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96 ガラカメ症候群を発症しそうです。(すでに発症済み?)

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2022年5月25日

以前から、このエッセイの最初の方で熱心に「趣味の校正」を発動している話を書いていましたが、現在も修正好きは変わっていません。
そして、あるきっかけ(これは次回のエッセイで投入予定?)が原因で、修正から改稿作業へと進化を果たしました。

ゲーム的に言うと「藍音は修正好きから改稿好きに進化した」って感じです。

とりあえず、今連載中のヒロインちゃんに筆を入れましょう(パソコンだから本当は入力)と思ったところ、あまりに酷すぎて耐えられなくなり、修正なんて可愛らしいものではなく、ほぼ改稿作業になってしまいました。この改稿作業、実は単純に書くよりも2倍以上の時間がかかります。そして、「こんなの公開していいんかーい」というセルフツッコミに心をえぐられる羽目になります。

そして、あまりに改稿作業に時間がかかりすぎて、プロット作りができないし、続きが書けない、という自体に陥りました。

これって、これって‥‥‥

ガラカメ症候群じゃない?←でっかいフォントでお願いします。(連日すみません)

国民的名作少女漫画「ガラスの仮面」では美内大先生がコミックス化する際に全部の原稿を書き直していることで知られています。
そして、それが今に至るまでのガラカメの詰まりの原因の一つとも言われています。(あくまでも一つ、です)

私は子どもの頃から美内先生の作品が大好きで、多分デビュー作から遡って全部読んだんじゃないかな、と思うほど、読んだ覚えがあります。初期のホラーなんて当時ちびるほど怖かったです。もう最高。本当天才です。

正直ここでいくらでもガラカメについて語れます。
最初のラーメン屋では黒電話使ってるとか、携帯電話が初めて登場した時には読者がざわついた話とか。驚くと目が白くなるシーンを見ただけで爆笑しながら失神出来そうなぐらいです。ほんっとまじで大好きな作品です。
ちなみに私は亜弓さん派です。
紅天女はダブルキャストで!!‥‥‥ダメですかね?
(現実には普通にダブルキャストってありますよね?チーム制みたいにして)
いい加減に真澄さんもモジモジしてないで決めて欲しいところです。思春期の男子じゃないんだからさあ。
とはいえ、多感な高校時代は「真澄さん素敵ドキドキ‥‥‥♡」などと胸をときめかせたものでした。


それでです。

ぶっちゃけ改稿作業や修正作業は永遠にでもやってられます。
そしてその都度作品の完成度が増していくので一種の快感があります。

なので美内先生がなんでコミックスにする際に全部書き直していたのかが初めてわかりました。
そもそも、コミックスという長期間のこる媒体に掲載するにあたっては、どうしても書き直してよりいいもの、完璧なものにしたかったのだと思います。雑誌では締め切りに追われ、おそらくプロットの練り上げ不十分なままご本人が不本意のまま掲載したものも中にはあったことでしょう。
それは、大筋は変わらないものの、中くらいのプロットが完全に変わっていることからも明らかです。
私は本屋で雑誌を立ち読みした時に、大好きな亜弓さんが失明して大ショックを受けた(紅天女になれなかったらどうすんのよ!!と心の中で大騒ぎした)のに、コミックスでは全然目が悪くならなくてピンピンしていたので、まじでびっくりして、記憶違いかそれとも頭がおかしくなったのか、はたまた記憶の捏造かと悩んだ覚えがあります。(4巻先ぐらいで失明した模様。ちょっと記憶が曖昧です。昔すぎて)
雑誌の掲載原稿を見たらきっとかきむしりたくなるほど、書き直したくなっちゃったに違いないです。
(もちろん、私からしたら雑誌の掲載原稿は完璧です。でもきっと美内先生からしたらもっともっと良くしたい、と思ってしまったんだと思います。)

とはいえ!
やりすぎると、(私クラスでさえ)本編の執筆が終わらないことに気がつきました。

そうです。時間は有限だからです。
相変わらず当たり前のことに気がついては愕然としています。

でも、やっぱりぃ。
ほら、自分で納得したいしぃ。
ちょっとずつ、直しますから。続き物は続き書けよって感じですよね?
と、わかっていながら、やっぱり直しを入れたくてうずうずしている毎日です。

というわけで!もしお時間ありましたら、ヒロインちゃんをすでにお読みいただいている方。最初の3話は相当直ってます(ほぼ書き直しレベル)
よろしければ、ご一読くださいませ♡

でも、ヒロインちゃんも当初予定していた90話なんて書けんのかなと思って始めたのに、なんと100話を超えてしまいました。しかもそれを祝う間すらありませんでした。毎日アイス食べてるから毎日がお祝いだからいいです。
これで中断っちゃないので、もちろん続けます。
大丈夫です。本当にプロット作ってありますので。もうちょっと細かく作り込みたいんだけど。

そして、頭の中ではもう一つの未完の大作、「王家の紋章」がぐるぐる回っています。これも話したいこといっぱいあります。
もういくらでも出てきます。
流石に長い時の中で、私も結婚したり、引っ越したり色々ありましたので、今手元にはありませんが、少女漫画2大未完の大作を当時全巻持っていた自分が相当なオタクであることを再認識しました。

あーーー、しゃべりたい、しゃべりたい!!「王家の紋章」!!
もうこっちは完結してもしなくてもいいや。
悠久のナイルに身を委ねて、時の流れの中、お好きな方一緒に揺蕩いましょう!!
そして私はイズミル王子派です。

でも、しゃべってばかりでは自分の作品の執筆時間が取れません。それでは、また!!
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