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第4章 異世界転生した少年少女がガラン領を永久追放されて王都に移送後、何があった?

181.お尻の穴の観察はやめて。お尻の穴を育てるって、どうやって?

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「フィリップ殿下が、ボクと?」
ボクは全く希望しない。
「結婚生活が楽しみだ。」
ボク以外と楽しんでほしい。
「結婚しないよ。」

「フィリスは男だからな。」 

「ボクは、男だよ。」
見たら分かるよね?出生届も、男だよ。

「男が男を楽しむには、準備と慣らしが必要だ。」

「ボク、フィリップ殿下と楽しむ日は来ないと思う。」
楽しむ日が来ても、フィリップ殿下は遠慮したい。
「回数を重ねるごとに、楽しくなる。」

「しないからね。」
怖すぎるよ。念押し、しなきゃ。
ぐるっと視界が天井へ。体が仰向けにされた。

「足を持ち上げて、尻穴は天井へ向けます。見やすくなりましたね。」

ボクのお尻の穴を観察しても楽しくないでしょ?
ボクは、お尻の穴を観察されても嬉しくない。
「このように、慎ましやかな穴は、経験が少ないことを示しています。快感をひろいやすくするために、気持ちよさに慣らしましょう。」
近衛の解説は、流れるようにスムーズ。

「暴れないように。」
両腕と頭を近衛が固定してくる。

「離して。動けなくしないで。」

「腰を上げさせて、足は開いて固定しましょう。」

フィリスに見向きもしなかった近衛が、急にフィリスに話しかけた。

「殿下の逸物を拝見したことは?」
なんてことを聞いてくるの。ボク、王子が露出している国なんて、嫌だよ。
「ないから。」

「殿下、彼に見せてください。実物を見て、受け入れる喜びに打ち震えてもらいましょう。」

「受け入れないから。喜ばないから。」
ボクの顔の横で、ボンとフィリップ殿下が逸物を披露した。
いきなり見せる人いる?思いっきり見ちゃったよ。

「殿下の逸物を望む方々は星の数ほどおります。お情けをかけていただく感謝の気持ちを表しなさい。」

「お情けはいらないので、感謝しない。」
むしろ、目の前に突きつけられたお詫びを要求したい。

まさか、王都では、逸物を見たら、拍手しなきゃだめ、とかないよね?

「躾のなっていない様子ですが?」

「可愛いな。」

「殿下がよろしいのであれば。」
ボクは?ボクの意見を聞く方が大事だと思う。

「小さく短いものから順に慣らしていきます。今日中に初夜をむかえましょう。」

初夜?新婚夫婦の初めての営む夜だから、ボクには関係ないよ。言葉を間違って覚えてない?

「尻の穴は濡れないので、オイルで滑りやすくします。」

ドボっと垂らされて、棒が、お尻に差し込まれていく。
「殿下、顔もよく見てください。まだ気持ちよくありません。じっくり、可愛がっているうちに、快感でゆるくなってきます。」
抜き差しされているうちに、なんだか。
お尻の穴は出すところだから。
気持ちいいのは、排泄行為だから。

「殿下、今の気持ちを聞きましょう。」

「フィリス、今の気持ちは?」

「足がだるい。腰が痛い。お仕置きはおしまいにして。」
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