86 / 160
第86話「敬礼!」
しおりを挟む
「このまま帰れば、貴女の犯したつまらない愚行で、騎士隊全員が、いえ、ラクルテル公爵閣下もメンツを潰す事になる。それでも良いの?」
「…………………」
アレクサンドラから問われ、ジュリエッタは力なく俯いてしまった。
主《あるじ》と懇意にしている上級貴族から、はっきりと言われ、己が起こした事の重大さを痛感しているようだ。
ここでシモンが手を挙げる。
「長官、俺、発言しても良いっすか?」
「ええ、構わないわよ」
「ありがとうございます、長官」
シモンはアレクサンドラへ、一礼すると、拳を組んだまま、ジュリエッタへ向き直る。
「聞いてくれ、ジュリエッタ・エモニエさん。支援開発戦略局で仕事をするのに、身分、出自などは一切関係ない」
「………………」
「貴女が持つ、つまらない価値観など捨て去る事だ」
シモンが言い切っても、ジュリエッタは無言、いまだ、うつむいたままだ。
「………………」
「我が局は、様々な分野のプロフェッショナルが集まり、ティーグル王国民の為に働くセクションだ」
「………………」
「局員は己の持てる能力を最大限に発揮しながら、互いに認め、尊重し合い、一致団結し、課せられた責務を遂行して行く」
「………………」
「二度目の騎士の情けだ。チャンスをやろう」
「………………」
「貴女がウチの方針を理解し、俺の指示を遵守するならば、改めて局員として迎えよう」
シモンが告げると、ジュリエッタはしばしの沈黙の後、
「………………シモン・アーシュ殿、貴殿の申し出に感謝する」
「おう、そうかい」
シモンが微笑むと、ジュリエッタはゆっくりと顔をあげた。
苦笑と晴れやかさの狭間という、微妙な笑みを浮かべている。
「ああ、ブランジェ伯爵のおっしゃる通りだ。……私は井の中の蛙だった。今、己の愚かさを痛感している」
「ならばどうする?」
「……まずは心から謝罪しよう。本当に本当に申しわけなかった。シモン・アーシュ局長。そして局員の皆様」
ジュリエッタは深く頭を下げた。
「局長。私はラクルテル公爵家のモットーが大好きだ。力こそが正義。力なき正義は悪だと」
「ははは、俺も確かにそう聞いたよ」
「加えて! 私は自分の見たもの、体感したものしか信じない。この性格、考えは変わらないと思う」
「ふうん」
「私は当初信じていなかった。数多の騎士達に圧勝し、閣下と引き分けたという貴方の実力を」
「まあ、貴女はあの場に居なかったからな」
「確かに! それゆえ信じてはいなかった。だが! 今、身をもって知った」
「はは、腕相撲だけどな」
「いや、シンプルな力勝負なればこそ、だ。貴方は私と11回戦いながら、息ひとつ乱れていない。それに、こうして拳を組むと伝わって来る。貴方の規格外ともいえる膂力が! 公爵閣下と引き分けたのも合点がいく」
「………………」
今度はシモンが無言となった。
黙って、ジュリエッタの物言いを聞こうと判断したようである。
ジュリエッタの『追及』はまだまだ続く。
「更に言おう! 私も魔法を行使する者。感じるのだ。貴方の底知れぬ巨大な魔力を!」
「………………」
「だからこそ分かった。勝負して確信した。シモン・アーシュ局長、貴方はまだまだ底が知れない。計り知れない存在だという事を」
「ははは、俺はそこまでの器じゃないよ」
「いや! 私は畏怖する。貴方の凄まじき力に! そして、いつの日か、貴方を超える事を人生の目標としよう」
最後は、本音を。
そして、目指すべき相手がシモンだという事を、ジュリエッタは言い切った。
ジュリエッタが放つ魔力から、彼女の希望が、心の底が見え隠れする。
だが誇り高い分、素直に自分からは言い出せないのだろう。
本当に……めんどくさい。
だが、ここで面倒をみるのが、導くのが、上司たるシモンの役目なのである。
「……そうか。では、念の為、改めて聞こう。ジュリエッタ・エモニエ、貴女は局の方針を理解し、俺の指示に従い、王国民の為に働くと誓うな?」
シモンの問いに対し、ジュリエッタは晴れやかな、満足とした表情できっぱりと言い放つ。
「誓う! いや! 誓わせていただきますっ! 私ジュリエッタ・エモニエを! ぜひ局長の配下にっ! そして皆さんの仲間にして頂きたいっ!」
ジュリエッタが再び頭を深く下げると、シモンは微笑みゆっくりと組んでいた拳を放した。
「分かった。二言はないという騎士の誓い、確かに聞き届けた。……長官、宜しいですね?」
シモンが筋を通すべく、アレクサンドラに尋ねた。
対して、アレクサンドラは大きく頷く。
「勿論! シモン君、貴方の裁量に任せるわ」
「ありがとうございます!」
シモンは再びアレクサンドラへ一礼。
ジュリエッタに視線を向け、微笑む。
「では、ジュリエッタ。俺たち、王国復興開拓省、支援開発戦略局は貴女を歓迎する。宜しく頼むぞっ!」
これで丸く収まった。
ラクルテル公爵から、局員として派遣された、騎士たる自分。
その立ち場を尊重してくれた事に気付かぬほど、ジュリエッタは愚かではない。
「は! かしこまりましたっ!」
シモンに対し、ジュリエッタは改めて姿勢を正し、直立不動。
「びしっ!」と敬礼をしたのである。
「…………………」
アレクサンドラから問われ、ジュリエッタは力なく俯いてしまった。
主《あるじ》と懇意にしている上級貴族から、はっきりと言われ、己が起こした事の重大さを痛感しているようだ。
ここでシモンが手を挙げる。
「長官、俺、発言しても良いっすか?」
「ええ、構わないわよ」
「ありがとうございます、長官」
シモンはアレクサンドラへ、一礼すると、拳を組んだまま、ジュリエッタへ向き直る。
「聞いてくれ、ジュリエッタ・エモニエさん。支援開発戦略局で仕事をするのに、身分、出自などは一切関係ない」
「………………」
「貴女が持つ、つまらない価値観など捨て去る事だ」
シモンが言い切っても、ジュリエッタは無言、いまだ、うつむいたままだ。
「………………」
「我が局は、様々な分野のプロフェッショナルが集まり、ティーグル王国民の為に働くセクションだ」
「………………」
「局員は己の持てる能力を最大限に発揮しながら、互いに認め、尊重し合い、一致団結し、課せられた責務を遂行して行く」
「………………」
「二度目の騎士の情けだ。チャンスをやろう」
「………………」
「貴女がウチの方針を理解し、俺の指示を遵守するならば、改めて局員として迎えよう」
シモンが告げると、ジュリエッタはしばしの沈黙の後、
「………………シモン・アーシュ殿、貴殿の申し出に感謝する」
「おう、そうかい」
シモンが微笑むと、ジュリエッタはゆっくりと顔をあげた。
苦笑と晴れやかさの狭間という、微妙な笑みを浮かべている。
「ああ、ブランジェ伯爵のおっしゃる通りだ。……私は井の中の蛙だった。今、己の愚かさを痛感している」
「ならばどうする?」
「……まずは心から謝罪しよう。本当に本当に申しわけなかった。シモン・アーシュ局長。そして局員の皆様」
ジュリエッタは深く頭を下げた。
「局長。私はラクルテル公爵家のモットーが大好きだ。力こそが正義。力なき正義は悪だと」
「ははは、俺も確かにそう聞いたよ」
「加えて! 私は自分の見たもの、体感したものしか信じない。この性格、考えは変わらないと思う」
「ふうん」
「私は当初信じていなかった。数多の騎士達に圧勝し、閣下と引き分けたという貴方の実力を」
「まあ、貴女はあの場に居なかったからな」
「確かに! それゆえ信じてはいなかった。だが! 今、身をもって知った」
「はは、腕相撲だけどな」
「いや、シンプルな力勝負なればこそ、だ。貴方は私と11回戦いながら、息ひとつ乱れていない。それに、こうして拳を組むと伝わって来る。貴方の規格外ともいえる膂力が! 公爵閣下と引き分けたのも合点がいく」
「………………」
今度はシモンが無言となった。
黙って、ジュリエッタの物言いを聞こうと判断したようである。
ジュリエッタの『追及』はまだまだ続く。
「更に言おう! 私も魔法を行使する者。感じるのだ。貴方の底知れぬ巨大な魔力を!」
「………………」
「だからこそ分かった。勝負して確信した。シモン・アーシュ局長、貴方はまだまだ底が知れない。計り知れない存在だという事を」
「ははは、俺はそこまでの器じゃないよ」
「いや! 私は畏怖する。貴方の凄まじき力に! そして、いつの日か、貴方を超える事を人生の目標としよう」
最後は、本音を。
そして、目指すべき相手がシモンだという事を、ジュリエッタは言い切った。
ジュリエッタが放つ魔力から、彼女の希望が、心の底が見え隠れする。
だが誇り高い分、素直に自分からは言い出せないのだろう。
本当に……めんどくさい。
だが、ここで面倒をみるのが、導くのが、上司たるシモンの役目なのである。
「……そうか。では、念の為、改めて聞こう。ジュリエッタ・エモニエ、貴女は局の方針を理解し、俺の指示に従い、王国民の為に働くと誓うな?」
シモンの問いに対し、ジュリエッタは晴れやかな、満足とした表情できっぱりと言い放つ。
「誓う! いや! 誓わせていただきますっ! 私ジュリエッタ・エモニエを! ぜひ局長の配下にっ! そして皆さんの仲間にして頂きたいっ!」
ジュリエッタが再び頭を深く下げると、シモンは微笑みゆっくりと組んでいた拳を放した。
「分かった。二言はないという騎士の誓い、確かに聞き届けた。……長官、宜しいですね?」
シモンが筋を通すべく、アレクサンドラに尋ねた。
対して、アレクサンドラは大きく頷く。
「勿論! シモン君、貴方の裁量に任せるわ」
「ありがとうございます!」
シモンは再びアレクサンドラへ一礼。
ジュリエッタに視線を向け、微笑む。
「では、ジュリエッタ。俺たち、王国復興開拓省、支援開発戦略局は貴女を歓迎する。宜しく頼むぞっ!」
これで丸く収まった。
ラクルテル公爵から、局員として派遣された、騎士たる自分。
その立ち場を尊重してくれた事に気付かぬほど、ジュリエッタは愚かではない。
「は! かしこまりましたっ!」
シモンに対し、ジュリエッタは改めて姿勢を正し、直立不動。
「びしっ!」と敬礼をしたのである。
0
お気に入りに追加
470
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
復讐完遂者は吸収スキルを駆使して成り上がる 〜さあ、自分を裏切った初恋の相手へ復讐を始めよう〜
サイダーボウイ
ファンタジー
「気安く私の名前を呼ばないで! そうやってこれまでも私に付きまとって……ずっと鬱陶しかったのよ!」
孤児院出身のナードは、初恋の相手セシリアからそう吐き捨てられ、パーティーを追放されてしまう。
淡い恋心を粉々に打ち砕かれたナードは失意のどん底に。
だが、ナードには、病弱な妹ノエルの生活費を稼ぐために、冒険者を続けなければならないという理由があった。
1人決死の覚悟でダンジョンに挑むナード。
スライム相手に死にかけるも、その最中、ユニークスキル【アブソープション】が覚醒する。
それは、敵のLPを吸収できるという世界の掟すらも変えてしまうスキルだった。
それからナードは毎日ダンジョンへ入り、敵のLPを吸収し続けた。
増やしたLPを消費して、魔法やスキルを習得しつつ、ナードはどんどん強くなっていく。
一方その頃、セシリアのパーティーでは仲間割れが起こっていた。
冒険者ギルドでの評判も地に落ち、セシリアは徐々に追いつめられていくことに……。
これは、やがて勇者と呼ばれる青年が、チートスキルを駆使して最強へと成り上がり、自分を裏切った初恋の相手に復讐を果たすまでの物語である。
転生したら最強種の竜人かよ~目立ちたくないので種族隠して学院へ通います~
ゆる弥
ファンタジー
強さをひた隠しにして学院の入学試験を受けるが、強すぎて隠し通せておらず、逆に目立ってしまう。
コイツは何かがおかしい。
本人は気が付かず隠しているが、周りは気付き始める。
目立ちたくないのに国の最高戦力に祭り上げられてしまう可哀想な男の話。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
王宮で汚職を告発したら逆に指名手配されて殺されかけたけど、たまたま出会ったメイドロボに転生者の技術力を借りて反撃します
有賀冬馬
ファンタジー
王国貴族ヘンリー・レンは大臣と宰相の汚職を告発したが、逆に濡れ衣を着せられてしまい、追われる身になってしまう。
妻は宰相側に寝返り、ヘンリーは女性不信になってしまう。
さらに差し向けられた追手によって左腕切断、毒、呪い状態という満身創痍で、命からがら雪山に逃げ込む。
そこで力尽き、倒れたヘンリーを助けたのは、奇妙なメイド型アンドロイドだった。
そのアンドロイドは、かつて大賢者と呼ばれた転生者の技術で作られたメイドロボだったのだ。
現代知識チートと魔法の融合技術で作られた義手を与えられたヘンリーが、独立勢力となって王国の悪を蹴散らしていく!
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
クラス転移して授かった外れスキルの『無能』が理由で召喚国から奈落ダンジョンへ追放されたが、実は無能は最強のチートスキルでした
コレゼン
ファンタジー
小日向 悠(コヒナタ ユウ)は、クラスメイトと一緒に異世界召喚に巻き込まれる。
クラスメイトの幾人かは勇者に剣聖、賢者に聖女というレアスキルを授かるが一方、ユウが授かったのはなんと外れスキルの無能だった。
召喚国の責任者の女性は、役立たずで戦力外のユウを奈落というダンジョンへゴミとして廃棄処分すると告げる。
理不尽に奈落へと追放したクラスメイトと召喚者たちに対して、ユウは復讐を誓う。
ユウは奈落で無能というスキルが実は『すべてを無にする』、最強のチートスキルだということを知り、奈落の規格外の魔物たちを無能によって倒し、規格外の強さを身につけていく。
これは、理不尽に追放された青年が最強のチートスキルを手に入れて、復讐を果たし、世界と己を救う物語である。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
大器晩成エンチャンター~Sランク冒険者パーティから追放されてしまったが、追放後の成長度合いが凄くて世界最強になる
遠野紫
ファンタジー
「な、なんでだよ……今まで一緒に頑張って来たろ……?」
「頑張って来たのは俺たちだよ……お前はお荷物だ。サザン、お前にはパーティから抜けてもらう」
S級冒険者パーティのエンチャンターであるサザンは或る時、パーティリーダーから追放を言い渡されてしまう。
村の仲良し四人で結成したパーティだったが、サザンだけはなぜか実力が伸びなかったのだ。他のメンバーに追いつくために日々努力を重ねたサザンだったが結局報われることは無く追放されてしまった。
しかしサザンはレアスキル『大器晩成』を持っていたため、ある時突然その強さが解放されたのだった。
とてつもない成長率を手にしたサザンの最強エンチャンターへの道が今始まる。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
クラス転移したからクラスの奴に復讐します
wrath
ファンタジー
俺こと灞熾蘑 煌羈はクラスでいじめられていた。
ある日、突然クラスが光輝き俺のいる3年1組は異世界へと召喚されることになった。
だが、俺はそこへ転移する前に神様にお呼ばれし……。
クラスの奴らよりも強くなった俺はクラスの奴らに復讐します。
まだまだ未熟者なので誤字脱字が多いと思いますが長〜い目で見守ってください。
閑話の時系列がおかしいんじゃない?やこの漢字間違ってるよね?など、ところどころにおかしい点がありましたら気軽にコメントで教えてください。
追伸、
雫ストーリーを別で作りました。雫が亡くなる瞬間の心情や死んだ後の天国でのお話を書いてます。
気になった方は是非読んでみてください。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる