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今日から本格的に色々始動した。
昨日の濃いSEXで穴と腰が痛いがこの痛みは嬉しい。消えないで欲しい…。
それで…眼鏡が動画を流出しない様にどうやって解決していくかそれが俺達の目標だ。
「和也。俺らに出来ることってあるのか?」
「逆に俺達は翔に近づかない方が良いだろ?俺が一回翔の部屋に行ったから警戒してるかもだしな…」
二人で朝食を食べながら眼鏡と翔の様子を伺う。翔が側に居るだけで良いのか横にベッタリくっ付いて飯を食ってる。翔がただの飾りに見える。
勝利のお陰か生徒会連中や芳田達の俺を見る眼は変わったみたいだった。
応援もするし協力もしてくるんだろう。俺も隠さなくて良いと言ったしな。
別にこの行為が恥ずかしいとは思ってない…。
まぁ…サボってSEXしてる時点でダメな事は分かってんだけどな…。
色々考えていたら芳田達がやってきた。
「剛さんっ!おはよっ飯一緒食って良いか?」
「芳田か…おはよーさん。いっぱい食ってけ」
俺の状況確認か?まぁ少し眼が腫れてるくらいで後は顔色も良いし大丈夫だ。和也も安心してるし芳田達も俺を見て安心してる。
「幸哉から話を聞いてさっ!クソ!あいつ最低だな…俺達ので出来ることあったら言ってくれよ!」
芳田がやる気満々だ。すげぇ頼もしくねぇ…どう答えたら分からない。ありがとうだけ言っておく。
「ってかさ…今回の事お前ら的にはどうなんだ?少なくとも剛に好意持ってなかったか?」
「「「っ!」」」
和也の質問に三人が一気に顔を赤くしてこちらを見やる…。
「そりゃ!最初は…。今は憧れが強いっす。なんか剛さんの隣は二人なんだなって思ったら協力したい気持ちが湧いて来たんでよ」
若潮が頭をガシガシ掻き回しながら言ってくる。横で、橋本と芳田も頷いた
「そうだな!俺はもっと剛さんに認めて貰いたいっ!俺ははそれだけで良いっ!」
「なる程ねぇ。んじゃ協力関係って事だな」
和也が納得した様に頷いてスマホで何か送った。翔に報告してるんだろう。離れている翔を見るとスマホを確認して笑ってこっちを見た。
俺は見ない振りをして手を振る。今はそれしか出来ないが仕方ない。
翔の笑みを見た眼鏡が翔の腕に絡みつく様に抱きつく。周囲の生徒から悲鳴が上がっていたがそれか優越感なんだろうか?嬉しそうだ。
「芳田…あの眼鏡の事知ってるか?」
「俺知ってます。1-Aのヤツで木村淳(キムラ アツシ)ってヤツです。
俺の友達情報なんですけど歓迎会の説明会で剛さんが祐を殴った時に止めに来た笹野木さんの色気にやられたらしいですよ。クラスですげぇ話してたらしいです」
橋本が話してくれた。それで歓迎会当日消えた俺と翔を追って動画ゲットしたと。
最初は見てるだけで良かったけど俺だけに向けられる翔の全てに嫉妬して我慢が出来なくなり今回の行動に移したと…。
目立たない生徒がこんな行動を取ってしまう程好きになってしまたんだろうか?
まぁ気持ちは分かるがやり方がダメだな…。
「しかも、1-Aで笹野木さんと一緒に行動する事に対して何か言われたらしいんですが…翔さんに言うよ?って脅しに近い言い方をしたって言ってました。そっからどんどん性格とか変わってきて強気に出ることが多いとかか…」
「それって…翔が好きってよりも…翔の力を使って自分の地位を上げただけじゃ?」
俺だって分かる。俺達三人は結構目立ってる。今年入ってきた和也でさえ親衛隊を作らせて欲しいと何回も言われてるのを知っている。
まして中等部から居る翔なんて憧れで言ったら凄い信者が居るだろう。
眼鏡は翔を好きな気持ちは有るんだろう…。
でも結局は自分の為に翔を利用してるんだな…。
「弱いヤツが力を持った典型的な暴走…はぁ…殺してぇ…」
「今剛が行っても何にもならねぇよ。まぁ…鳳からの連絡を待ちながら眼鏡を監視ってことだな」
イライラしてしまう。でもカッとなってぶん殴っても解決しない。ありがたいことに眼鏡は一年。
可愛い後輩に見張ってもらおう。
「橋本にAクラスの友達がいて良かった。話を聞いて深く探ってくれないか?」
「もちろんです!剛さんを助けるのは当たり前の事ですから!」
橋本が元気に返事をしてくれて俺も嬉しくなる。何時もの様に橋本の頭を笑いながら撫でる。
その瞬間周囲にいた生徒がから悲鳴が…。泣いてるヤツもいる。
「剛の様子がここ最近おかしかったから他の生徒も気になってたんだろ?」
和也が説明してくれた。他の生徒も心配するほど俺はおかしかったらしい…。何か恥ずかしいぞ。
「あー!俺も撫でてくれよっ」
「俺もっす」
二人の後輩が頭を投げ出す。仕方ないなとガシガシ撫でてやる。満足そうに笑っていた。
周りに助けてもらえる事に感謝して俺も自分を強く保っていかないと行けないな…。
心に固めた。隣の和也の眼線が痛いが…。
はぁ…と溜息をついて和也の頭も力一杯かき混ぜる。
「もういいだろ?ったく…そんなに撫でられるのがいいかね?」
「お前からなら特別だろ?剛だってやられるの好きだろー」
ほら…と言いながら和也が俺の少し髪の伸びた黒髪を梳いてくる。あぁ…そうだな…。気持ちいいさ。
早く翔の滑らかな赤茶の髪を梳きたい…。
昨日の濃いSEXで穴と腰が痛いがこの痛みは嬉しい。消えないで欲しい…。
それで…眼鏡が動画を流出しない様にどうやって解決していくかそれが俺達の目標だ。
「和也。俺らに出来ることってあるのか?」
「逆に俺達は翔に近づかない方が良いだろ?俺が一回翔の部屋に行ったから警戒してるかもだしな…」
二人で朝食を食べながら眼鏡と翔の様子を伺う。翔が側に居るだけで良いのか横にベッタリくっ付いて飯を食ってる。翔がただの飾りに見える。
勝利のお陰か生徒会連中や芳田達の俺を見る眼は変わったみたいだった。
応援もするし協力もしてくるんだろう。俺も隠さなくて良いと言ったしな。
別にこの行為が恥ずかしいとは思ってない…。
まぁ…サボってSEXしてる時点でダメな事は分かってんだけどな…。
色々考えていたら芳田達がやってきた。
「剛さんっ!おはよっ飯一緒食って良いか?」
「芳田か…おはよーさん。いっぱい食ってけ」
俺の状況確認か?まぁ少し眼が腫れてるくらいで後は顔色も良いし大丈夫だ。和也も安心してるし芳田達も俺を見て安心してる。
「幸哉から話を聞いてさっ!クソ!あいつ最低だな…俺達ので出来ることあったら言ってくれよ!」
芳田がやる気満々だ。すげぇ頼もしくねぇ…どう答えたら分からない。ありがとうだけ言っておく。
「ってかさ…今回の事お前ら的にはどうなんだ?少なくとも剛に好意持ってなかったか?」
「「「っ!」」」
和也の質問に三人が一気に顔を赤くしてこちらを見やる…。
「そりゃ!最初は…。今は憧れが強いっす。なんか剛さんの隣は二人なんだなって思ったら協力したい気持ちが湧いて来たんでよ」
若潮が頭をガシガシ掻き回しながら言ってくる。横で、橋本と芳田も頷いた
「そうだな!俺はもっと剛さんに認めて貰いたいっ!俺ははそれだけで良いっ!」
「なる程ねぇ。んじゃ協力関係って事だな」
和也が納得した様に頷いてスマホで何か送った。翔に報告してるんだろう。離れている翔を見るとスマホを確認して笑ってこっちを見た。
俺は見ない振りをして手を振る。今はそれしか出来ないが仕方ない。
翔の笑みを見た眼鏡が翔の腕に絡みつく様に抱きつく。周囲の生徒から悲鳴が上がっていたがそれか優越感なんだろうか?嬉しそうだ。
「芳田…あの眼鏡の事知ってるか?」
「俺知ってます。1-Aのヤツで木村淳(キムラ アツシ)ってヤツです。
俺の友達情報なんですけど歓迎会の説明会で剛さんが祐を殴った時に止めに来た笹野木さんの色気にやられたらしいですよ。クラスですげぇ話してたらしいです」
橋本が話してくれた。それで歓迎会当日消えた俺と翔を追って動画ゲットしたと。
最初は見てるだけで良かったけど俺だけに向けられる翔の全てに嫉妬して我慢が出来なくなり今回の行動に移したと…。
目立たない生徒がこんな行動を取ってしまう程好きになってしまたんだろうか?
まぁ気持ちは分かるがやり方がダメだな…。
「しかも、1-Aで笹野木さんと一緒に行動する事に対して何か言われたらしいんですが…翔さんに言うよ?って脅しに近い言い方をしたって言ってました。そっからどんどん性格とか変わってきて強気に出ることが多いとかか…」
「それって…翔が好きってよりも…翔の力を使って自分の地位を上げただけじゃ?」
俺だって分かる。俺達三人は結構目立ってる。今年入ってきた和也でさえ親衛隊を作らせて欲しいと何回も言われてるのを知っている。
まして中等部から居る翔なんて憧れで言ったら凄い信者が居るだろう。
眼鏡は翔を好きな気持ちは有るんだろう…。
でも結局は自分の為に翔を利用してるんだな…。
「弱いヤツが力を持った典型的な暴走…はぁ…殺してぇ…」
「今剛が行っても何にもならねぇよ。まぁ…鳳からの連絡を待ちながら眼鏡を監視ってことだな」
イライラしてしまう。でもカッとなってぶん殴っても解決しない。ありがたいことに眼鏡は一年。
可愛い後輩に見張ってもらおう。
「橋本にAクラスの友達がいて良かった。話を聞いて深く探ってくれないか?」
「もちろんです!剛さんを助けるのは当たり前の事ですから!」
橋本が元気に返事をしてくれて俺も嬉しくなる。何時もの様に橋本の頭を笑いながら撫でる。
その瞬間周囲にいた生徒がから悲鳴が…。泣いてるヤツもいる。
「剛の様子がここ最近おかしかったから他の生徒も気になってたんだろ?」
和也が説明してくれた。他の生徒も心配するほど俺はおかしかったらしい…。何か恥ずかしいぞ。
「あー!俺も撫でてくれよっ」
「俺もっす」
二人の後輩が頭を投げ出す。仕方ないなとガシガシ撫でてやる。満足そうに笑っていた。
周りに助けてもらえる事に感謝して俺も自分を強く保っていかないと行けないな…。
心に固めた。隣の和也の眼線が痛いが…。
はぁ…と溜息をついて和也の頭も力一杯かき混ぜる。
「もういいだろ?ったく…そんなに撫でられるのがいいかね?」
「お前からなら特別だろ?剛だってやられるの好きだろー」
ほら…と言いながら和也が俺の少し髪の伸びた黒髪を梳いてくる。あぁ…そうだな…。気持ちいいさ。
早く翔の滑らかな赤茶の髪を梳きたい…。
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