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第五十話 金色の瞳の秘密
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「こんなにひんぱんにするものなんですか?」
「さあ、わからないな」
アウレリオがリオを腕に抱いたまま呟いた。
情事の後、気だるい空気の中、ふたりでシーツにくるまっていると、心地の良い眠気が襲ってくる。
「だって、アウレリオ様には恋人がいたんじゃないんですか?」
その瞬間、眠気が吹き飛んだ。
「恋人?」
「経験があるって・・・」
リオは、悔しさと嫉妬を隠して、素知らぬふりをして探りをいれる。
アウレリオに恋人がいたなんて全然気がつかなかった。あんなにそばにいたのに、巧妙に隠されていたのが悔しい。
「ああ、それは」
アウレリオが困ったように顔をしかめた。リオをはじめて抱いた時、緊張のあまり、うっかり口走ってしまったような・・・
「それはだな。教育の一環で」
「教育ぅ?」
リオが身体を起こしてアウレリオの目をのぞき込んだ。
「悪い女や男に騙されないよう、一連のことを学ぶんだ」
「一連の?」
アウレリオは気まずそうに咳払いをした。
「その、金や権力目当てに近寄ってくる女、家門の乗っ取りを企む親族・・・他にも跡取りを狙って仕掛けられる様々なリスクが有る。だから年頃になると、閨教育として、女や男との・・・性交の仕方を習う。男を使ったハニートラップもあるからな。そして、若くて判断力の未熟な男には・・・その・・・経験させるんだ。なんの意味もないぞ。ただの、経験・・・いや、実習なんだ」
「へえ・・・?」
覚めたリオの声に、アウレリオつばを飲んだ。
教育係の未亡人のところに通っていたことを、リオには知られたくない。
自分でも理由はわからないが、その当時も、未亡人の邸宅を訪れるときは、細心の注意を払ってリオに知られないようにしていた。
「でも、俺・・・本当は・・・」嫌かも。リオは言葉を飲み込んだ。こんなに親密な行為を、自分以外の人としていたなんて、すごく悲しい。「俺は、全部アウレリオ様だけなのに」
言ってはいけないと思いつつ、泣いてしまいそうだ。
しょんぼりとしたリオの姿に、アウレリオは頭を抱えた。
その当時、お前は男同士など気持ち悪がっていると思っていたし、それに何よりもお前は教えることが出来ないだろう?だが、それは言えない。
「全然、へいきです!」リオは無理やり笑顔を作ってみせた。「そんなの、おれ、全然気にしません!」
いや、めちゃくちゃ気にしてる。そう思ったが、無言でリオの頭を撫でた。
「私は、お前の初めてをもらえてうれしいよ。それに、私が望んでこういうことをしたのはお前がはじめてだ。さっきも言った通り、あれは実習だったんだから」
「・・・はい」
リオの目に浮かんでいた涙をそっと拭いてやる。
「仕方がなかったんだ」
本当は好奇心があったことは、絶対に知られないようにしよう。
ただ、あの未亡人は言っていた。
「坊ちゃまが本当に好きな人ができたときに、お教えした事が役に立つといいですね」と。
「好き」とは未だによくわからない。だが、間違いなく役には立った。
リオはこつんとアウレリオの胸に頭を寄せた。
「大丈夫です。ちょっと、感傷的になっただけです。自分の立場はわきまえてますから」
「わきまえている?」
「・・・」リオが無言のままうなずいた。
「おい、お前。自分がただの召使いだと思っているのか?」
「もちろんです!」
「いや、違う。では、お前は私が戯れに召使いに手をつけたと思っているのか?」
「いえ、そんなことは・・・」
「私は、いままでそのようなことをしたことはない。15を過ぎた頃から、何度も誘いはあった。一夜限りでいいからとねだられたこともあった。私の種を孕めば、それなりの得があると思っていたんだろう」
(そればかりじゃないと思いますけど。アウレリオ様はご自分の容姿をご存じないんだろうか)
リオの視線をアウレリオは別の意味にとらえた。
「お前とは違う。お前は、私にとって特別な存在だから」
「特別な・・・俺が?」
「そうだ」
アウレリオがリオを腕の中に封じ込めるように抱きしめた。
「はじめて会ったときのことを覚えているか?」
「もちろんです。目の前に金色の天使が舞い降りたかと思ったんですから」
「はは、そんなことを言うのはお前だけだよ。あの時、私はお前の瞳が金色に光るのを見た。お前も魔力を持つ者なのかと、近くに置いて監視していたんだ」
「監視?俺を?」
「ああ・・・それには理由があるんだ。私を殺そうと、魔力を持つ子どもが私のもとに送り込まれたことがあった。その子どもは・・・」
アウレリオが言葉を飲み込み、リオは先を促すようにアウレリオの頬を撫でた。
じっとリオを見つめる瞳が、金色に変わった。
「気味が悪いか?この瞳に産まれて良いことばかりだったわけではない。私の母は、気味が悪いと私を遠ざけ・・・父は私にアウレリオ、つまり黄金と名付けた。父なりの皮肉なのか・・・それとも開き直りか。この金色の瞳は、私の一族の中で、特に魔力が強い者に現れる。聞いたことがあるか?私の先祖のことを」
むかし、村を訪れた騎士たちが笑いながら話していた。たしか、伯爵家の先祖の狂気の話だったような。
伯爵家の狂気は、使用人たちの間でも、公然の秘密だった。
「良くは知りません。ちょっと聞いたことがあるような気もしますけど」
アウレリオは大きく息をついた。
「私は、日頃魔力で瞳の色を変えている。金色の瞳は、恐ろしい魔力を持っていると宣伝して歩いているようなものだからな。かつて、私の先祖は王の血筋だった。凶暴で手が付けられない王子だったらしい。父王はそんな息子を嫌って、死んでもいいと最も危険な辺境に追いやった。それが、ここだ」
リオはこくんとうなずいた。
「凶暴な王子は、辺境では役に立った。どれほど魔物を殺しても、むしろ感謝される場所だから。だが、父王が死に、兄に代替わりすると、様子が変わってきた。兄王は凶暴な弟から軍隊を取り上げ、子飼いの部下だけを残して引き上げさせてしまった。先祖はどうしたら良かったと思う?すでに魔物をたくさん殺し、恨みを買っている。感謝している民は力を持たない。わずかに残った部下たちも、魔物に報復され傷ついている。仕方なく、悪魔と契約したんだよ」
*********************
(お礼)
本日も、お読みいただきましてありがとうございました。
お忙しいのにハートも広告も・・・重ねて、ありがとうございます。
少しずつ話しが進んでいますので、お楽しみいただけると幸いです。
あ!今日は五十話でした!きりが良い♡
今日はめちゃくちゃ寒かったですね!
今週から本格的な冬の寒さになるみたいです。
皆さん、防寒をしっかりして、冬を乗り切ってくださいね!
ちなみに私は寒いの超苦手です・・・
それでは、また明日お会いしましょう!
風邪菌が皆さんを避けて歩きますように。
「さあ、わからないな」
アウレリオがリオを腕に抱いたまま呟いた。
情事の後、気だるい空気の中、ふたりでシーツにくるまっていると、心地の良い眠気が襲ってくる。
「だって、アウレリオ様には恋人がいたんじゃないんですか?」
その瞬間、眠気が吹き飛んだ。
「恋人?」
「経験があるって・・・」
リオは、悔しさと嫉妬を隠して、素知らぬふりをして探りをいれる。
アウレリオに恋人がいたなんて全然気がつかなかった。あんなにそばにいたのに、巧妙に隠されていたのが悔しい。
「ああ、それは」
アウレリオが困ったように顔をしかめた。リオをはじめて抱いた時、緊張のあまり、うっかり口走ってしまったような・・・
「それはだな。教育の一環で」
「教育ぅ?」
リオが身体を起こしてアウレリオの目をのぞき込んだ。
「悪い女や男に騙されないよう、一連のことを学ぶんだ」
「一連の?」
アウレリオは気まずそうに咳払いをした。
「その、金や権力目当てに近寄ってくる女、家門の乗っ取りを企む親族・・・他にも跡取りを狙って仕掛けられる様々なリスクが有る。だから年頃になると、閨教育として、女や男との・・・性交の仕方を習う。男を使ったハニートラップもあるからな。そして、若くて判断力の未熟な男には・・・その・・・経験させるんだ。なんの意味もないぞ。ただの、経験・・・いや、実習なんだ」
「へえ・・・?」
覚めたリオの声に、アウレリオつばを飲んだ。
教育係の未亡人のところに通っていたことを、リオには知られたくない。
自分でも理由はわからないが、その当時も、未亡人の邸宅を訪れるときは、細心の注意を払ってリオに知られないようにしていた。
「でも、俺・・・本当は・・・」嫌かも。リオは言葉を飲み込んだ。こんなに親密な行為を、自分以外の人としていたなんて、すごく悲しい。「俺は、全部アウレリオ様だけなのに」
言ってはいけないと思いつつ、泣いてしまいそうだ。
しょんぼりとしたリオの姿に、アウレリオは頭を抱えた。
その当時、お前は男同士など気持ち悪がっていると思っていたし、それに何よりもお前は教えることが出来ないだろう?だが、それは言えない。
「全然、へいきです!」リオは無理やり笑顔を作ってみせた。「そんなの、おれ、全然気にしません!」
いや、めちゃくちゃ気にしてる。そう思ったが、無言でリオの頭を撫でた。
「私は、お前の初めてをもらえてうれしいよ。それに、私が望んでこういうことをしたのはお前がはじめてだ。さっきも言った通り、あれは実習だったんだから」
「・・・はい」
リオの目に浮かんでいた涙をそっと拭いてやる。
「仕方がなかったんだ」
本当は好奇心があったことは、絶対に知られないようにしよう。
ただ、あの未亡人は言っていた。
「坊ちゃまが本当に好きな人ができたときに、お教えした事が役に立つといいですね」と。
「好き」とは未だによくわからない。だが、間違いなく役には立った。
リオはこつんとアウレリオの胸に頭を寄せた。
「大丈夫です。ちょっと、感傷的になっただけです。自分の立場はわきまえてますから」
「わきまえている?」
「・・・」リオが無言のままうなずいた。
「おい、お前。自分がただの召使いだと思っているのか?」
「もちろんです!」
「いや、違う。では、お前は私が戯れに召使いに手をつけたと思っているのか?」
「いえ、そんなことは・・・」
「私は、いままでそのようなことをしたことはない。15を過ぎた頃から、何度も誘いはあった。一夜限りでいいからとねだられたこともあった。私の種を孕めば、それなりの得があると思っていたんだろう」
(そればかりじゃないと思いますけど。アウレリオ様はご自分の容姿をご存じないんだろうか)
リオの視線をアウレリオは別の意味にとらえた。
「お前とは違う。お前は、私にとって特別な存在だから」
「特別な・・・俺が?」
「そうだ」
アウレリオがリオを腕の中に封じ込めるように抱きしめた。
「はじめて会ったときのことを覚えているか?」
「もちろんです。目の前に金色の天使が舞い降りたかと思ったんですから」
「はは、そんなことを言うのはお前だけだよ。あの時、私はお前の瞳が金色に光るのを見た。お前も魔力を持つ者なのかと、近くに置いて監視していたんだ」
「監視?俺を?」
「ああ・・・それには理由があるんだ。私を殺そうと、魔力を持つ子どもが私のもとに送り込まれたことがあった。その子どもは・・・」
アウレリオが言葉を飲み込み、リオは先を促すようにアウレリオの頬を撫でた。
じっとリオを見つめる瞳が、金色に変わった。
「気味が悪いか?この瞳に産まれて良いことばかりだったわけではない。私の母は、気味が悪いと私を遠ざけ・・・父は私にアウレリオ、つまり黄金と名付けた。父なりの皮肉なのか・・・それとも開き直りか。この金色の瞳は、私の一族の中で、特に魔力が強い者に現れる。聞いたことがあるか?私の先祖のことを」
むかし、村を訪れた騎士たちが笑いながら話していた。たしか、伯爵家の先祖の狂気の話だったような。
伯爵家の狂気は、使用人たちの間でも、公然の秘密だった。
「良くは知りません。ちょっと聞いたことがあるような気もしますけど」
アウレリオは大きく息をついた。
「私は、日頃魔力で瞳の色を変えている。金色の瞳は、恐ろしい魔力を持っていると宣伝して歩いているようなものだからな。かつて、私の先祖は王の血筋だった。凶暴で手が付けられない王子だったらしい。父王はそんな息子を嫌って、死んでもいいと最も危険な辺境に追いやった。それが、ここだ」
リオはこくんとうなずいた。
「凶暴な王子は、辺境では役に立った。どれほど魔物を殺しても、むしろ感謝される場所だから。だが、父王が死に、兄に代替わりすると、様子が変わってきた。兄王は凶暴な弟から軍隊を取り上げ、子飼いの部下だけを残して引き上げさせてしまった。先祖はどうしたら良かったと思う?すでに魔物をたくさん殺し、恨みを買っている。感謝している民は力を持たない。わずかに残った部下たちも、魔物に報復され傷ついている。仕方なく、悪魔と契約したんだよ」
*********************
(お礼)
本日も、お読みいただきましてありがとうございました。
お忙しいのにハートも広告も・・・重ねて、ありがとうございます。
少しずつ話しが進んでいますので、お楽しみいただけると幸いです。
あ!今日は五十話でした!きりが良い♡
今日はめちゃくちゃ寒かったですね!
今週から本格的な冬の寒さになるみたいです。
皆さん、防寒をしっかりして、冬を乗り切ってくださいね!
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