第一王子から断罪されたのに第二王子に溺愛されています。何で？

４５ 【番外編２】どうしてこうなった？ ６ ※背後注意

「ん、ん、リーランド、そこ、もうやだああ」

何故だ。何故私はリーランド相手に甘えた声を出しているのだ。

「もう、やめて、そこ、いじらないでぇ」

おかしい。
何故リーランドは私の尻の穴をいじり続けているのだ。
し、しかもだんだんと気持ちよくなってきたような気がする。

「ん」
リーランドは私に口付けると、舌で唇を開かせ、思いっきり私の舌を吸い上げてきた。

「んんん」
「気持ち良さそうだな」
「んー」

ついついリーランドにしがみついてしまう。
足を大きく開かされ、甘えきった姿を晒し続けている私はすっかり正直になってしまっていた。

「リーランド、気持ちいい。もっとしてぇ」
「ん」

そう言うとリーランドは私の尻に入れている指を2本に増やした。

リーランドが私の尻の中を指でかき回すと、めちゃくちゃ気持ちいい一点があった。
「ひっ‥‥‥」
思わず声が漏れる。
「ここ、いいか？」
「あ、ああ、ああん」
思わず喘ぎ声が出てしまう。

リーランドが指をすかさず増やす。
「あ、あああ、ひいい」
私は声が止まらなくなってしまい、思わず射精してしまった。

「へえ。才能あるじゃん」
リーランドはそう言うと、私の尻に私が今出したばかりの精液を塗りたくり、自分のアレを突っ込んできた。

「うわっ！何をするのだ！」
驚いて思わず叫ぶと、「はあ？」とリーランドが返してきた。

「あんた、今までなにやってるつもりだったんだよ。足おっ広げて尻に指突っ込まれてどうなると思ってたんだよ」
「え、えええ？」
「バーカ」
「えええ？」
「もう黙ってろ」
「え？」

リーランドはそのまま私の奥にペニスを押し込むとゆっくりと動き始めた。

こ、これは、セックスでは？

ま、まさかと思うが、セックスでは無いのか？

ほら、あの男女が致すやつ。

なのに、何故私が女のポジションに？

そういえば、閨の授業で習ったような‥‥‥

「集中しろよ」
私が目を白黒させていると、リーランドが腰を進め、何故か私の喉からは女のような喘ぎ声が出てきた。

「あん、あん、リーランドぉ」
なぜ、こんな甘えたような声が出るのだ。

「レン、レン、くっそ、かわいいな」

そう言うとリーランドは激しく動き始めた。

二人の身体が汗ばみ、体温の交換が気持ちいい。
これまでなかった感覚に、私の脳は真っ白になってしまう。

「リーランド、リーランドぉ♡」私がリーランドにぎゅっとしがみつくとリーランドは「うっ」と呻いて私の中でイってしまった。リーランドの精液が広がる感覚が心地いい。その感覚で私はまたイってしまった。


その後、ケダモノと化したリーランドに私は貪られ続け、4回目までしか記憶がない。
記憶がなくなった後何をされていたのか考えるだけでも恐ろしいが、あれだけ出したはずの体液は綺麗に拭き取られ、私の狭いベッドでギュウギュウに抱きしめられている状態で目が覚めた。

一晩につき一回ではないのか？日頃から鍛えている体力お化けだからなのか？筋肉ダルマ、おそるべし。