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翔とのSEXが終わった次の日俺はクリーニングを終えて返ってきたスーツを来て帰ってきた。
濃厚なキスをして翔はまた今日も仕事があるらしく連絡くれよと言ってタクシーに乗った。
俺もタクシーに乗って帰路に着いた。
広い家には誰も居ない。ホッとして楽な格好をしてまったり過ごす。
はぁ…疲れた…。気持ちよかったけど刺激が強すぎる。俺はもうそんな事は考えてないが俺はもう自分で自慰してイケる自信がない…。
まぁそんな事今の俺は関係ないか…求めてくれる相手が居るからそれで俺は幸せなんだろう。
結局考えつく先は二人を大事に思う気持ちしかない…。
翔と離れてもう気持ちが寂しくなってくる。俺はいつからこんなに弱い人間になったのか…。いや…大事な人が出来たから弱い自分を知れたんだ…。
学校で学んだ人は変わる…俺もその直撃を受けていた。
———————————————。
和也から暇な日程の連絡が来たのは、二日後だった。それまで地元の仲間と交流をして結構遊んだ俺は和也の休みに合わせて駅前で待ち合わせした。
スタイルの良いジーパンにTシャツと言ったラフな格好だが流れる金髪とピアスが周りの歩いてる女子の目線を奪ってた。
「少し遅くなったっ!わりっ」
俺を見つけて駆け寄ってくる。そんな俺の格好はカーキのパンツに白のTシャツ。サマーニットのカーディガンを着ている。
「全然待ってねぇよ。ってかすげぇ視線感じるな」
俺たち二人が立っていると周りの目線が凄い。レストランで感じた事はない女子の肉食獣並みの視線をヒシヒシと感じてしまった。
「剛が居るからだろ?」
「いや…お前だろ?」
「「二人か…」」
お互いに笑って納得して歩き出す。久しぶりに会ったからかやはり楽しい。
「そう言えば親御さん大丈夫か?」
「お?気にしなくて良いって俺の家族も楽しみにしてるって言ってた」
笑いながら和也が言った。それなら大丈夫だと思い胸を撫で下ろす。
「和也の家族に会えるの楽しみだな」
「家族構成は会ってからの楽しみにしててくれよ」
なる程。まだ内緒か…それも良いかも知れない。和也の人懐っこい性格だ。ご両親もさぞ優しくて格好良いのだろう。
「そだ!まだ時間あるからゲーセンとか言って遊ぼうぜ!」
「あぁ…分かった」
和也とゲーセンに行き遊ぶ。色んなジャンルがあって和也と競いながら遊びまくった。
結構な時間が経ってそろそろ帰ろうかと入り口を出る所に女子高生二人が柄の悪い男達二人に囲まれていた…。
「やっぱり居るよなー夏休みだし」
「そうだな…見ちまったから行かないとダメだろ?」
二人で頷き歩いて近づく。最初に気づいたのは言い寄られている女子高生。眼が合うと信じられないくらい赤面した。
それに気づいた男達がこちらを振り向く。
「やっ兄さんこの子達困ってない?」
『あぁ?なんだてめぇ…でっけっ!』
この二人は俺よりも背が低い。和也を見て驚愕している。
俺はその隙を突いて女子高生に話しかけた。
「知り合いか?」
『いっ…いえ!なんかご飯とか…っ誘われて!断ってもっ』
怖かったんだろう…震えて頑張って話してる。
「知り合いじゃないなら無理強いはだめだろ?」
「そうだな…。兄さんらもう帰んなよ」
女子高生を背に庇い男に言う。
『イケメンが調子乗ってんじゃねぇよ!』
(どんな言葉で喧嘩売ってんだよ)
おっ来るか?でもここは学校じゃないから殴ったらダメだ。和也も分かってるだろう手は出さない。
俺に凄んで言ってきた男を見下ろして睨んでやる。
「なぁ…弱ぇのに粋がるなよ…な?マジで…」
女子高生に聞こえないよう凄んで言う。先に殴ってきたら殴られてやるよ。一回だけな…
『くっ…行くぞっ!』
はぁ…何にもなくてよかった。
「殴ってきたら良かったのにな…そしたら俺も少しスッキリ出来たのに…」
「剛…。ここは学校じゃねぇよ?」
和也が背中を叩いて沈める。ふと見るとまだ二人の女子高生がまだ立っていた。
『あっあの…ありがとうございました…』
「和也任せた」
俺は男子校に居たから女子の扱いはわからない。女はあの悪魔しか知らないから前に共学に居た和也に任せる。
「えっ…はぁ…えと気にしなくて良いから帰った方がいいよ」
『えっあの!良かったらお礼をっ』
「要らないよ。友達との時間大事にな…じゃ」
少し離れてる俺の方に和也が戻ってきた。上手く話してくれたらしい。女子高生は少し寂しい顔をしながら頭を下げて帰っていった。
騒ぎにならなくて良かった。でも久しぶりに知らない街中で遊べたので楽しかったな…。
「じゃあ時間もいいから帰ろうか?」
「おうっ楽しみだ」
人の家に遊びに行く事なんて滅多にないのでソワソワしてしまう。それでも和也について行き心を落ち着かせる。
歩いてると少しおかしい雰囲気になってきた…。あれ?この感じは…。
「ここが俺ん家」
「え?…はっ?」
信じられないくらいの敷地…信じられないくらいの門が前…。コレはまさか…。
「俺ん家…ヤのつく職業です!」
元気に和也がてへっと舌を出した。
濃厚なキスをして翔はまた今日も仕事があるらしく連絡くれよと言ってタクシーに乗った。
俺もタクシーに乗って帰路に着いた。
広い家には誰も居ない。ホッとして楽な格好をしてまったり過ごす。
はぁ…疲れた…。気持ちよかったけど刺激が強すぎる。俺はもうそんな事は考えてないが俺はもう自分で自慰してイケる自信がない…。
まぁそんな事今の俺は関係ないか…求めてくれる相手が居るからそれで俺は幸せなんだろう。
結局考えつく先は二人を大事に思う気持ちしかない…。
翔と離れてもう気持ちが寂しくなってくる。俺はいつからこんなに弱い人間になったのか…。いや…大事な人が出来たから弱い自分を知れたんだ…。
学校で学んだ人は変わる…俺もその直撃を受けていた。
———————————————。
和也から暇な日程の連絡が来たのは、二日後だった。それまで地元の仲間と交流をして結構遊んだ俺は和也の休みに合わせて駅前で待ち合わせした。
スタイルの良いジーパンにTシャツと言ったラフな格好だが流れる金髪とピアスが周りの歩いてる女子の目線を奪ってた。
「少し遅くなったっ!わりっ」
俺を見つけて駆け寄ってくる。そんな俺の格好はカーキのパンツに白のTシャツ。サマーニットのカーディガンを着ている。
「全然待ってねぇよ。ってかすげぇ視線感じるな」
俺たち二人が立っていると周りの目線が凄い。レストランで感じた事はない女子の肉食獣並みの視線をヒシヒシと感じてしまった。
「剛が居るからだろ?」
「いや…お前だろ?」
「「二人か…」」
お互いに笑って納得して歩き出す。久しぶりに会ったからかやはり楽しい。
「そう言えば親御さん大丈夫か?」
「お?気にしなくて良いって俺の家族も楽しみにしてるって言ってた」
笑いながら和也が言った。それなら大丈夫だと思い胸を撫で下ろす。
「和也の家族に会えるの楽しみだな」
「家族構成は会ってからの楽しみにしててくれよ」
なる程。まだ内緒か…それも良いかも知れない。和也の人懐っこい性格だ。ご両親もさぞ優しくて格好良いのだろう。
「そだ!まだ時間あるからゲーセンとか言って遊ぼうぜ!」
「あぁ…分かった」
和也とゲーセンに行き遊ぶ。色んなジャンルがあって和也と競いながら遊びまくった。
結構な時間が経ってそろそろ帰ろうかと入り口を出る所に女子高生二人が柄の悪い男達二人に囲まれていた…。
「やっぱり居るよなー夏休みだし」
「そうだな…見ちまったから行かないとダメだろ?」
二人で頷き歩いて近づく。最初に気づいたのは言い寄られている女子高生。眼が合うと信じられないくらい赤面した。
それに気づいた男達がこちらを振り向く。
「やっ兄さんこの子達困ってない?」
『あぁ?なんだてめぇ…でっけっ!』
この二人は俺よりも背が低い。和也を見て驚愕している。
俺はその隙を突いて女子高生に話しかけた。
「知り合いか?」
『いっ…いえ!なんかご飯とか…っ誘われて!断ってもっ』
怖かったんだろう…震えて頑張って話してる。
「知り合いじゃないなら無理強いはだめだろ?」
「そうだな…。兄さんらもう帰んなよ」
女子高生を背に庇い男に言う。
『イケメンが調子乗ってんじゃねぇよ!』
(どんな言葉で喧嘩売ってんだよ)
おっ来るか?でもここは学校じゃないから殴ったらダメだ。和也も分かってるだろう手は出さない。
俺に凄んで言ってきた男を見下ろして睨んでやる。
「なぁ…弱ぇのに粋がるなよ…な?マジで…」
女子高生に聞こえないよう凄んで言う。先に殴ってきたら殴られてやるよ。一回だけな…
『くっ…行くぞっ!』
はぁ…何にもなくてよかった。
「殴ってきたら良かったのにな…そしたら俺も少しスッキリ出来たのに…」
「剛…。ここは学校じゃねぇよ?」
和也が背中を叩いて沈める。ふと見るとまだ二人の女子高生がまだ立っていた。
『あっあの…ありがとうございました…』
「和也任せた」
俺は男子校に居たから女子の扱いはわからない。女はあの悪魔しか知らないから前に共学に居た和也に任せる。
「えっ…はぁ…えと気にしなくて良いから帰った方がいいよ」
『えっあの!良かったらお礼をっ』
「要らないよ。友達との時間大事にな…じゃ」
少し離れてる俺の方に和也が戻ってきた。上手く話してくれたらしい。女子高生は少し寂しい顔をしながら頭を下げて帰っていった。
騒ぎにならなくて良かった。でも久しぶりに知らない街中で遊べたので楽しかったな…。
「じゃあ時間もいいから帰ろうか?」
「おうっ楽しみだ」
人の家に遊びに行く事なんて滅多にないのでソワソワしてしまう。それでも和也について行き心を落ち着かせる。
歩いてると少しおかしい雰囲気になってきた…。あれ?この感じは…。
「ここが俺ん家」
「え?…はっ?」
信じられないくらいの敷地…信じられないくらいの門が前…。コレはまさか…。
「俺ん家…ヤのつく職業です!」
元気に和也がてへっと舌を出した。
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