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第205話「リスタート!」
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最終的には様々な種族が協力し合って、新たに造り上げた街ゲネシス。
元々は旧ガルドルド魔法帝国の遺跡である。
……それまでは『俗称』で失われた地と呼ばれ、呪われた地だと信じられ、忌み嫌われていた地であった。
しかし俺達クランバトルブローカーが迷宮を探索し、完全クリアー?した。
結果として、旧ガルドルド魔法帝国の遺臣と邂逅し、友好関係を持てた。
なので地上、地下共に街を再建して、新たな事業の拠点にしようと考えたのだ。
課題となる集客だが、その迷宮の有効利用を第一とした。
かつての某有名古典ゲームのように、魔物が潜む暗く深き迷宮をネタにする。
テオちゃん達が製作する高額なお宝目当ての、勇ましい冒険者を大量に呼ぶのだ。
そこからは、『風が吹けば桶屋が儲かる』の例え通り。
財宝を求めて多くの人が来訪すれば、金が落ち、物と情報が集まり、税収も増え、大いに活気が出る。
活気が出れば、またまた噂を聞きつけ、訪れる人が増える。
人が増えれば、街は必要上拡張され、更に大きくなるって感じ。
この街の『表の顔』は、いわゆる迷宮観光都市。
ロールプレイングゲームでは良くある街だといえよう。
そしてゲネシスの『裏の顔』……
今回の様々な仕事の拠点になる創造イコール『初めての街』って意味があるのだ。
各種族の経営する商会が作られて、街のオープンと共に業務をスタートする。
ちなみに各商会は下記の通り。
※【 】内の人名は社長及び役員でっす。
モーリス&ジェマ商会【モーリスさん、ジェマさん】人間族
ガルド商会【テオちゃん&魔法工学師ズ】人間族※技術供与専門
ミレーヌ商会【エドヴァルド父】竜神族
マティアス&アウグスト商会【マティアス、アウグストのエイルトヴァーラ父子】アールヴ族
ヴォラク&セーレ商会【ヴォラク&セーレ】悪魔族
そして商会形態にはしなかったが、これらへ俺達クランバトルブローカーが加わる。
各種族代表が集まり、会議が行われてから1か月後……
新たな街、創造の地は遂にオープンした。
なんやかんや各種族が結構宣伝もしたので、ゲネシスは世界中から評判になっていた。
街が開かれると同時に、予想通り一攫千金を狙う冒険者が殺到したのだ。
やがて彼等を相手にする冒険者向けの宿屋、食料品屋、武器防具屋、魔道具屋、魔法薬屋、馬屋等様々な店も続々と進出し、凄い活気を見せたのである。
事前に完成していた大空亭ゲネシス店も街が開かれたと同時にオープンしており、当然ながら毎日大盛況。
ジュリアの叔母ジェマさんは忙し過ぎて、毎日が異常に短いと嘆いている。
ソフィアの兄の転生者である夫モーリスさんも、魔道具&錬金素材を扱う商会の仕事で同様に忙しいから、夫婦すれ違いにならないようにしないと。
もしも、すれ違い離婚になどなったら、俺はジュリアとソフィアに殺されるだろうから。
ちなみにタトラ村では元の大空亭とモーリスさんの万屋は大改築し、店舗が一緒になって営業中。
そしてモーリスさん夫婦は、引退後の事もちゃんと考えている。
商売を好きなだけやり尽くして満足したら、ふたりは故郷のタトラ村でのんびり余生を送るらしい。
今は商会の社員となった村人に任せているけど、一緒になった大空屋とタトラ村万屋のオーナーとして、またリスタートするんだって。
一応内緒だって言われてるけど、言っちゃう。
ベテラン夫婦なので、お互いに年齢を気にしているが、ふたりともぜひ子供が欲しいそうだ。
毎晩、一生懸命頑張ると決意表明していた。
もしも子供が出来なくても、マイペース且つ悠々自適の日々を送るとも言ってた。
ジュリアの父エドヴァルドは商会に愛する亡き妻の名前を付け、竜神族の里を豊かにしようと部下と共に一生懸命に頑張っている。
いずれはジュリアと一緒に、竜神族の里へ遊びに行きたい。
それが凄く楽しみだ。
ガルドルドのテオちゃんことテオフラストゥス・ビスマルク宰相は技術供与の店としてガルド商会を設立し、会頭におさまった。
疲れ知らずの自動人形《オートマタ》の身体を使って、10人の魔法工学師ズと共に、旧ガルドルド魔法帝国の技術で世界の人々を豊かにしようと奔走している。
主に地下迷宮で極めた、食糧生産の技術が役立っているようだ。
ちなみに現在はテオちゃん達、悪魔王国ディアボルスへ赴いている。
俺の依頼により、悪魔王国の貧しい食糧事情改善の為に出張ってくれたのだ。
当然ながら歓待され、悪魔大学のオロバス学長と共に瘴気でも育つ作物育成に向けて日夜研究に明け暮れている筈である。
あのゴッドハルト達、コーンウォール迷宮に居た親衛隊も世界を股にかけて活躍中だ。
身体を人間そっくりな自動人形《オートマタ》に移し変え、ガルド商会に所属してガンガン働いている。
アールヴ族は妖精の末裔であり、商人向きというイメージは全くなかったが、マティアスとアウグストの父子は意外にも結構な『やり手』。
完全に商売に目覚めて、業績も順調。
祖国イエーラの為、外貨獲得で貢献すると燃えている。
商売に関係なく余談だが……
俺の嫁アマンダは完全修復とはいかないが、実の母ミルヴァさんと一応和解はしたようだ。
悪魔ヴォラクは要領の良さもあり、大学生だった悪魔セーレと共に悪魔王国の食糧の扱いを一手に引き受ける契約を獲得し、大躍進しているらしい。
ちなみにヴォラク&セーレ商会が大躍進しているのは超幸運?な事があったからだ。
先の『ベリアル』クーデター事件には、あのブネ商会とラウム商会が絡んでいた為、両商会とも罰として取り潰しになったという。
もう、ヴォラクめ!
あいつは本当に『悪運だけ』が強い奴だ。
但し、悪魔族との取引は、表向きは禁忌扱い。
なので裏の顔も持つガルド商会が、例外的に取引を行っている。
これは万が一、取引が発覚しても他の商会に足がつかないようにという配慮だ。
そして、一番気になる邪神様の告げた世界滅亡の件だが……
何と何と『撤回』してくれたのである。
邪神様自身が立てたとんでもない策略が当たったから。
各種族が友好関係を結べて世界を安定させた事、使徒として俺を大活躍させた事。
そして世界中で、自身や創世神様への信仰心が飛躍的に上がった事。
これらを父親の創世神様からとても評価されたようだ。
だって、あの魔界でさえ、最近は『邪神様』として称えられているようだからね。
結果、神格が著しく上がったらしく、本人曰くまもなく上級神だという。
当然ながらたいへんご機嫌で、まあメデタシ、メデタシである。
だが、ひとつだけ……参った。
俺がこの世界で活躍したのは「僕の最初にやった改造&転生のお陰だろう? 感謝しろよ」と、邪神様からこれまでの自慢話を5時間コースで聞かされたのだ。
まあ……世界が滅亡する代償と思えば安いモノかな。
こうして……
とりあえずは、恐れていた世界滅亡の危機は去った。
この異世界はあらゆる種族が協力して支えるという、新たな一歩を踏み出した。
いわゆる『世界のリスタート』って奴だ。
最後に……俺の近況だけれど……
これが予想通り忙しい。
主な仕事は嫁ズと共に、ジュリアの指導で各商会の手伝いがメイン。
良く言えば遊撃隊、悪く言えば便利屋だけど、俺は気にしない。
嫁ズもそう。
全員、世界中を駆け巡って、平和に働けるのが嬉しくてたまらないから。
いずれは商会形式で屋号バトルブローカーとしてやって行く目標がある。
だから、人脈作りと実務の修行でもある。
忙し過ぎて新婚旅行どころか、まだ嫁ズと本チャンの結婚式さえ予定が立たないくらいだ。
まあ拠点となる自宅は、新たに建てた。
それも凄い数。
ゲネシスの地上と地下は勿論、タトラ村、ベルカナにも……それぞれ大きな屋敷といえる規模。
だから各国の王都とかへ行く以外には、ホテルとかには殆ど泊まらず、嫁ズと自宅でイチャラブが多い。
そんなこんなでホントに忙しくて参るけど、凄く毎日が充実してる。
生きているって、実感する。
愛する人達に囲まれているから尚更だ。
残念ながら前世の夢……目標にした大好きなラノベ作家にはなれなかったけれど……
可愛い嫁ズも、素晴らしい家族もゲット出来たし、中二病な趣味を兼ねた仕事も超が付く充実ぶりだから。
夢から運ばれたこの異世界では、様々な運命的出会いがあったぞ。
さあ、皆さん!
こんな特大級の幸せ、俺だけに体験させたままで良いの?
まるで宝くじみたいな、うたい文句だけどこれホント。
そこの貴方! そして貴女!
この異世界の街ゲネシスへ、来てみてはいかが?
寝ている時に「異世界転生宜しく」って言えばさ。
貴方の夢にも、あの性格最悪の邪神様が現れる……かもしれない。
容赦ない罵倒は精神的な大ダメージを受けるし、チート改造されるのは肉体的に滅茶苦茶痛いけど、ちょっちだけ我慢してね。
転生して、運良くこの街へ来たら、血沸き肉躍る迷宮探索をして、冒険者として気ままに過ごすのも良し。
秘密をしっかり守れるならば、俺達と世界を股にかけて冒険&商売しようよ。
いつでも待っているからね。
では、またっ!
※『真☆中二病ハーレムブローカー、俺は異世界を駆け巡る《完全版》』はこの話で終了です。
長らくのご愛読ありがとうございました。
元々は旧ガルドルド魔法帝国の遺跡である。
……それまでは『俗称』で失われた地と呼ばれ、呪われた地だと信じられ、忌み嫌われていた地であった。
しかし俺達クランバトルブローカーが迷宮を探索し、完全クリアー?した。
結果として、旧ガルドルド魔法帝国の遺臣と邂逅し、友好関係を持てた。
なので地上、地下共に街を再建して、新たな事業の拠点にしようと考えたのだ。
課題となる集客だが、その迷宮の有効利用を第一とした。
かつての某有名古典ゲームのように、魔物が潜む暗く深き迷宮をネタにする。
テオちゃん達が製作する高額なお宝目当ての、勇ましい冒険者を大量に呼ぶのだ。
そこからは、『風が吹けば桶屋が儲かる』の例え通り。
財宝を求めて多くの人が来訪すれば、金が落ち、物と情報が集まり、税収も増え、大いに活気が出る。
活気が出れば、またまた噂を聞きつけ、訪れる人が増える。
人が増えれば、街は必要上拡張され、更に大きくなるって感じ。
この街の『表の顔』は、いわゆる迷宮観光都市。
ロールプレイングゲームでは良くある街だといえよう。
そしてゲネシスの『裏の顔』……
今回の様々な仕事の拠点になる創造イコール『初めての街』って意味があるのだ。
各種族の経営する商会が作られて、街のオープンと共に業務をスタートする。
ちなみに各商会は下記の通り。
※【 】内の人名は社長及び役員でっす。
モーリス&ジェマ商会【モーリスさん、ジェマさん】人間族
ガルド商会【テオちゃん&魔法工学師ズ】人間族※技術供与専門
ミレーヌ商会【エドヴァルド父】竜神族
マティアス&アウグスト商会【マティアス、アウグストのエイルトヴァーラ父子】アールヴ族
ヴォラク&セーレ商会【ヴォラク&セーレ】悪魔族
そして商会形態にはしなかったが、これらへ俺達クランバトルブローカーが加わる。
各種族代表が集まり、会議が行われてから1か月後……
新たな街、創造の地は遂にオープンした。
なんやかんや各種族が結構宣伝もしたので、ゲネシスは世界中から評判になっていた。
街が開かれると同時に、予想通り一攫千金を狙う冒険者が殺到したのだ。
やがて彼等を相手にする冒険者向けの宿屋、食料品屋、武器防具屋、魔道具屋、魔法薬屋、馬屋等様々な店も続々と進出し、凄い活気を見せたのである。
事前に完成していた大空亭ゲネシス店も街が開かれたと同時にオープンしており、当然ながら毎日大盛況。
ジュリアの叔母ジェマさんは忙し過ぎて、毎日が異常に短いと嘆いている。
ソフィアの兄の転生者である夫モーリスさんも、魔道具&錬金素材を扱う商会の仕事で同様に忙しいから、夫婦すれ違いにならないようにしないと。
もしも、すれ違い離婚になどなったら、俺はジュリアとソフィアに殺されるだろうから。
ちなみにタトラ村では元の大空亭とモーリスさんの万屋は大改築し、店舗が一緒になって営業中。
そしてモーリスさん夫婦は、引退後の事もちゃんと考えている。
商売を好きなだけやり尽くして満足したら、ふたりは故郷のタトラ村でのんびり余生を送るらしい。
今は商会の社員となった村人に任せているけど、一緒になった大空屋とタトラ村万屋のオーナーとして、またリスタートするんだって。
一応内緒だって言われてるけど、言っちゃう。
ベテラン夫婦なので、お互いに年齢を気にしているが、ふたりともぜひ子供が欲しいそうだ。
毎晩、一生懸命頑張ると決意表明していた。
もしも子供が出来なくても、マイペース且つ悠々自適の日々を送るとも言ってた。
ジュリアの父エドヴァルドは商会に愛する亡き妻の名前を付け、竜神族の里を豊かにしようと部下と共に一生懸命に頑張っている。
いずれはジュリアと一緒に、竜神族の里へ遊びに行きたい。
それが凄く楽しみだ。
ガルドルドのテオちゃんことテオフラストゥス・ビスマルク宰相は技術供与の店としてガルド商会を設立し、会頭におさまった。
疲れ知らずの自動人形《オートマタ》の身体を使って、10人の魔法工学師ズと共に、旧ガルドルド魔法帝国の技術で世界の人々を豊かにしようと奔走している。
主に地下迷宮で極めた、食糧生産の技術が役立っているようだ。
ちなみに現在はテオちゃん達、悪魔王国ディアボルスへ赴いている。
俺の依頼により、悪魔王国の貧しい食糧事情改善の為に出張ってくれたのだ。
当然ながら歓待され、悪魔大学のオロバス学長と共に瘴気でも育つ作物育成に向けて日夜研究に明け暮れている筈である。
あのゴッドハルト達、コーンウォール迷宮に居た親衛隊も世界を股にかけて活躍中だ。
身体を人間そっくりな自動人形《オートマタ》に移し変え、ガルド商会に所属してガンガン働いている。
アールヴ族は妖精の末裔であり、商人向きというイメージは全くなかったが、マティアスとアウグストの父子は意外にも結構な『やり手』。
完全に商売に目覚めて、業績も順調。
祖国イエーラの為、外貨獲得で貢献すると燃えている。
商売に関係なく余談だが……
俺の嫁アマンダは完全修復とはいかないが、実の母ミルヴァさんと一応和解はしたようだ。
悪魔ヴォラクは要領の良さもあり、大学生だった悪魔セーレと共に悪魔王国の食糧の扱いを一手に引き受ける契約を獲得し、大躍進しているらしい。
ちなみにヴォラク&セーレ商会が大躍進しているのは超幸運?な事があったからだ。
先の『ベリアル』クーデター事件には、あのブネ商会とラウム商会が絡んでいた為、両商会とも罰として取り潰しになったという。
もう、ヴォラクめ!
あいつは本当に『悪運だけ』が強い奴だ。
但し、悪魔族との取引は、表向きは禁忌扱い。
なので裏の顔も持つガルド商会が、例外的に取引を行っている。
これは万が一、取引が発覚しても他の商会に足がつかないようにという配慮だ。
そして、一番気になる邪神様の告げた世界滅亡の件だが……
何と何と『撤回』してくれたのである。
邪神様自身が立てたとんでもない策略が当たったから。
各種族が友好関係を結べて世界を安定させた事、使徒として俺を大活躍させた事。
そして世界中で、自身や創世神様への信仰心が飛躍的に上がった事。
これらを父親の創世神様からとても評価されたようだ。
だって、あの魔界でさえ、最近は『邪神様』として称えられているようだからね。
結果、神格が著しく上がったらしく、本人曰くまもなく上級神だという。
当然ながらたいへんご機嫌で、まあメデタシ、メデタシである。
だが、ひとつだけ……参った。
俺がこの世界で活躍したのは「僕の最初にやった改造&転生のお陰だろう? 感謝しろよ」と、邪神様からこれまでの自慢話を5時間コースで聞かされたのだ。
まあ……世界が滅亡する代償と思えば安いモノかな。
こうして……
とりあえずは、恐れていた世界滅亡の危機は去った。
この異世界はあらゆる種族が協力して支えるという、新たな一歩を踏み出した。
いわゆる『世界のリスタート』って奴だ。
最後に……俺の近況だけれど……
これが予想通り忙しい。
主な仕事は嫁ズと共に、ジュリアの指導で各商会の手伝いがメイン。
良く言えば遊撃隊、悪く言えば便利屋だけど、俺は気にしない。
嫁ズもそう。
全員、世界中を駆け巡って、平和に働けるのが嬉しくてたまらないから。
いずれは商会形式で屋号バトルブローカーとしてやって行く目標がある。
だから、人脈作りと実務の修行でもある。
忙し過ぎて新婚旅行どころか、まだ嫁ズと本チャンの結婚式さえ予定が立たないくらいだ。
まあ拠点となる自宅は、新たに建てた。
それも凄い数。
ゲネシスの地上と地下は勿論、タトラ村、ベルカナにも……それぞれ大きな屋敷といえる規模。
だから各国の王都とかへ行く以外には、ホテルとかには殆ど泊まらず、嫁ズと自宅でイチャラブが多い。
そんなこんなでホントに忙しくて参るけど、凄く毎日が充実してる。
生きているって、実感する。
愛する人達に囲まれているから尚更だ。
残念ながら前世の夢……目標にした大好きなラノベ作家にはなれなかったけれど……
可愛い嫁ズも、素晴らしい家族もゲット出来たし、中二病な趣味を兼ねた仕事も超が付く充実ぶりだから。
夢から運ばれたこの異世界では、様々な運命的出会いがあったぞ。
さあ、皆さん!
こんな特大級の幸せ、俺だけに体験させたままで良いの?
まるで宝くじみたいな、うたい文句だけどこれホント。
そこの貴方! そして貴女!
この異世界の街ゲネシスへ、来てみてはいかが?
寝ている時に「異世界転生宜しく」って言えばさ。
貴方の夢にも、あの性格最悪の邪神様が現れる……かもしれない。
容赦ない罵倒は精神的な大ダメージを受けるし、チート改造されるのは肉体的に滅茶苦茶痛いけど、ちょっちだけ我慢してね。
転生して、運良くこの街へ来たら、血沸き肉躍る迷宮探索をして、冒険者として気ままに過ごすのも良し。
秘密をしっかり守れるならば、俺達と世界を股にかけて冒険&商売しようよ。
いつでも待っているからね。
では、またっ!
※『真☆中二病ハーレムブローカー、俺は異世界を駆け巡る《完全版》』はこの話で終了です。
長らくのご愛読ありがとうございました。
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