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目を覚ましたら、夕方だった。取り敢えず腰がいてぇ。自室のベットからゆっくり起き上がり、リビングに向かう。良かった。歩くのは大丈夫そうだ。
ガチャと開けた先には、テレビをまったり見ながら二人が仲良く談話してる。ムカついたので和也の背中に蹴りを入れた。
「いでぇっ…あっ剛!起きた?体大丈夫?」
「おい、大丈夫に見えるのか?」
「尻でもいてぇか?」
和也は背中を摩って、俺の心配してるみたいだった。問題はお前だ!翔。ニヤニヤと俺を見やがって。
「腰はだりぃ。とりあえず聞きたい事がある。お前らはノーマルだよな?何でこんな事をした?」
「俺はノーマルだな。嫌…だったになるのか?だって剛見てたら止まら無くなってよ…多分俺は剛だけに反応するんだと思う」
どんな心境の変化ですか?和也さんよ?
「俺は最初から剛しか興味ない。性的に見る事は無かったが…和也に嫉妬して手ぇ出したら止まらなかった。後悔なんてしてねぇよ」
なんだこの二人は?スイッチを入れたのは俺なのか?俺の所為なのか?
「そうか…分かった。じゃあ今回は水に流してやるから。二度目はない」
俺たちは若いし性に流されてしまったと思って、今回は忘れる事にした。強制的に。
「え?嫌だよ!俺入れてねぇし。俺入れるまで諦めないからな」
「は?お前何言ってんの?もうしねぇって言ってるだろ?」
「翔だけずりぃだろ!俺絶対次もする」
んん?なんだこいつ殺そうか?人懐っこい和也がこうも駄々を捏ねるなんて意外だ。
「そんなに入れたいなら、翔に入れろ。俺に入れるな!」
「あぁ??剛てめぇ何言ってやがる!?」
「翔じゃちんこ勃ねぇって…俺は剛が良いんだよっ!」
「俺だって剛にしか勃たねぇよ…ってか今日外部で入ってきて友達になったからって、口に出しただけでも有難いと思え。次も入れるのは俺だ」
カオス…。なんだこの二人いい加減イラついて来た。人の話を聞いていない。
「おい!もうやらねぇって言ってんだろ?聞け!」
「「それはない!」」
は?
「ちっ!仕方ねぇから、和也も入れてやるよ」
「最初から入ってる。二人でって言っただろ?」
ん?
「「と言うことで、これからも二人で剛を気持ちよくしてやる/なっ!」」
「人の話聞けよっ!」
俺の渾身の叫びも相手には伝わらず、二人は俺とまたエッチをするのだと息巻いている。はぁ、ため息が止まらない。
しかし…ノーマルで男同士なんて気持ち悪いと思っていた俺だけど、この二人だと大丈夫だったのにビックリした。
これからも二人に弄られるなら良いか?
いや!ダメだろう。
ちょっかい出して来たら殴ってでも止めてやる。気持ちを新たに長かった一日がやっと終わった。
ガチャと開けた先には、テレビをまったり見ながら二人が仲良く談話してる。ムカついたので和也の背中に蹴りを入れた。
「いでぇっ…あっ剛!起きた?体大丈夫?」
「おい、大丈夫に見えるのか?」
「尻でもいてぇか?」
和也は背中を摩って、俺の心配してるみたいだった。問題はお前だ!翔。ニヤニヤと俺を見やがって。
「腰はだりぃ。とりあえず聞きたい事がある。お前らはノーマルだよな?何でこんな事をした?」
「俺はノーマルだな。嫌…だったになるのか?だって剛見てたら止まら無くなってよ…多分俺は剛だけに反応するんだと思う」
どんな心境の変化ですか?和也さんよ?
「俺は最初から剛しか興味ない。性的に見る事は無かったが…和也に嫉妬して手ぇ出したら止まらなかった。後悔なんてしてねぇよ」
なんだこの二人は?スイッチを入れたのは俺なのか?俺の所為なのか?
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俺たちは若いし性に流されてしまったと思って、今回は忘れる事にした。強制的に。
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「は?お前何言ってんの?もうしねぇって言ってるだろ?」
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んん?なんだこいつ殺そうか?人懐っこい和也がこうも駄々を捏ねるなんて意外だ。
「そんなに入れたいなら、翔に入れろ。俺に入れるな!」
「あぁ??剛てめぇ何言ってやがる!?」
「翔じゃちんこ勃ねぇって…俺は剛が良いんだよっ!」
「俺だって剛にしか勃たねぇよ…ってか今日外部で入ってきて友達になったからって、口に出しただけでも有難いと思え。次も入れるのは俺だ」
カオス…。なんだこの二人いい加減イラついて来た。人の話を聞いていない。
「おい!もうやらねぇって言ってんだろ?聞け!」
「「それはない!」」
は?
「ちっ!仕方ねぇから、和也も入れてやるよ」
「最初から入ってる。二人でって言っただろ?」
ん?
「「と言うことで、これからも二人で剛を気持ちよくしてやる/なっ!」」
「人の話聞けよっ!」
俺の渾身の叫びも相手には伝わらず、二人は俺とまたエッチをするのだと息巻いている。はぁ、ため息が止まらない。
しかし…ノーマルで男同士なんて気持ち悪いと思っていた俺だけど、この二人だと大丈夫だったのにビックリした。
これからも二人に弄られるなら良いか?
いや!ダメだろう。
ちょっかい出して来たら殴ってでも止めてやる。気持ちを新たに長かった一日がやっと終わった。
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