高校デビュー派手に失敗したので有名配信者目指して頑張ります

Kiki

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2コミュ障な僕に友人ができる話

生配信4

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「記念すべき最初のマップは都市Aですね。
ここは障害物も多くて室内戦になりやすいので結構得意です」

そう言って迷いのない動きでビルの合間を駆け抜ける。

ユーナ:頑張ってくださいー

残業スパイラル:あの構成で戦えるのか?

「このレートだとこの辺かな?」

そう言って右手の拳銃を持ち上げまるで適当に撃ち即座に左手の銃を逆サイドに撃つ。

腐った納豆:?

グレイ:?

ユーナ:あ....(察し)

数秒後画面にWINNER表示が浮かびランクポイントが追加された。

「よしまずは一勝ですね。もし相手がガチガチのタンク構成だとダメージ足りないんですけどまあこのランク帯でタンク構成は珍しいですからね」

悠の放った弾丸はビルの壁をスーパーボールのようにはね周り吸い込まれるように疾走中の相手の脳天に直撃した。

「初心者はとりあえず疾走ですからね、開始からの時間から移動距離を計算して予想されるコースの移動距離から逆算した地点の少し先のアバターの身長と同じ高さの位置に当たるように反射させればこんなふうに簡単に勝てます。
ただし上の方に行くと拳銃の発砲音で咄嗟に伏せてきたりするのでそのカバーにもう片方の拳銃を使います」

悠はとても丁寧に解説しているつもりになっているのだが、誰も理解出来ていなかった。

ギガゾンビ:は?

グレイ:人外か?

ササミ:当然のように完璧な読みをしないで欲しい

「まあこれは慣れですし皆さんも意識してみて下さい。さっさと次へ行っちゃいましょう!」

その後も人外じみた予測の精度と全て相手の頭に命中させるエイムでコメント欄を驚かせ続けた。
そして宣言通り午後の2時から始めたランク戦配信だったが6時を過ぎた頃には悠のランクポイントは4950とゴールドランク手前まで来ていた。

ロリコン:俺のポイントが一日で抜かれたw

キングゴリラ:次勝てばゴールドランクじゃない?

ササミ:さっきの試合で80ポイント入ってたし勝てばゴールドランクは間違いないね

ユーナ:もうパールさんが負ける姿は想像できないですね

「おそらくこれで最後だろうと思いますが次のステージは....大橋ですね......ここ障害物がほとんどないので苦手なんですよね。
確かほとんどの大会でも使われることはないって聞きました。
僕の跳弾型アタッカーには辛いステージですが頑張っていきたいと思います」

悠の言った通り大橋ステージは名前の通り大きな橋がかかっているだけのステージでほとんど身を隠す場所はなく放置された車などがあるだけで跳弾させれる場所がないのである。
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