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7 壮介 ※背後注意

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※ぬるいですが、背後注意です。
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そのあと2時間ほど部活で絞られた後、汗に濡れた道着を着替えようとしたが、着替えがなかった。
そういえば、そうだ。
制服はびしょ濡れなんだった。
いつもは置きっ放しのジャージも年末だからと昨日持ち帰ったばかりだった。
 
部活を始める前にちらほらと降り出した雪は、本格的に降り続け、校舎も校庭もうっすらと白く雪化粧に染まっていた。それほど激しくはないものの、凍りそうに寒い。
部活後のこの汗だく道着で帰るのはちときつい。
俺は一瞬顔をしかめたが、あっさり諦めた。

ま、仕方ない。裸で帰るわけにもいかないしな?
今更濡れた制服を着ることを考えるだけでも気分が落ちる。

(今日は、寒中トレーニングとしよう)

俺は道着のまま、リュックとお宝をくるんだ制服を抱えると、普段なら電車を使って通っている、1時間ほどの距離にある自宅まで走って帰った。
体を動かしていた方が寒くないに決まってる。
それに間近で見た勇太の瞳を思い出すだけで、いくらでも力が湧いてくる気分だ。

(一度でいいからあの髪に触れてみたい。柔らかそう・・・)

確かに、「姫」と言われるのもわかる。
華奢な体躯に、ふわふわした癖っ毛、大きな瞳、白い肌、長い睫毛。小さなピンク色の唇‥‥‥
うっすらと筋肉ののった体は間違いなく男のものだけど、存在そのものがなぜかまさに「姫」なのだ。
むしろその筋肉すら手を這わしてみたくなるほどエロいに違いない。
 
活発な勇太からしたら「姫」呼びは心外なのだろうが、これほどその呼び方がピッタリな人間がいるだろうか。

(なんか、いいにおいだったなぁ)

側に近づき初めて嗅いだ勇太の匂いは、俺を無条件で興奮させた。
もっと近づきたい。もっと、もっと・・・
ま、現実は厳しいがな。



その日の夜のことだった。俺が自室のベットの上でゴロゴロしていると、姫が突然訪ねて来た。
さも当たり前のように俺の部屋に入り、微笑んでいる。
その場には、あの柑橘の匂い。ぐらぐらする。

でも、おかしいよな?なんかスケスケの服着てんだよ。
エロ漫画に出てくる女の子が来てそうな短いやつ。
乳首とか大事なところとかなんかうっすら見えてて、エロくてイイね!

「壮介、好き・・・オレのこと、どうにでもして・・・」

え、いきなりの名前呼び!いいけど!大歓迎だけど!!
 
「え!良いのか?」
「うん。オレ、壮介のたくましさに惚れちゃったみたい・・・なんか抱かれたくてたまらないんだ」

こんな美味しい話があるのか?!あったら俺、迷わないよ?!

「いただきます!!」

俺は姫の口にむにゅっと口を押し付けた。
姫はエロく口を開くと、小さな舌を入れ、ゆっくりと俺の舌に絡ませて来た。

ぐっちょぐっちょ。 
なんか、こんな展開エロ漫画になかったっけ?

「あ・・・ん、もっとお」
 
いや、俺童貞だし、つたなくてスミマセン。

俺は姫の乳首を触ってみた。
 
「ああーん、感じちゃうう~~♡♡♡」

もう辛抱たまらん、姫の乳首見たい。
俺はどう脱がしたらいいのかわからないスケスケの服を首元から破った。

ビリリリリリーーーーー!!ガツン!!


「痛え」

俺は枕元のレースのカーテンを盛大に破りベッドのヘッドボードに頭をぶつけていた。 
夢かああああ。ま、そりゃそうだよな。
濡れたまま帰ってきて風呂に入ったあと、飯も食わずにそのまま寝てしまったようだ。
しかし、俺どういう寝相だよ。

「うん、でも良い夢だった♡」

むふふ。
俺のジュニアは臨戦態勢でガチガチだ。
その後、スケスケ姫をおかずに抜きまくったのは言うまでもない。

飯は俺が満足してからな!

だって若いんだもん。妄想力、バンザイ!

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