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第11話「これで予感が確信に、更に完全に自信へと変わった!」
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ここは、弱肉強食の異世界、やらねば俺がやられる、
RPG『ステディ・リインカネーション』の世界なのだから。
俺はこん棒を構え直し、次の敵を待った。
戦いに入り、身体が自然に動いた。
相当、不格好ながら、クリティカルに殴打が入った。
思い出した。
確か、アランモーリアの初期設定では、『殴打初級』のスキルを入れてある。
転生した当初、弱っちい俺は、スキルなど、何も持ち合わせていないと思っていた。
実際、俺の人格が融合して『完全体』になる前、
ひ弱なロイク・アルシェは、一方的な暴力を受け、
オヤジ店主にいたぶられていたのである。
そんなパンピーのロイクなら、俺の人格が合わさっても
当然、弱いと信じ込んでいた。
しかし、それは全くの勘違い、
俺は最低限、戦えるスキルを有しているみたいだ。
まず山賊ひとりを倒した俺。
仲間ひとりを倒され、激怒し、叫びながら迫る山賊4人を迎え撃った。
奴ら、憤怒の形相で俺に襲いかかって来る。
「ごらあ! よくもやりやがったなあ!!」
「てめえ!! コノヤロー!!」
「ぶっ殺してやる!!」
「どたま、勝ち割ってやれ!!」
山賊の奴らは、さすがに学習したのか、全員が、一斉に襲いかかって来た。
しかし!
4人から一斉に攻撃されるのを待つほど、俺は強くない。
それに馬鹿でもない。
では、どうしたのかといえば、
俺は逃げ回り、一度に4人全員の攻撃を受けないようにした。
そして攻撃をかわしながら、ひとりずつ、相手のスキを突いて、カウンター攻撃。
これまた、アラン・モーリアで初期設定した、
『俊敏初級』と『殴打初級』ふたつのスキルの応用だ。
やはり……
予感から、変わった確信が、どんどん高まって来る。
そうそう、アランモーリアは初期設定では、
身体能力にボーナスポイントを割り振り、突出させている。
これに『俊敏初級』のスキルが加わり、
多分だが、俺の常人離れした、素早い動きを生み出しているのだ。
俺は、納得し、頷きながらこん棒を振るう。
ばご!
どが!
ばき!
がご!
挑発した俺に釣られて、襲って来た山賊どもは、
あのオヤジ店主よりも、遥かに弱い雑魚であった。
よし!
『殴打初級』!
こん棒で殴打、殴打!
更に『殴打初級』!
バックラーのシールドバッシュで弾き、相手がよろめくところを、
更に殴打! 殴打!
よし!
山賊5人撃破!!
やはり、そうだ!
予感から変わった確信が深まって来る。
仲間5人が倒されたのを見て、ようやく弓を放つ奴も居た。
だが、距離が遠いし、俺には『俊敏初級』及び動体視力で、
放たれる矢の軌道が読み切れる。
なので、当たりはしない。
近くに矢が降って来ても、同じく余裕で避けた。
業を煮やして、またも山賊は接近戦を挑み、更に5人ほどが襲って来たが、
ばご!
がん!
どが!
ばき!
がご!
樫のこん棒で殴打、殴打!
バックラーのシールドバッシュ、殴打、殴打!
相手が大型盾でブロックしても、
竪ごと、こっちのシールドバッシュで軽々と吹っ飛ばした。
蝶のように舞い、蜂のように刺す。
お気づきだろうか?
俺が取った作戦は、敵ひとりずつの『各個撃破』である。
各個撃破とは、
敵が分散しているうち、または敢えて分散させ、
それぞれを集中的に撃ち破って行く事だ。
さすがの俺も、100人の中へ単身突っ込むなど、愚かな真似はしない。
そんなのは自死行為だ。
かといって、クラン『猛禽』のメンバーに合流し、
ただ加勢して、普通に6人対100人で戦っても、状況は好転しないだろう。
でも俺が後方に回り込み、挑発して、数人ずつ引き離して相手にし、
山賊の総数を少しずつでも減らして行けば、勝機は見える。
そう考えたのだ。
俺のような青いガキたったひとりに、あっさり仲間を5人倒され、
完全に怒った山賊。
山賊のリーダーは、俺へ人員を割き、倒そうとして、
再び5人、更に10人と襲いかかって来る。
これも計算通り、
さっきも言ったが、俺は襲って来るのを、
そのままぼ~っと待っているとか、バカな事はしないもの。
そして、俺の作戦は次の段階に入った。
「おらおらおらおらあ! 俺ひとりに敵わないのかあ! ウスノロどもめえ」!
俺は敢えて、派手に逃げ回り、大騒ぎして挑発。
『俊敏初級』と身体能力で、
再び派手に動き回り、ヒットアンドアウェイ!!
引き続き、蝶のように舞い、蜂のように刺す作戦!!
軽やかなフットワーク、および、鋭く的確な殴打攻撃!!
そして襲って来た山賊を5人、10人と連続、速攻で倒した。
計20人撃破ああ!!
これも各個撃破!!
ちなみに、こちらはダメージゼロ。
全然ノーダメージだ。
予感が確信に、遂には自信へと変わる!
うん!
そろそろ、次の最終作戦を発動させよう。
実はこれ、『陽動作戦』なのである。
補足しよう。
陽動作戦とは、味方の作戦を隠し、敵の注意をそらす為、
特に目立つよう、本来の目的とは違った動きをするものだ。
俺は、クラン『猛禽』のリーダーへ、
大きく手を打ち振った。
勘の良い奴なら、俺の動きと戦い方で、真意は伝わるはず。
クラン『猛禽』は手練れらしいし、
リーダーはすぐに気付いてくれるだろう。
『猛禽』が居るから、山賊どもは、俺ひとりに向かって全員で攻めたりしない。
そういう読みだ。
それゆえ、こちらから、無理に山賊に攻め込んだりはしない。
幸い、俺の合図を見た戦士リーダーは、ハッとし、
本命の『作戦』に気付いてくれた。
大きく頷くと、味方へ指示。
魔法使いに攻撃魔法『火弾』を乱射させる。
ごおっ! ごおっ!ごおっ! ごおっ!
ごおっ! ごおっ!ごおっ! ごおっ!
更に、クランメンバー全員で一斉に山賊どもへ突撃。
「よっしゃ! 行くぞお!」
「「「「おおおおおおお!!!」」」
後方の俺に気を取られ、前面の防御がおろそかになっていたから、
無防備状態の山賊どもは大ダメージを受けた。
よっし!
クラン『猛禽』の攻撃を待って、俺は再び後方から攻撃。
今度は、状況が違うから、一気に突撃!!
「おらおらおらおらおらあっ!!」
慌てふためく山賊どもを、こん棒とシールドバッシュで、次々と打ち倒していく。
俺は更に20人ほど、先ほどと合わせ、計山賊40人余りを倒した。
これで予感が確信に、更に完全に自信へと変わった!
絶体絶命の危機だったが、切り抜けた。
俺とクラン『猛禽』は、
本命作戦『挟み撃ち』で、大混乱した山賊どもを、あっさりと全滅させたのである。
RPG『ステディ・リインカネーション』の世界なのだから。
俺はこん棒を構え直し、次の敵を待った。
戦いに入り、身体が自然に動いた。
相当、不格好ながら、クリティカルに殴打が入った。
思い出した。
確か、アランモーリアの初期設定では、『殴打初級』のスキルを入れてある。
転生した当初、弱っちい俺は、スキルなど、何も持ち合わせていないと思っていた。
実際、俺の人格が融合して『完全体』になる前、
ひ弱なロイク・アルシェは、一方的な暴力を受け、
オヤジ店主にいたぶられていたのである。
そんなパンピーのロイクなら、俺の人格が合わさっても
当然、弱いと信じ込んでいた。
しかし、それは全くの勘違い、
俺は最低限、戦えるスキルを有しているみたいだ。
まず山賊ひとりを倒した俺。
仲間ひとりを倒され、激怒し、叫びながら迫る山賊4人を迎え撃った。
奴ら、憤怒の形相で俺に襲いかかって来る。
「ごらあ! よくもやりやがったなあ!!」
「てめえ!! コノヤロー!!」
「ぶっ殺してやる!!」
「どたま、勝ち割ってやれ!!」
山賊の奴らは、さすがに学習したのか、全員が、一斉に襲いかかって来た。
しかし!
4人から一斉に攻撃されるのを待つほど、俺は強くない。
それに馬鹿でもない。
では、どうしたのかといえば、
俺は逃げ回り、一度に4人全員の攻撃を受けないようにした。
そして攻撃をかわしながら、ひとりずつ、相手のスキを突いて、カウンター攻撃。
これまた、アラン・モーリアで初期設定した、
『俊敏初級』と『殴打初級』ふたつのスキルの応用だ。
やはり……
予感から、変わった確信が、どんどん高まって来る。
そうそう、アランモーリアは初期設定では、
身体能力にボーナスポイントを割り振り、突出させている。
これに『俊敏初級』のスキルが加わり、
多分だが、俺の常人離れした、素早い動きを生み出しているのだ。
俺は、納得し、頷きながらこん棒を振るう。
ばご!
どが!
ばき!
がご!
挑発した俺に釣られて、襲って来た山賊どもは、
あのオヤジ店主よりも、遥かに弱い雑魚であった。
よし!
『殴打初級』!
こん棒で殴打、殴打!
更に『殴打初級』!
バックラーのシールドバッシュで弾き、相手がよろめくところを、
更に殴打! 殴打!
よし!
山賊5人撃破!!
やはり、そうだ!
予感から変わった確信が深まって来る。
仲間5人が倒されたのを見て、ようやく弓を放つ奴も居た。
だが、距離が遠いし、俺には『俊敏初級』及び動体視力で、
放たれる矢の軌道が読み切れる。
なので、当たりはしない。
近くに矢が降って来ても、同じく余裕で避けた。
業を煮やして、またも山賊は接近戦を挑み、更に5人ほどが襲って来たが、
ばご!
がん!
どが!
ばき!
がご!
樫のこん棒で殴打、殴打!
バックラーのシールドバッシュ、殴打、殴打!
相手が大型盾でブロックしても、
竪ごと、こっちのシールドバッシュで軽々と吹っ飛ばした。
蝶のように舞い、蜂のように刺す。
お気づきだろうか?
俺が取った作戦は、敵ひとりずつの『各個撃破』である。
各個撃破とは、
敵が分散しているうち、または敢えて分散させ、
それぞれを集中的に撃ち破って行く事だ。
さすがの俺も、100人の中へ単身突っ込むなど、愚かな真似はしない。
そんなのは自死行為だ。
かといって、クラン『猛禽』のメンバーに合流し、
ただ加勢して、普通に6人対100人で戦っても、状況は好転しないだろう。
でも俺が後方に回り込み、挑発して、数人ずつ引き離して相手にし、
山賊の総数を少しずつでも減らして行けば、勝機は見える。
そう考えたのだ。
俺のような青いガキたったひとりに、あっさり仲間を5人倒され、
完全に怒った山賊。
山賊のリーダーは、俺へ人員を割き、倒そうとして、
再び5人、更に10人と襲いかかって来る。
これも計算通り、
さっきも言ったが、俺は襲って来るのを、
そのままぼ~っと待っているとか、バカな事はしないもの。
そして、俺の作戦は次の段階に入った。
「おらおらおらおらあ! 俺ひとりに敵わないのかあ! ウスノロどもめえ」!
俺は敢えて、派手に逃げ回り、大騒ぎして挑発。
『俊敏初級』と身体能力で、
再び派手に動き回り、ヒットアンドアウェイ!!
引き続き、蝶のように舞い、蜂のように刺す作戦!!
軽やかなフットワーク、および、鋭く的確な殴打攻撃!!
そして襲って来た山賊を5人、10人と連続、速攻で倒した。
計20人撃破ああ!!
これも各個撃破!!
ちなみに、こちらはダメージゼロ。
全然ノーダメージだ。
予感が確信に、遂には自信へと変わる!
うん!
そろそろ、次の最終作戦を発動させよう。
実はこれ、『陽動作戦』なのである。
補足しよう。
陽動作戦とは、味方の作戦を隠し、敵の注意をそらす為、
特に目立つよう、本来の目的とは違った動きをするものだ。
俺は、クラン『猛禽』のリーダーへ、
大きく手を打ち振った。
勘の良い奴なら、俺の動きと戦い方で、真意は伝わるはず。
クラン『猛禽』は手練れらしいし、
リーダーはすぐに気付いてくれるだろう。
『猛禽』が居るから、山賊どもは、俺ひとりに向かって全員で攻めたりしない。
そういう読みだ。
それゆえ、こちらから、無理に山賊に攻め込んだりはしない。
幸い、俺の合図を見た戦士リーダーは、ハッとし、
本命の『作戦』に気付いてくれた。
大きく頷くと、味方へ指示。
魔法使いに攻撃魔法『火弾』を乱射させる。
ごおっ! ごおっ!ごおっ! ごおっ!
ごおっ! ごおっ!ごおっ! ごおっ!
更に、クランメンバー全員で一斉に山賊どもへ突撃。
「よっしゃ! 行くぞお!」
「「「「おおおおおおお!!!」」」
後方の俺に気を取られ、前面の防御がおろそかになっていたから、
無防備状態の山賊どもは大ダメージを受けた。
よっし!
クラン『猛禽』の攻撃を待って、俺は再び後方から攻撃。
今度は、状況が違うから、一気に突撃!!
「おらおらおらおらおらあっ!!」
慌てふためく山賊どもを、こん棒とシールドバッシュで、次々と打ち倒していく。
俺は更に20人ほど、先ほどと合わせ、計山賊40人余りを倒した。
これで予感が確信に、更に完全に自信へと変わった!
絶体絶命の危機だったが、切り抜けた。
俺とクラン『猛禽』は、
本命作戦『挟み撃ち』で、大混乱した山賊どもを、あっさりと全滅させたのである。
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