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Side:セラ・152b

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 ユマを追い払って、レアンドを送り出し、ついでに表層でマスクを外していたらしいエルを検査室へぶち込む。
 まぁ、エルは無駄に頑健だから検査キットを一つ無駄にするだけで終わりそうな気はしているけど。

 セラの所持した端末が音を立てる。
 メッセージを受信したらしい。

『ジュリアが開けたんじゃないってユマに言って』

 えー……と、セラは目に見えて嫌そうな顔をする。
 ユマはぱたばたと小走りに行ってしまったばかり。正直重い物を持ったり、走ったりするのはセラはあまり得意ではない。

 別にそんな弁明をしなくてもユママは怒らないだろうけどなぁ……。ジュリアと仲が良いし。

 セラにしてみれば、ユマは言動はおかしいけど、ただの可愛いいい子っだと思って居る。
 周囲に居る人間が、ユマを悪魔と評する事があるが、そんな物はただ戦争が上手なだけで、限られた人的資源を最大限上手く使って居るだけだし。
 少なくともあたしはなんの抵抗もないけど。

 うん!そういうのが普通はだめなのかな?
 あたしは別にいいかなって思うけれど。でもおおっぴらにそういう態度はとらないぞ。だって兄妹揃って人でなしとか、救いようがないしねー。

 それに、本当にちょっと変な言動を取るだけでいい子だと思うよ?だって本来なら、オーナー権限でかけたロックも、病院内なら『緊急』って扱いなら無理やり外せる様にする分別はある。

「ってユママどったの?」

 ばたばたと駆けて行った筈のユマが、今はセラしか居なくなった病室にひょっこりと戻って来ていた。

「いーやー?セラの作ったレポートが欲しいなあって思っただけ」

 わざわざ断りを入れなくても、勝手に見る事なんて幾らでも出来るだろうに。
 ああ、そう言えレポートで思い出した。

「ねね。ユママーあの子の事『サク』って呼んで無かった?レポートとカルテの名前記入欄、その名前にして良いかな?」

 名前がないと、後でカルテ探すときに、面倒なんだよねー。

「もともとさくはさくだよ?」

 無意味に左右にふらふらと揺れて、スカートの裾を揺らすユママが悪戯っぽく笑う。

「一応聞くけど、ユママが作った訳じゃないんだよね?」

「僕がそんなことするとおもうかぁあ!」

 にかっと、笑ってそれだけ言ってまたぱたぱたと走り去っていく。

「ねー!緊急でロック解除したの、ジュリアじゃないって伝えてってさぁー!」

 一応、周囲公認の人でなしクズ兄の伝言を伝えておく。
 既に結構な距離を走り抜けているユマは、『わかった』とでも言う様に手を大きく振って居た。
 
 やっぱり、周囲があれ程ユマを毛嫌いする意味が分からなかった。

「まいっか」

 正直、不思議に思ってもユマが嫌われようが、セラの感知できる外で何かしていようが、正直どうでもいい問題だ。

 まぁいい、で済ませてさくさくとカルテのデータを書き換える。空欄だった名前欄に『サク』と付け加える。
 ついでに手の空いてそうなスタッフを呼び止めて、レアンドが毟り取って行ってしまった為に、シーツの無くなったベッドの復旧を支持する。

「ただいまぁ。……サク?」

 わざわざ戻って来ないでもいいのに、エルは律義に病室まで戻って来る。一応、検査が済めばそのまま帰って良いって言ったのに。

 セラに声を掛けるままに、手元に開かれた画面を見て首を傾げる。

「そそそ。あの子の名前」

「……思い出したの?」

 ちょっと考える様にしてから首を傾げる。
 エルちん、ほわっといた見た目の通りに結構ぼんやりしてるからなぁ……と。こっそり苦笑する。うん。こっそり。

「違うー。なんか急遽ユママが命名した感じだね!ところでやっぱりエルちんは異常なしで検査キット一つ無駄にした感じかな?」

「普通に大丈夫だった、て聞いてよ。問題無しだったよ。それにしても急遽命名って……あの子本人はそれでいいの?」

 わー流石体力方面に全振りしてる奴だなー。

「知らない!聞いて無いからね!カルテは取り合えず分かればいいのだよ!」

 無い。やら、覚えてないなら、呼び名なんか何でも良いと思うけどね!言えないってパターンだったとしても。

「もーいい加減だなぁ。あのね、セラ……」

 そこまで言って、エルちんが何かを言い淀むようにしてちらちらあたしの顔を伺ってくる。
 どうせ、隠し事とか苦手な人なんだから、ずっぱり言えばいいのに。

「もーなんだよー」

 そんなちらちら見る位なら、さっさと言えば良いのに!

「セラは……あの子と話してた時、なんか引っ掛かるとこ、無かった?」

「うーん?」

 何を言いたいのかは分るけど、それについて話すのは……面倒くさい。とても。
 でもじぃっと見続けられるのも嫌だから、はああ、と大げさに溜息をついて向き直った。

「それってアレ?どうしてあそこに居たのか、とか表層についてもさっぱり覚えたない……っていうより、分かってないのに暫く寝たきりになって居た人間がどうなるか、とか、『離脱症状』とか『耐性』なんて言葉がほいほい出て来ちゃったのが、変だなぁー不思議だなーってことでしょ?」

 そう具体例を挙げると、引っ掛かっては居るけどはっきりしなかった部分が理解できた様でエルがああ、と頷く。
 でも直ぐにまた、腑に落ちない様な表情をして首を傾げる。

「ねえ、セラ。それって、本当はあの子はちゃんと分かっていて隠してる……って事があったりする?」

 それはあたしも分からない。分からないから、知らない。としか答えようがないよね。
 そもそもエルちんが何を心配してそんな事を気にして居るのかは分らない。興味ないから、考えなくてもいいやって気分。

「可能性は有るんじゃないの?作った誰か、または組織を庇ってるとか」

 それこそユママーは凄く気に入ってるみたいだから、あの人のお人形さん。という可能性とーかですかねー?

「それか、本当に分ら無くなってる、または忘れようと努力してる」

「……?」

 小さいタイプの犬みたいな顔してエルが首を傾げる。
 おばかさんだなー。とは思うけど、口にはしないでうりうりとほっぺを突っついておく。

「あたしの専門じゃないけど、人間っていわゆる『トラウマ』?に成る様な酷い出来事があった場合ね?普通に生きていてそれを忘れていくって事は難しいのですよー。んでんで、人間のね、防衛手段として意図的にその記憶を封印しちゃう様な事が起きるの。健忘症だね!その場合は本当に忘れてる。というか無かった事になる。うん」

 もう一度、専門じゃないけどね!と付け足す。

「……ジュリアなら分かるかな?」

「分かる分からない以前に、解体されそうだけどね!ジュリアに引き渡したら」

 ものすっごい確信でもって想像ができる。

「ねえ。それより、ちょっとレアレアとサクちゃん迎えに行かない?時間かかり過ぎ。無理させてんなーって自覚は有るからさ!意識の無い人間抱えるのって結構大変なんでしょ?」

 輸液のパックと針、チューブの類を引っ張りだしてエルに押し付ける。大した重さもないけど、せっかく荷物持ちが居るなら任せた方がいいもんね。
 渡せば文句も言わずに持ってくれるし。

「サク……は何であそこに居た、と言うより作られたんだと思う?なんとか、ここで生活できたら良いんだけどね……」

「物体としては思いっきりアウトだけどね!アウトよりのアウトだよ!正直、あたしもどうすんだ、これ!?ってなる」

 そっかぁ……と呟いてエルは口を噤みそこから黙ってしまう。

 何で作られた、か。
 なんでだろうね?

 そもそも人間に基準を設けられているのは、無尽蔵に兵士を作らない為、だし。
 正式な条約として記録が残る訳では無いけど、暗黙の了解よろしく『だいたいこれ位』という基準が設けられた。
 それでも、だいたいの人間同士の決め事がそうである見たいに、破る奴も居るし、バレなきゃ問題無い。と思って居る奴は結構な数いる。

 むしろ、あんなに律義に守ってるのってユママ位な気がする。

 昔はどうだったか知らないけど、今居る各地の統治者なんて自分の土地で好き勝手に遊んでいれば満足で、積極的に他人の玩具箱の中身までちょっかい掛けようなんて思わない。
 ただ、より大きな玩具がしまえる玩具箱が欲しく成ったら、近くの奴に殴りかかる事はあるけれど。

 でもどう考えても、サクは兵士向きでは無いと思う。もしちゃんと健康体だったとしても、あれじゃあレアレアより弱っちいよね。ずるして籍を取ったレアレアよりね!!
 そもそもん入力口も付いてない時点で、どう足掻いても戦闘面でも労働面でも使えそうには無いし。

 それだとしたら、愛玩か嗜虐心の対象、とかかな。だって、人間って面白い位加虐性に満ちた生き物だもんね。
 太古の人類ってそれで滅んだんじゃないの?ってあたしは思ってるけど。関係ないからどうでもいいや。

 うーん……それにしても、あんなに確り自我が付いてるのが不思議なんだよなぁ。たったひとりだけにあんなに手間かけるかー?
 
「セラどうかしたの?」

 ぐるぐる考えて居たら、エルに声を掛けられた。考え事位させろよう!

「いやー?サクちゃってオナホの可能性が一番高むぐっ」

「ちょっとセラ!?そんな言葉何処で覚えるの!?」

 最後まで言う前に、顔面を引っぱたく勢いでエルに口を塞がれる。輸液セットは落として居ないのは、エルの真面目で良い所だ。

 それにしても、衝撃が地味に痛い……!ひどい。
 小指だけを掴んで外側へぎりぎりと曲げる。力が無くても拘束から逃れる方法。とジュリアが言っていた。

「いたたたたっ!ごめ、ごめんね!?勢いつけ過ぎたよね!?小指もげちゃうからやめて!でも女の子が公共機関の真ん中でそういうの言っちゃだめだだと思うんだよ!」

「あたしもう女の子とか言う年齢じゃないしー。それにエルちんこれぐらいでもげないでしょ?」

「もげなくても痛いものは痛いからね……?」

 若干涙目だ。ヘタレだ。ヘタレ。やーい。

「レアンドには、その話しないでね?」

 ヘタレが何か言ってるけど、それはあたしも賛成。絶対に面倒だし。
 『面倒だし』と口にするとまたエルちんが煩いので、黙ってうなずく。丁度浴室の前まで来た所だし。
 脱衣室からは音がしないから、まだお湯を使って居るのかな?沈んで無いと良いけどなー。

「おーい。入るぞー」

 あああ、セラは外で待ってなよ!と背後で聞こえるが無視して突入。

「レアレア!まだー!」

 濡れると嫌だから、ストッキングは脱ぎ捨ててそのまま浴室の扉を開ける。

「ここ男湯!!」

 叫ぶと同時にサクちゃんを抱えたまま首までお湯に潜る動作をする。女子か!
 案の定疲れか、血流の不足かで意識無くなってるサクちゃんの首を支えている。赤子か!

「気にすんなよー。あたしなんかお前ら両名の裸見てんだぞー。職務上仕方なく見ちゃってんだぞー!洗ったんならさっさと上がれー!脱水症状出ちゃうだろー。それともなんだ!全裸で抱き合ってたいのか変態ー」

「お前ほんと一回口縫い合わせろ!!」

 煽るとすぐレスポンスが有るからあたし結構好きだなー。

「うんうん。冗談はさて置き輸液持ってきたから早めに上がって。サクちゃんの負担になるから」

「……サク?」

「うん。その子。ユママーがサクって呼んでたから」

 ありゃ。あからさまに不機嫌そうなお顔。面白いね。自分が拾ったから、名前付けたかったのかな?いいじゃん。レアレアいろいろ拾ってきてるんだし。

「エル、上がるから手伝ってくれ」

 にやにや見てるあたしを無視してわたわたとズボンの裾を捲っているエルちんの方を向いて声を掛けた。
 一瞬で不機嫌になったけど、あたしが原因ってだけじゃないよね?図星って訳じゃなくても、『なにか』に掠ったかな?




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