異世界でゲーマーが楽しむためにガンバル

始まり

2話目

突然の光に驚いているといきなり景色が変わり、神殿のようなところに立っていた。

「なんだこれ」

拓人は周りを見渡すとすごく神聖な神殿の真ん中にある魔法陣の上に立っていた。

「来たようだな」

満足げな顔をして神殿に入ってきたのは60歳入ってそうな髭面のジジイだった。

「ここはいったいどこなんだよ。」

「ここはいわゆる世界の狭間で別の世界のものが別の世界に召喚されるときに通るところだ。」

そう聞かされた拓人は自分が異世界に召喚されてるところだと知った。

「え、俺異世界に召喚されるの？」

「そうだぞ」

「ちょっと待って、俺何も特別な能力もないただのゲーマーってか普通の高校生だよ。」

「そういうのは召喚に関係ないからだって所謂ガチャだから」

「まじか」

どうやら自分はガチャ感覚で召喚されてるところらしい

「ところでお前誰？」

「そういえば自己紹介してなかったな。儂は、管理者と言われる存在だ。」

「神？」

「違うぞ、どっちかというと天使の下っ端ってっ感じだな」

「なるほど」

神殿の魔法陣で話しているとまた魔法陣が光出した。するとジジイが思い出したように

「おっと、もう時間だなとりあえずお前の能力を開花させておくからそっちでがんばれ。」

「ちょっと待って！もっと色々と説明することあるでしょ！」

ジジイは俺の言葉を無視して俺の胸に光の玉を押し付けてきた。すると、光の玉が吸い込まれていき、消えた。

「じゃ、頑張れよ。」

ジジイが手を振ってきたが、意味がわからなすぎる拓人は光とともに消えた。