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新入生歓迎会当日。
何時も行事がある時は講堂だったが今回は人数が多い為体育館での集合だった。
まぁ…この学校自体全校生徒数は少ない方だと思うがそれでも集まってくると少し窮屈に感じてしまう。
「ふぁ…ねみぃ」
「相変わらずダルそうだな」
「実際面倒だろ?」
「まぁな…俺は午後の飯に全力を掛けるから午前はどうでも良いな」
翔が体育館の壁に寄りかかりながら大きい欠伸をする。少し移りそうになったけど我慢した。
今回の主役達一年生はテンション上がってるのかステージ前方辺りに陣取って早く始まるのを待っていた。
多分前方の煩い方にワカメが居るんだろう…。
絶対に関わってはダメだ。翔も俺もワカメにはキレる沸点が低い。
殺さない様に気を付け無いとな…。
「そう言えば和也は?」
翔が俺に聞いてくる。
「体育館に着いた瞬間に同じ組のヤツに拉致られたぞ」
和也を見ると同じクラスの小さい男子に腕をガシッとホールドされて居た。
「あぁ…チラッとこっち見てるな…ざまぁ…昨日の罰だな…」
「あいつテンション下がり過ぎじゃね…?
翔?最後何か言ったか?わりぃ…聞こえ無かった」
「気にするな。特に何でも無い」
翔が俺の項を撫で撫でしながらニヤニヤしてる。
イケメンがニヤニヤはちょっと引くぞ。
ってかすげぇ擽ってぇ。
『あっ!生徒会の方いらしたよー』
『本当だね。でも…あんまりテンション上がらない…』
『皆川様と笹野木様見てる方がいい!一緒のクラスのヤツに聞いたけどお二人でペアなんだって!』
『え?凄くない!学年が一緒だからチームになれないー!いやだー!!』
生徒会が来たんだろう。一年は色めき立ってるけど上級生達にはワカメの一件から生徒会(恐らく会長と副会長)の株が急激に下がった事だろう。
まぁ…仕方ないとは思うが。
後半に俺らの事が少し聞こえた様な気がするが…。
気の所為か?
副会長がマイクを持ちステージに立つ。これからチーム分けが始まるみたいだ。
「皆さん。おはようございます。これから新入生歓迎会を始めます!
いきなりですがチーム分けの抽選して行きますので番号を呼ばれた組で集まってください」
副会長の隣で双子会計がクジを引いていく。
体育館の端っこから一年から三年までのチームが出来て
並んでいく。
暫くして少し騒がしくなった。
ワカメチームが呼ばれたらしい。ワカメの相方は至って普通の男子生徒だ。
ワカメの暴走に顔を引き攣らせている…。可哀想だ…。
二年は誰だ?と視線を送ったら驚愕した。和也がワカメに腕を絡められもう一方の腕をクラスメイトに握られている。カオス…
「マジか…あいつクジ運無さすぎじゃね?」
「あの顔見ろよ…っくはは」
爆笑。二人で肩を震わせ笑った。
俺達の爆笑で周りがソワソワしてたが気にしない。
こっちも騒がしくなっていたので和也と目が会う。
少し泣いてないか?
眉毛がへの字に下がってる。
ダメだ…腹筋が痛てぇ…。
「2-C 12番」
「おっやっとか…」
やっと呼ばれた。さて和也には悪いがワカメがお前と同じ組なら俺は安心だ。
同じく呼ばれた一年の方に行くと見たことある顔が居た。
「「っ!よろしくお願いします!!!」」
「おぉ…なんか見た事ある気がするな」
「はいっ!この間…祐の隣に居ました。あのっ!橋本甲斐です」
「自分はっ!若潮誠司っす!」
ワカメの取り巻きの爽やかとヤンキーか。最初のイメージと違って礼儀正しい。良い子だな…。
「俺は皆川剛でこっちが笹野木翔だ。今日はお前達が主役だから楽しめよ。分からない事とかあったら気軽に聞いてくれ」
「そうだな…ってクイズは俺らにも分からないだろう」
「「いえ!お二人と組めて良かったです/っす!」」
なんだコイツら…可愛いな。自然と顔が緩んでします。
「「っつ!(すげー!顔面破壊力…えろすぎる…)」」
一年が下を向いてなんか悶えてる。俺には訳が分からないのでスルーしてやる。
翔が何故かこちらをガン見して睨んでいたがそれもスルー。
さて…後は三年生と合流しないとだな。
「十二番はここで良いかな?」
後ろから声が聞こえて来て振り返ると、二人立っていた。多分この二人が三年生だろう…多分。
自信が無いのは三年生が少年の様に背が小さかった。制服のサイズよく合ったな…。どうでも良い事を考えてしまう。
俺らと後輩君達は高身長組だから余計にそう思ってしまうんだろう。
「酷いなー!返事位してくれても良いじゃないかー」
おい…頬が膨らんでるが…男だよな?
今まで関わった事が無い人種に戸惑う。
しかし…無視はダメだ。お互いに自己紹介する。三年生はあまり得意じゃないタイプなので先輩AとBにする。
色々と会話して慣れてきたのかこの二人は翔の両サイドに移動して翔を質問攻めにしてた。
あれ?さっき和也で見た光景が目の前で起きている。
じゃあ俺は開始の合図があるまで後輩君と交流しよう。
「お前らはあれか?景品とか欲しいのか?」
「いえ!期待してないっす!」
「そうですね…俺達が欲しいのは別ですから」
「ん?そうなのか?何か欲しいのがあるのか?」
景品の内容はまだ分かっていないが、この二人は景品など要ら無いらしい。
他に何が欲しいと聞いたら、ブァ!って音がしそうな位顔が真っ赤になり二人で顔を見合ってる。
「あの…実は…祐が欲しいっす」
「はぁ?」
「俺も祐が欲しい」
耳が狂ったのか?反応できない。恋する乙女と同じ反応してるこの二人。
ワカメが好きなのか?理解が出来ず思考が軽くパニックになる。
しかし…考えを変よう…。
俺はワカメを殺したいがこの二人は恋愛感情で見る魅力がワカメにはあるんだろう。
ん?俺、アイツ殴ってなかったか?
「そっ…そうか。実れば良いな…。所で俺アイツ殴ったけど大丈夫なのか?」
「はい!あれは祐が悪いんで気にしないで良いっす!」
「祐の悪い癖なんです…何か顔が良いヤツに名前聞きまくって友達認定するんですよ…俺だけ見てくれたら良いのに…」
「てめぇ!俺だって…俺だけ見て欲しいんだよ!」
「二人で喧嘩すんな。うるせぇから」
後輩君二人だとヒートアップしそうだったので、取り敢えず止めてとく。ワカメよ…なんだ魔性なのか?この二人を見てたら同情心が芽生える。今日は少しでも楽しんでくれよと心から思った。
何時も行事がある時は講堂だったが今回は人数が多い為体育館での集合だった。
まぁ…この学校自体全校生徒数は少ない方だと思うがそれでも集まってくると少し窮屈に感じてしまう。
「ふぁ…ねみぃ」
「相変わらずダルそうだな」
「実際面倒だろ?」
「まぁな…俺は午後の飯に全力を掛けるから午前はどうでも良いな」
翔が体育館の壁に寄りかかりながら大きい欠伸をする。少し移りそうになったけど我慢した。
今回の主役達一年生はテンション上がってるのかステージ前方辺りに陣取って早く始まるのを待っていた。
多分前方の煩い方にワカメが居るんだろう…。
絶対に関わってはダメだ。翔も俺もワカメにはキレる沸点が低い。
殺さない様に気を付け無いとな…。
「そう言えば和也は?」
翔が俺に聞いてくる。
「体育館に着いた瞬間に同じ組のヤツに拉致られたぞ」
和也を見ると同じクラスの小さい男子に腕をガシッとホールドされて居た。
「あぁ…チラッとこっち見てるな…ざまぁ…昨日の罰だな…」
「あいつテンション下がり過ぎじゃね…?
翔?最後何か言ったか?わりぃ…聞こえ無かった」
「気にするな。特に何でも無い」
翔が俺の項を撫で撫でしながらニヤニヤしてる。
イケメンがニヤニヤはちょっと引くぞ。
ってかすげぇ擽ってぇ。
『あっ!生徒会の方いらしたよー』
『本当だね。でも…あんまりテンション上がらない…』
『皆川様と笹野木様見てる方がいい!一緒のクラスのヤツに聞いたけどお二人でペアなんだって!』
『え?凄くない!学年が一緒だからチームになれないー!いやだー!!』
生徒会が来たんだろう。一年は色めき立ってるけど上級生達にはワカメの一件から生徒会(恐らく会長と副会長)の株が急激に下がった事だろう。
まぁ…仕方ないとは思うが。
後半に俺らの事が少し聞こえた様な気がするが…。
気の所為か?
副会長がマイクを持ちステージに立つ。これからチーム分けが始まるみたいだ。
「皆さん。おはようございます。これから新入生歓迎会を始めます!
いきなりですがチーム分けの抽選して行きますので番号を呼ばれた組で集まってください」
副会長の隣で双子会計がクジを引いていく。
体育館の端っこから一年から三年までのチームが出来て
並んでいく。
暫くして少し騒がしくなった。
ワカメチームが呼ばれたらしい。ワカメの相方は至って普通の男子生徒だ。
ワカメの暴走に顔を引き攣らせている…。可哀想だ…。
二年は誰だ?と視線を送ったら驚愕した。和也がワカメに腕を絡められもう一方の腕をクラスメイトに握られている。カオス…
「マジか…あいつクジ運無さすぎじゃね?」
「あの顔見ろよ…っくはは」
爆笑。二人で肩を震わせ笑った。
俺達の爆笑で周りがソワソワしてたが気にしない。
こっちも騒がしくなっていたので和也と目が会う。
少し泣いてないか?
眉毛がへの字に下がってる。
ダメだ…腹筋が痛てぇ…。
「2-C 12番」
「おっやっとか…」
やっと呼ばれた。さて和也には悪いがワカメがお前と同じ組なら俺は安心だ。
同じく呼ばれた一年の方に行くと見たことある顔が居た。
「「っ!よろしくお願いします!!!」」
「おぉ…なんか見た事ある気がするな」
「はいっ!この間…祐の隣に居ました。あのっ!橋本甲斐です」
「自分はっ!若潮誠司っす!」
ワカメの取り巻きの爽やかとヤンキーか。最初のイメージと違って礼儀正しい。良い子だな…。
「俺は皆川剛でこっちが笹野木翔だ。今日はお前達が主役だから楽しめよ。分からない事とかあったら気軽に聞いてくれ」
「そうだな…ってクイズは俺らにも分からないだろう」
「「いえ!お二人と組めて良かったです/っす!」」
なんだコイツら…可愛いな。自然と顔が緩んでします。
「「っつ!(すげー!顔面破壊力…えろすぎる…)」」
一年が下を向いてなんか悶えてる。俺には訳が分からないのでスルーしてやる。
翔が何故かこちらをガン見して睨んでいたがそれもスルー。
さて…後は三年生と合流しないとだな。
「十二番はここで良いかな?」
後ろから声が聞こえて来て振り返ると、二人立っていた。多分この二人が三年生だろう…多分。
自信が無いのは三年生が少年の様に背が小さかった。制服のサイズよく合ったな…。どうでも良い事を考えてしまう。
俺らと後輩君達は高身長組だから余計にそう思ってしまうんだろう。
「酷いなー!返事位してくれても良いじゃないかー」
おい…頬が膨らんでるが…男だよな?
今まで関わった事が無い人種に戸惑う。
しかし…無視はダメだ。お互いに自己紹介する。三年生はあまり得意じゃないタイプなので先輩AとBにする。
色々と会話して慣れてきたのかこの二人は翔の両サイドに移動して翔を質問攻めにしてた。
あれ?さっき和也で見た光景が目の前で起きている。
じゃあ俺は開始の合図があるまで後輩君と交流しよう。
「お前らはあれか?景品とか欲しいのか?」
「いえ!期待してないっす!」
「そうですね…俺達が欲しいのは別ですから」
「ん?そうなのか?何か欲しいのがあるのか?」
景品の内容はまだ分かっていないが、この二人は景品など要ら無いらしい。
他に何が欲しいと聞いたら、ブァ!って音がしそうな位顔が真っ赤になり二人で顔を見合ってる。
「あの…実は…祐が欲しいっす」
「はぁ?」
「俺も祐が欲しい」
耳が狂ったのか?反応できない。恋する乙女と同じ反応してるこの二人。
ワカメが好きなのか?理解が出来ず思考が軽くパニックになる。
しかし…考えを変よう…。
俺はワカメを殺したいがこの二人は恋愛感情で見る魅力がワカメにはあるんだろう。
ん?俺、アイツ殴ってなかったか?
「そっ…そうか。実れば良いな…。所で俺アイツ殴ったけど大丈夫なのか?」
「はい!あれは祐が悪いんで気にしないで良いっす!」
「祐の悪い癖なんです…何か顔が良いヤツに名前聞きまくって友達認定するんですよ…俺だけ見てくれたら良いのに…」
「てめぇ!俺だって…俺だけ見て欲しいんだよ!」
「二人で喧嘩すんな。うるせぇから」
後輩君二人だとヒートアップしそうだったので、取り敢えず止めてとく。ワカメよ…なんだ魔性なのか?この二人を見てたら同情心が芽生える。今日は少しでも楽しんでくれよと心から思った。
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