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第67話「商いのプロを探せ②」
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シモンと秘書のエステルは昨日の冒険者ギルドに引き続き、商業ギルドに赴いている。
面会相手はギルドマスターのモルガーヌ・オリオールだ。
「マスター、オリオール」
「モルガーヌとお呼びください、シモン・アーシュ局長」
「かしこまりました、モルガーヌ様。では俺の事もシモンとお呼びください」
「うふふ、シモン様、様も不要ですわ」
「ならば俺も様は不要です。では、さん付けでお呼びします。モルガーヌさん、若輩の俺に高い評価をしてくださり、ありがとうございます。本日はご多忙の中、我々の為にお時間を頂き感謝致します」
「いえいえ、とんでもありません」
「ところで、モルガーヌさん、本日お伺いしたのは他でもありません」
「と申しますと」
「はい、我が王国復興開拓省とマスターの商業ギルドが共存共栄して行く為には、どのような施策を考え、実行していけば良いのか、まずはお会いしてお互いに忌憚のない意見を交換したいと思いました」
「成る程」
「モルガーヌさんはご存じでしょうが、我が省の役割は王国内で難儀する人々をケアし、フォローする事です」
「はい、存じております」
モルガーヌは、にっこり笑って頷いた。
「アレクサンドラ長官の受け売りを申し上げているだけなので恐縮ですが、少しだけ補足すれば、その土地に発生する危険を解消し、暮らしを豊かにする手助けをする事で王国民の生活レベルを向上させる。その結果、ティーグル王国が豊かになり、国力も上がる事となります」
「シモンさんのおっしゃる通りですわ」
「はい、我が省は、デュドネ国王陛下とマクシミリアン殿下の富国強兵施策から創設されたばかりの省でして、王国内の各組織、プロフェッショナルな個人と提携し、共存共栄しながら行きたいと考えております。具体的に言えば、衣食住各部門の拡充に向けて、商業ギルドとは資金、人材、情報の面において、協力をし合えないかという趣旨です」
シモンが言うと、モルガーヌは「ふっ」と笑う。
そして、『ど』が付く直球を投げ込んで来た。
「成る程。陛下と殿下のお名前を出したという事は、ズバリ、当ギルドに対し、多くの資金と優秀な人材を提供し、とっておきの情報も開示しろという事でしょうか?」
「ええ、モルガーヌさんのおっしゃる通り、俺の本音はそうです」
「うふふ、正直なのですね、シモンさんは」
「はい、モルガーヌさんも。こういう場合、お互い回りくどいのは宜しくないです」
シモンが笑顔で言葉を戻すと、モルガーヌは続けて、『商人らしい直球』を投げ込んで来る。
「成る程。それで、王国復興開拓省に貢献する事に対して、当ギルドにとってのメリットは?」
しかし、シモンもすぐ返事を戻す。
想定内の質問であるからだ。
「はい、商業ギルドのメリットは明確です。ウチと組んでたくさん儲けてください」
「ほう! 組んでたくさん儲けてくれとは、王国の役人の言う事とは思えませんね」
「はい、ウチは他の省とは全く違いまして、利益も追及して行かねばならない公共企業体に近い組織です。当然生み出した利益は経費を差し引いて還元し、王国各地の復興開拓に使いますけどね」
「成る程、つまり当ギルドは投資した金額に対し、充分な見返りがある施策を立案し、実施すれば良いという事ですね」
「おっしゃる通りです。但し、大きな利益を得る手だてを立案、実施する為には商いのプロフェッショナルである商業ギルドの協力が絶対に必要です。こちらは所詮素人ですから」
「うふふ、褒め上手ですね、シモンさんは」
「いえいえ、そんな。仕事は山ほどありますが、俺も赴任したばかりです。まずは王都グラン・シャリオ近郊に位置する小村の復興、開拓を命じられました。手始めとしてその村の復興開拓策に関し、商業ギルドも一緒に考えて頂けませんか」
「了解致しました。その小村に関し、資料はありますか?」
要請を快諾してくれたモルガーヌが尋ねると、シモンはエステルへ目くばせした。
「こちらです、モルガーヌ様」
エステルがまとめておいた小村の資料を渡すと、モルガーヌはまたもにっこり。
「うふふ、ありがとうございます。エステルさんも、私をモルガーヌと呼んで下さいね」
「了解しました、モルガーヌさん」
ここで、シモンがひとつ提案をする。
まずは確認である。
「モルガーヌさん」
「はい」
「ギルドが懇意にしている防具屋さんはありますか? 魔物の皮で革鎧を製作しているような」
「うふふ、いくらでもありますわ。それが何か?」
「オークの皮で作った革鎧は結構なものですよね?」
「ええ、最上級のドラゴン革ほどではないですけれど、良質のオーク革だと加工費込みで、価格は上代で1着、金貨で30枚から40枚、細工が凝ったものだと50枚から100枚は致しますわ」
「そうですか、今、資料をお渡ししたその村で俺、オークを約100体、正確には115体倒しましたよ」
シモンが「しれっ」と言えば、モルガーヌはさすがに驚いた。
「え?」
エステルも、シモンの話をフォローする。
「はい、局長はほぼおひとり、そして2日、いえ、のべ1日でオーク100体以上を倒しております」
「えええっ!? シモンさんがひとり? それものべ1日でっ!?」
「モルガーヌさん、まずは俺が倒したオークの皮を使い、ギルドで商品化して大いに儲けてください。お願いします。そして王国復興開拓省が得た利益の方はほとんど村へ還元するつもりです」
シモンはそう言うと、まっすぐモルガーヌを見つめたのである。
面会相手はギルドマスターのモルガーヌ・オリオールだ。
「マスター、オリオール」
「モルガーヌとお呼びください、シモン・アーシュ局長」
「かしこまりました、モルガーヌ様。では俺の事もシモンとお呼びください」
「うふふ、シモン様、様も不要ですわ」
「ならば俺も様は不要です。では、さん付けでお呼びします。モルガーヌさん、若輩の俺に高い評価をしてくださり、ありがとうございます。本日はご多忙の中、我々の為にお時間を頂き感謝致します」
「いえいえ、とんでもありません」
「ところで、モルガーヌさん、本日お伺いしたのは他でもありません」
「と申しますと」
「はい、我が王国復興開拓省とマスターの商業ギルドが共存共栄して行く為には、どのような施策を考え、実行していけば良いのか、まずはお会いしてお互いに忌憚のない意見を交換したいと思いました」
「成る程」
「モルガーヌさんはご存じでしょうが、我が省の役割は王国内で難儀する人々をケアし、フォローする事です」
「はい、存じております」
モルガーヌは、にっこり笑って頷いた。
「アレクサンドラ長官の受け売りを申し上げているだけなので恐縮ですが、少しだけ補足すれば、その土地に発生する危険を解消し、暮らしを豊かにする手助けをする事で王国民の生活レベルを向上させる。その結果、ティーグル王国が豊かになり、国力も上がる事となります」
「シモンさんのおっしゃる通りですわ」
「はい、我が省は、デュドネ国王陛下とマクシミリアン殿下の富国強兵施策から創設されたばかりの省でして、王国内の各組織、プロフェッショナルな個人と提携し、共存共栄しながら行きたいと考えております。具体的に言えば、衣食住各部門の拡充に向けて、商業ギルドとは資金、人材、情報の面において、協力をし合えないかという趣旨です」
シモンが言うと、モルガーヌは「ふっ」と笑う。
そして、『ど』が付く直球を投げ込んで来た。
「成る程。陛下と殿下のお名前を出したという事は、ズバリ、当ギルドに対し、多くの資金と優秀な人材を提供し、とっておきの情報も開示しろという事でしょうか?」
「ええ、モルガーヌさんのおっしゃる通り、俺の本音はそうです」
「うふふ、正直なのですね、シモンさんは」
「はい、モルガーヌさんも。こういう場合、お互い回りくどいのは宜しくないです」
シモンが笑顔で言葉を戻すと、モルガーヌは続けて、『商人らしい直球』を投げ込んで来る。
「成る程。それで、王国復興開拓省に貢献する事に対して、当ギルドにとってのメリットは?」
しかし、シモンもすぐ返事を戻す。
想定内の質問であるからだ。
「はい、商業ギルドのメリットは明確です。ウチと組んでたくさん儲けてください」
「ほう! 組んでたくさん儲けてくれとは、王国の役人の言う事とは思えませんね」
「はい、ウチは他の省とは全く違いまして、利益も追及して行かねばならない公共企業体に近い組織です。当然生み出した利益は経費を差し引いて還元し、王国各地の復興開拓に使いますけどね」
「成る程、つまり当ギルドは投資した金額に対し、充分な見返りがある施策を立案し、実施すれば良いという事ですね」
「おっしゃる通りです。但し、大きな利益を得る手だてを立案、実施する為には商いのプロフェッショナルである商業ギルドの協力が絶対に必要です。こちらは所詮素人ですから」
「うふふ、褒め上手ですね、シモンさんは」
「いえいえ、そんな。仕事は山ほどありますが、俺も赴任したばかりです。まずは王都グラン・シャリオ近郊に位置する小村の復興、開拓を命じられました。手始めとしてその村の復興開拓策に関し、商業ギルドも一緒に考えて頂けませんか」
「了解致しました。その小村に関し、資料はありますか?」
要請を快諾してくれたモルガーヌが尋ねると、シモンはエステルへ目くばせした。
「こちらです、モルガーヌ様」
エステルがまとめておいた小村の資料を渡すと、モルガーヌはまたもにっこり。
「うふふ、ありがとうございます。エステルさんも、私をモルガーヌと呼んで下さいね」
「了解しました、モルガーヌさん」
ここで、シモンがひとつ提案をする。
まずは確認である。
「モルガーヌさん」
「はい」
「ギルドが懇意にしている防具屋さんはありますか? 魔物の皮で革鎧を製作しているような」
「うふふ、いくらでもありますわ。それが何か?」
「オークの皮で作った革鎧は結構なものですよね?」
「ええ、最上級のドラゴン革ほどではないですけれど、良質のオーク革だと加工費込みで、価格は上代で1着、金貨で30枚から40枚、細工が凝ったものだと50枚から100枚は致しますわ」
「そうですか、今、資料をお渡ししたその村で俺、オークを約100体、正確には115体倒しましたよ」
シモンが「しれっ」と言えば、モルガーヌはさすがに驚いた。
「え?」
エステルも、シモンの話をフォローする。
「はい、局長はほぼおひとり、そして2日、いえ、のべ1日でオーク100体以上を倒しております」
「えええっ!? シモンさんがひとり? それものべ1日でっ!?」
「モルガーヌさん、まずは俺が倒したオークの皮を使い、ギルドで商品化して大いに儲けてください。お願いします。そして王国復興開拓省が得た利益の方はほとんど村へ還元するつもりです」
シモンはそう言うと、まっすぐモルガーヌを見つめたのである。
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