薬草師リリアの結婚
「あたしの誕生日パーティー、もう始まってたのね……」
今日はハーブ男爵家の長女リリアの十七歳の誕生日。
そのパーティーが盛大に行われているが、実際は、結婚適齢期を迎えた義妹ディアナのためのお披露目の会。
ハーブ家で唯一の『薬草師』として、継母に奴隷の如くこき使われているリリアは、ボロボロのメイド服を着て、顔も髪も汚いせいで、会場にすら入れない。
だけど、せっかくの誕生日。
自分へのささやかなご褒美に、憧れの人、オスカー・グリンウッド辺境伯様をひと目でいいから拝みたい。
そう思ってこっそり庭に出てきたリリアは、そこでオスカー様に声をかけられて――
自分磨きを経て幸せをつかみ取る女の子の物語。
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第一章 秋の王都
第二章 冬のグリンウッド
第三章 変化の兆し
第四章 雪解けの季節
第五章 春の王都
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