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第5章 神様の新しい棲み家は、俺のネットショップ
44.店ではなく、一人の青年へ融資をしようか。送っていこう。『チェーザレ・ボルジアの覇権が続かなかった理由は、何だと思う?』
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「頭を上げていいよ。先達への敬意を払ってくれたんだね。」
と壮年の男性。
良かった。体がぎりぎりだった。
足の指先の踏ん張りがきかなくなっていた。
俺が頭を上げると。
「行き先は、あるのかい?送るよ?」
と壮年の男性。
「お名前を存じ上げない方に送っていただくわけには。」
俺は、迷わず断った。
この壮年の男性は、父さんを知っている、父さんの関係者。
父さんの味方になりそうな人の厚意は、素直に受け取れない。
父さんに頼まれて、父さんに引き渡そうとするかもしれない。
「名刺を渡そうか?」
と壮年の男性。
俺は、素直に謝った。
「すみません。父さんに近い方からの、父さんの息子だから、と、かけてくださるご厚意は、受け取らないことにしています。」
「お父さんから、自立したいんだね?」
と壮年の男性。
「はい。」
「お店への援助も嫌なんだね?」
と壮年の男性。
「はい。」
「一人で、頑張りたいんだね。」
と壮年の男性。
一人と一柱、と俺は、心の中で付け足した。
俺と神様だから、一人と一柱。
「それなら、小野(おの)志春(しはる)くんという一人の青年に融資することにしようか?」
と壮年の男性。
「融資ですか?でも。」
俺は、断ろうとして、口をつぐんだ。
壮年の男性は、俺に断らせるつもりがない。
「志春(しはる)くんは、ネットショップを始めて、まだ、間がないのかな?
ネットショップを経営しているのは、志春(しはる)くんだね?
志春(しはる)くんは、社長で合っているね?
志春(しはる)くん。
社長は、体が資本だよ。
志春(しはる)くんの代わりをする人がいても、社長が求められることがある。
会社を立ち上げてすぐは、走り続けるだけの体力と気力を損なわないようにすることだよ。」
と壮年の男性。
「はい。」
もし、俺が、倒れて、ネットショップ〈神棚〉を継続できなくなったら、ホームページに棲んでいる神様はどうなる?
俺は、神様との縁を自分から切りたくない。
俺も神様も悲しい思いをすることになる。
元気な俺ならともかく、俺の負傷した体は、寒空の下をあてもなく歩けるとは思えない。
山のふもとの我が家に帰り着くまでの距離も考えると、壮年の男性の申し出は、喉から手が出るほど魅力的な、救いの手。
暖房の聞いた車に座れるなら、どれだけ、ありがたいことか。
その手をつかんでも、問題ないなら、今すぐつかみたい。
「俺は、父さんの家には、行きません。
電車の本数がある路線の駅に連れていってもらえますか?」
俺は、慎重にお願いした。
「駅で、いいのかい?」
と壮年の男性。
「はい。」
俺は、現在地が分からない。
確実に安全な方法がとれないなら、リスクを減らそう。
山のふもとの我が家を父さんの関係者に知られるのを避けたい。
山のふもとまで、送ってもらった後、家にあげずに、さようならをしても、正解かが、俺には分からない。
「少し遠いところにある、大きな駅に向かおう。
そこで、買うものがあれば、買い足しなさい。」
と壮年の男性は、俺のサンダルを見た。
「はい。」
俺は、大人しく同意する。
山のふもとの我が家への道を思えば、スニーカーが履きたい。
「志春(しはる)くんは、助手席に乗って。
駅に着くまで、話をしようか?」
俺は、助手席を勧められたことに驚きながら、話をしようと誘われたのが、嬉しかった。
父さんは、俺が、助手席に乗るのを頑なに拒んだことを思い出す。
助手席に乗せて、話をしたくないほどだったのに、父さんは、俺を連れてきた。
俺を連れてこない選択肢は、父さんには、なかったのかな。
俺と壮年の男性が乗っている車は、静かに走り出した。
「志春(しはる)くんは、チェーザレ・ボルジアを知っているかい?」
と壮年の男性が尋ねてきた。
「聞いたことがあるような、ないような、です。歴史の授業で聞いたことがあるのかもしれません。」
「ざっくり言うと、チェーザレ・ボルジアのお父さんは外国の偉い人だったんだよ。
チェーザレ・ボルジアは、環境に己の才覚が噛み合って、大成功をおさめた歴史上の人物だよ。
チェーザレ・ボルジアは、その環境と才覚を最大限活かし、危機を乗り越えた。
チェーザレ・ボルジアから仕掛けた争いは、チェーザレ・ボルジアの筋書き通りの成果をあげた。
チェーザレ・ボルジアは、時代の寵児となった。」
「不勉強で、すみません。」
相づちを打てる知識もない俺は、無知を謝って、話を聞くことに徹した。
「チェーザレ・ボルジアの覇権は続かなかった。理由は、なんだと思う?」
と壮年の男性。
「成功を妬まれて、敵が増えたんですか?」
「敵はいたよ。でも、最大の敗因は、チェーザレ・ボルジア自身にある。
チェーザレ・ボルジア自身が、味方を率いて立ち上がらないといけないタイミングで、病に倒れていたことが、その後の流れを決めた。」
と壮年の男性。
「病ですか?」
「流行り病でね。
チェーザレ・ボルジア自身が回復したときには、時代の潮目は変わっていた。
回復したチェーザレ・ボルジアは、盛り返しを狙ったけど、失速していくのを止めることはできなかった。」
と壮年の男性。
「体が資本、に繋がるんですね。」
「チェーザレ・ボルジアは、社長じゃないけれどね。
社長と立場は、似ていないかい?
志春(しはる)くんとネットショップの関係はどうかな?」
と壮年の男性。
「俺が、司令塔です。」
「司令塔が、司令塔の役目を果たせないことで、負けがこむのは、悔しくないかい?」
と壮年の男性。
「負けたくありません。」
「そうだよ。V字回復がどうして話題になるか?
負けがこんだ状態から、選択を誤らないで、息を吹き返すのが、難しいことだからだよ。
志春(しはる)くんのお父さんのように、ね?」
と壮年の男性。
と壮年の男性。
良かった。体がぎりぎりだった。
足の指先の踏ん張りがきかなくなっていた。
俺が頭を上げると。
「行き先は、あるのかい?送るよ?」
と壮年の男性。
「お名前を存じ上げない方に送っていただくわけには。」
俺は、迷わず断った。
この壮年の男性は、父さんを知っている、父さんの関係者。
父さんの味方になりそうな人の厚意は、素直に受け取れない。
父さんに頼まれて、父さんに引き渡そうとするかもしれない。
「名刺を渡そうか?」
と壮年の男性。
俺は、素直に謝った。
「すみません。父さんに近い方からの、父さんの息子だから、と、かけてくださるご厚意は、受け取らないことにしています。」
「お父さんから、自立したいんだね?」
と壮年の男性。
「はい。」
「お店への援助も嫌なんだね?」
と壮年の男性。
「はい。」
「一人で、頑張りたいんだね。」
と壮年の男性。
一人と一柱、と俺は、心の中で付け足した。
俺と神様だから、一人と一柱。
「それなら、小野(おの)志春(しはる)くんという一人の青年に融資することにしようか?」
と壮年の男性。
「融資ですか?でも。」
俺は、断ろうとして、口をつぐんだ。
壮年の男性は、俺に断らせるつもりがない。
「志春(しはる)くんは、ネットショップを始めて、まだ、間がないのかな?
ネットショップを経営しているのは、志春(しはる)くんだね?
志春(しはる)くんは、社長で合っているね?
志春(しはる)くん。
社長は、体が資本だよ。
志春(しはる)くんの代わりをする人がいても、社長が求められることがある。
会社を立ち上げてすぐは、走り続けるだけの体力と気力を損なわないようにすることだよ。」
と壮年の男性。
「はい。」
もし、俺が、倒れて、ネットショップ〈神棚〉を継続できなくなったら、ホームページに棲んでいる神様はどうなる?
俺は、神様との縁を自分から切りたくない。
俺も神様も悲しい思いをすることになる。
元気な俺ならともかく、俺の負傷した体は、寒空の下をあてもなく歩けるとは思えない。
山のふもとの我が家に帰り着くまでの距離も考えると、壮年の男性の申し出は、喉から手が出るほど魅力的な、救いの手。
暖房の聞いた車に座れるなら、どれだけ、ありがたいことか。
その手をつかんでも、問題ないなら、今すぐつかみたい。
「俺は、父さんの家には、行きません。
電車の本数がある路線の駅に連れていってもらえますか?」
俺は、慎重にお願いした。
「駅で、いいのかい?」
と壮年の男性。
「はい。」
俺は、現在地が分からない。
確実に安全な方法がとれないなら、リスクを減らそう。
山のふもとの我が家を父さんの関係者に知られるのを避けたい。
山のふもとまで、送ってもらった後、家にあげずに、さようならをしても、正解かが、俺には分からない。
「少し遠いところにある、大きな駅に向かおう。
そこで、買うものがあれば、買い足しなさい。」
と壮年の男性は、俺のサンダルを見た。
「はい。」
俺は、大人しく同意する。
山のふもとの我が家への道を思えば、スニーカーが履きたい。
「志春(しはる)くんは、助手席に乗って。
駅に着くまで、話をしようか?」
俺は、助手席を勧められたことに驚きながら、話をしようと誘われたのが、嬉しかった。
父さんは、俺が、助手席に乗るのを頑なに拒んだことを思い出す。
助手席に乗せて、話をしたくないほどだったのに、父さんは、俺を連れてきた。
俺を連れてこない選択肢は、父さんには、なかったのかな。
俺と壮年の男性が乗っている車は、静かに走り出した。
「志春(しはる)くんは、チェーザレ・ボルジアを知っているかい?」
と壮年の男性が尋ねてきた。
「聞いたことがあるような、ないような、です。歴史の授業で聞いたことがあるのかもしれません。」
「ざっくり言うと、チェーザレ・ボルジアのお父さんは外国の偉い人だったんだよ。
チェーザレ・ボルジアは、環境に己の才覚が噛み合って、大成功をおさめた歴史上の人物だよ。
チェーザレ・ボルジアは、その環境と才覚を最大限活かし、危機を乗り越えた。
チェーザレ・ボルジアから仕掛けた争いは、チェーザレ・ボルジアの筋書き通りの成果をあげた。
チェーザレ・ボルジアは、時代の寵児となった。」
「不勉強で、すみません。」
相づちを打てる知識もない俺は、無知を謝って、話を聞くことに徹した。
「チェーザレ・ボルジアの覇権は続かなかった。理由は、なんだと思う?」
と壮年の男性。
「成功を妬まれて、敵が増えたんですか?」
「敵はいたよ。でも、最大の敗因は、チェーザレ・ボルジア自身にある。
チェーザレ・ボルジア自身が、味方を率いて立ち上がらないといけないタイミングで、病に倒れていたことが、その後の流れを決めた。」
と壮年の男性。
「病ですか?」
「流行り病でね。
チェーザレ・ボルジア自身が回復したときには、時代の潮目は変わっていた。
回復したチェーザレ・ボルジアは、盛り返しを狙ったけど、失速していくのを止めることはできなかった。」
と壮年の男性。
「体が資本、に繋がるんですね。」
「チェーザレ・ボルジアは、社長じゃないけれどね。
社長と立場は、似ていないかい?
志春(しはる)くんとネットショップの関係はどうかな?」
と壮年の男性。
「俺が、司令塔です。」
「司令塔が、司令塔の役目を果たせないことで、負けがこむのは、悔しくないかい?」
と壮年の男性。
「負けたくありません。」
「そうだよ。V字回復がどうして話題になるか?
負けがこんだ状態から、選択を誤らないで、息を吹き返すのが、難しいことだからだよ。
志春(しはる)くんのお父さんのように、ね?」
と壮年の男性。
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