますか?」
「いくらでも、欲しがって、ねだってみろ。」
とデヒル。
「全部、与える。」
デヒルは、いつもフィリスに優しい。
「お兄様。ボク、幸せでごさいます。」
「もっと、何度も、抜き差しして、覚えとうございます。」
全部終わった後に、ボクが覚えているのは、ただお1人、デヒルお兄様がよいのです。
デヒルの腰の動きに合わせて、フィリスも動く。
「はあ。はあ。お兄様。」
「気持ちがよいです。ゴワゴワしてぐちゃぐちゃした嫌なものは、お兄様が全部取り替えてくださいました。」
「お兄様。ボク、もう。お兄様をくださいませ。」
フィリスが果てて。
デヒルはフィリスの頭から順番に、体を撫でる。
フィリスは、兄の腕の中に入って、素肌に素肌をくっつける。
兄の体温と感触はフィリスの心と体を満たす。
何よりも。誰よりも。
「お兄様。ボク、幸せです。」
「はい。お兄様。お兄様の指にかき乱してほしゅうございます。」
フィリスは、尻をいじってくれているデヒルに精一杯、おねだりする。
「お兄様。お兄様のどの指をくださいますか?」
「ボクのお尻は、大変欲張りで。お兄様のくださる1本だけでは、寂しくて、欲しがってしまうのです。」
「フィリスを寂しがらせるとは。兄失格だ。」
デヒルが指を増やす。
「んん。」
フィリスが歓喜に声と尻を震わせる。
「分かります。お兄様の指が、動いて。あ、ああ。」
「嬉しゅうございます。」
なんて幸せな時間。
昨日からの嫌なものを取り払って、お兄様だけを取り込める。
「お兄様。お兄様。」
デヒルの指でほころんで、柔らかくほぐされたそこに。
「お兄様。そろそろ。そろそろ。ね?」
フィリスは、身をよじって、誘う。
まだデヒルは、うんと言わない。
「お兄様。ボク、もっと待ってますかしら?」
焦らされる度、フィリスは尻を揺らして誘ってしまう。
「お兄様。お兄様のお兄様をおむかえしても?」
「お兄様。ボクのお腹の中の切ないところ。お兄様のお兄様で、埋めてくださいませ。」
フィリスはデヒルに向けて、差し出していた尻をデヒルの切っ先に近づける。
「まだだ。」
デヒルは、フィリスの体をくるっと返して、向かい合わせにする。
「手に入れていい。もっと欲しがれ。」
デヒルによってやわやわと欲しがりにされた蕾を、フィリスはデヒルの切っ先に押し当てる。
「入って、入って。お兄様のお兄様が入って。」
フィリスは喘ぎながら、腰をおろしていく。
「お兄様のお兄様を飲み込みました。ボクの体にぴったりはまって。もう、抜きたくございません。」
「抜いて、入れたら、もっと、味わえる。どうだ?フィリス。」
「ああ。ボク。やっとお迎えできたお兄様のお兄様が出ていくのが、寂しくて。ボクは、もっと、欲しがってもようございますか?」
「いくらでも、欲しがって、ねだってみろ。」
とデヒル。
「全部、与える。」
デヒルは、いつもフィリスに優しい。
「お兄様。ボク、幸せでごさいます。」
「もっと、何度も、抜き差しして、覚えとうございます。」
全部終わった後に、ボクが覚えているのは、ただお1人、デヒルお兄様がよいのです。
デヒルの腰の動きに合わせて、フィリスも動く。
「はあ。はあ。お兄様。」
「気持ちがよいです。ゴワゴワしてぐちゃぐちゃした嫌なものは、お兄様が全部取り替えてくださいました。」
「お兄様。ボク、もう。お兄様をくださいませ。」
フィリスが果てて。
デヒルはフィリスの頭から順番に、体を撫でる。
フィリスは、兄の腕の中に入って、素肌に素肌をくっつける。
兄の体温と感触はフィリスの心と体を満たす。
何よりも。誰よりも。
「お兄様。ボク、幸せです。」
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