高校デビュー派手に失敗したので有名配信者目指して頑張ります

Kiki

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1コミュ障な僕がボッチになった話

(幽霊)入部

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(昨日の配信はうまくいったなー)
朝見たらチャンネル登録者も20人に増えていた。
(なんかあの後ツバサさんとミキさんは呆然としたまま挨拶だけしてvcから抜けてしまったが結局何だったんだろう......)

「おはようございます」

教室の隅でイヤホンで耳を塞ぎ机に突っ伏して考え事をしていると隣から声が聞こえた。

「おはようございます榊さん」

そして再び机に突っ伏してボーっとする。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「今日は部活の本入部があるから前配った紙に入りたい部活と名前を書いて部活の顧問か部長に渡すように」

深谷先生が教室を出ると教室の中がザワつき始める。
ほとんどの人がどの部活に入るかで悩んでいるようだ。

(俺はテニス部に強制入部だから悩み用がないんだよ)

そんなことを考えながら最初の授業の準備をする悠を千奈は横目でチラ見していた。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
放課後

悠は髪をピンで止めながら2年A組の扉の前で待っていた。

(よく考えたら俺部活見学の時なんの説明も受けずにいきなりハヤさんと試合してそのまま強制入部が決まったから顧問の先生とか知らないんだよな)

つまり悠は言われた通りテニス部に入ってさっさと帰って配信の準備をしようと思っていたのだが、誰に出せばいいか分からなかったから唯一話せる隼人に聞きに来たのだ。
ちなみに悠が隼人と話す時にピンで髪を上げるのは、テニスクラブの時に練習時は髪が邪魔でピンでとめていたため隼人が髪を下ろしてる悠に違和感を感じて中学の時に自分の前では髪をあげるようにと言ったからだ。

「あ....カミくーんどうしたのこんなところで?」

しばらく待っていると2年生がぞろぞろと教室から出てきてその中で隼人が悠の存在に気づきよってきた。

「いや俺テニス部入部しようと思ったら部長の名前も顧問の名前も分からなかったんで教えてもらおうと」

それを聞いた隼人は頷いて着いいてくるように悠に行って歩き出した。
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